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Nintendo Switchが「無線LANにつながらない?」原因と対策をご紹介

Nintendo Switchを寝室に持って行ったら、同じ場所にあるスマホは繋がるのに「Switchだけ無線LANにつながらない(インターネットに接続できない)」という問題が発生……。色々と試してみたら解決できたのでご紹介します。(^o^)b

ポイントは……

  • スリープを解除するタイミング
  • それでもダメなら再起動

です。

では、詳細を見て行きましょう。

きっかけ

まずは私の環境の説明です。

私は通常、Nintendo Switchをパソコン部屋へ置き、ドックからパソコンモニターへHDMI接続して遊んでいます。

ドックからは有線LANで接続しており、無線LAN親機(以降APと記述)もこの部屋にあります。
(パソコン部屋が最も無線LANの電波が強い)

寝る前にもう少し遊ぼうと思い、Switchをドックから取り出し、寝室へ持って行きました。

「もうちょっとやるか〜」

とスリープを解除。スプラトゥーン2の一人モードである「タコツボキャニオン」を数回やって、ちょっと慣れた感じがしたので

「よし、対戦だ!」

とロビーへ移動。接続を開始します。

スプラトゥーン2 ロビーから接続
スプラトゥーン2 ロビーから接続

すると……

 

ネットワークに接続できません。

Switch「APに接続できない」画面
Switch「APに接続できない」画面

パスワードを入れなおしますか?

Switch「パスワード入力をやり直しますか?」画面
Switch「パスワード入力をやり直しますか?」画面

と言う表示が……。

あれ?

同じ場所にあるスマホを確認すると

繋がっている……

これは一体??

試しにスマホの通信速度を確認すると

30Mbps出てるw

スマホ「Switchが繋がらない状態」と同じ場所での状態
スマホ「Switchが繋がらない状態」と同じ場所での状態

 

スマホから見ると全く問題がない……でもSwichは繋がらない……。

なんだこれは??(゜゜)

これまで問題なく使えていたのに、何度接続を試しても繋がりません。

でも、この日は諦めて就寝……。orz

 

次の日……。

 

再び寝る前に寝室へ持ち込んで遊んでみることにしました。

すると……繋がってる。

何が起きているのだろう??と不思議に思ったので色々試してみました。

状況を整理します

  • パソコン部屋(APがある、電波が最も強い部屋)では、スマホもSwitchも繋がります。
  • 寝室(電波が弱い部屋)へ持っていくと、スマホは繋がるのにSwitchは繋がったり繋がらなかったりします。

普通に考えれば「電波が弱いだけ?」と思えるのですが、同じ場所のスマホが全く問題がなく繋がり、且つ30Mbpsの通信速度が出ていると言う好環境にあるのです。w

だとすれば

「Switchの無線LAN接続方法には、独特の癖のようなものがあるのかな?」

と考えました。

電波強度の問題?

最初に疑ったのが

「Switchが無線LANに接続できる、必要電波強度が厳しいのではないか?」

です。つまり

「Switchはスマホが接続できる電波強度よりも、より強い電波がないと、無線LAN接続できないのではないか?」

と言う意味です。

それでは、早速検証してみましょう。(^o^)/

必要な電波強度を検証する

検証方法は以下の通りです。

  • 最も電波の弱いポイントから、徐々にAPへ近づきながら、スマホとSwitchの状況を記録する。

スマホの電波の強さと通信速度はAndroidのアプリ「RBB TODAY SPEED TEST」を使いました。

まず寝室の「遊びたい場所(繋がらない場所)」でテスト。

Switch「接続できない画面」
Switch「接続できない画面」

やっぱり繋がりません……。

この時のスマホの状態は……

スマホ「Switchが繋がらない状態」と同じ場所での状態
スマホ「Switchが繋がらない状態」と同じ場所での状態
  • 電波強度:-46dBm
  • 通信速度(下り):33.12Mbps

うん。悪くない。むしろいい状態。w

因みにスマホで「ギリギリ繋がっている感じ」の電波強度は「-70dBm」位。これに比べると「全然電波が足りている」数値です。
※この電波強度の数値は小さくなるほど電波が弱いと言う意味です。
(-10dBm:強い > -100dBm:弱い)

 

次に少しだけAPに近づけます

 

あ。繋がった。w

Switch「繋がった状態」
Switch「繋がった状態」

この時のスマホの状態は……

スマホ「Switchが繋がった時の状態」
スマホ「Switchが繋がった時の状態」
  • 電波強度:-39dBm
  • 通信速度(下り):38.76Mbps

なんか「すんごい微妙な差で繋がる」のですね……。「7dBm」しか違いがありません。「距離にして50cmくらいの違い」です……。(^_^;

この結果からすると、どうやら「電波強度:-40dBm付近がSwitchが無線LANに繋がる・繋がらない境目」の様です。

検証中に気づいた「Switchが無線LANへ接続しようとするタイミング」

で。

この検証を行っている最中に一つ気づいた事がありました。

Switchはスリープを解除する度に無線LANへ接続しにいく

まぁ考えてみれば当然なのですが、Switchはスリープする度に無線LAN接続が切れます。これは「電池の消費を抑えるために、スリープ時は無線LANをOffにする」と言うSwitchの仕様です。

だとすれば……

電波のいい状態の場所でスリープを解除してから、電波の弱い場所へ移動して遊べばいい?

と想像できます。

やってみましょう。(^o^)/

 

  • Switchのスリープを電波の強いところで解除して、無線LANへ接続させる
  • (接続を確認後)スリープせずに、そのままSwitchを電波の弱いところへ持っていく

 

 

おお、繋がってる!

Switch「無線LAN接続してから、スリープしないで移動した結果」
Switch「無線LAN接続してから、スリープしないで移動した結果」

通信速度(下り):6.9Mbps

通信速度がすんごい遅いですね!ww 同じ場所のスマホとは通信速度が全く違う。ww でも繋がっています。

因みに、この状態で「マリオカート8とスプラトゥーン2の通信対戦をやってみたら、どちらも全く問題なく遊ぶ事ができた」ので、一応書いておきます。(^_^;

 

と、言うことは……

  • うまく繋がっていた時は「スリープしないで持ち運んだから」
  • 繋がらなかった時は「スリープして持ち運んだから」

と言うことですね。w

まとめると以下の通りです。

  • Switchが無線LAN接続するためには、-40dBm以上(推測)の電波強度が必要
  • 電波が弱い部屋へ持ち運ぶ際には(無線LAN接続が切れてしまい、再接続できなくなるので)電波が強い部屋で接続させてからスリープさせずに移動する

と言う事がわかりました。

なので、これを守れば電波が弱いところでも通信対戦ができそうです。さらに……。

それでもダメなら再起動

つい先日、上記の事をやってみてもダメだったのに、再起動したらつながるということがありました。なので上記の方法でもダメなら「Nintendo Switch本体の再起動」をお試しください。

スイッチを再起動する

スイッチを再起動するのは簡単。

  1. 左上部にある電源ボタンを長押し
  2. 「電源オプション」を選択
  3. 「再起動」を選択

これだけです。さらにもう一点……。

バージョンアップはこまめに

実はバージョンアップによって、これまで繋がりづらかった場所で繋がるように変化しています。Nintendo Switch本体のバージョンアップはこまめに行うようにしましょう!

Nintendo Switchを有線接続したいなら↓

無線LANの通信環境を改善したいなら↓

 

Nintendo Switchの関連記事(タグアーカイブ)はこちら

電波が十分なのに動画が停止する原因と対策

「無線LANの電波は届いているのに、Moiveが途中で途切れる!?」という経験をされていませんか?

私も実際にそうなって、いろいろ試してみた結果、一応解決できたのでその経緯をご紹介します。

最初は気にしてなかった

実は随分前からこの症状は出ていたのですが、そうではない時もあったので「何が起きているんだろう?」と思ってはいたのですが、これまでそれほど気にとめていませんでした。

短い時間で繰り返し停止する様になる

しかし、そのうち「連続で、短い時間で止まる」ことを繰り返す事がありまして……

どうにも我慢ならず、「これって絶対何か原因がある!」と一念発起して調べてみたのが始まりでした。

まずは「考えられる原因」を列挙して見ましょう。

 

原因を考えてみる

電波が弱いわけじゃない

スマホに届く無線LANの電波は弱くはありません。つまり十分な電波が届いているのに止まる。

感覚的に言うと「Webを見ているだけなら止まらないのに、Movieを見ていると止まる」のです。

と言うことは……

一時的に電波が途切れる事があり、それが(連続で通信している)Movie閲覧時にだけ気づく事ができる状態

なのではないか? と思いました。

実際にMovie再生中に止まる状態を観察してみる

そこで、何度かネットからMovieを再生しながら止まった時の状態を観察してみると……

Movieが停止したとき、無線LANのアンテナ表示が消える!?

事がわかりました。つまり……

一瞬、無線LANの電波が受信できなくなっている

と言う意味です。

もう少し詳しく言うと…

  • これまでつながっていた無線LANの電波が接続していない状態になる。
  • 5秒くらいで元に戻る

と言うことを繰り返していたのです。

 

もっとよく観察してみる

ここで、Movieの再生をやめ、無線LANの電波の状態を観察してみることにします。

いつもお世話になっている「WiFi Analyzer」を起動させたまま、「ジーッ」と観察してみます。

すると…

何度も何度も「2種類の電波(1つの無線LAN親機から発信されている2つの電波)」を交互に切り替えている

のです……

あ、やっぱり!

と思いました。w

電波状態の変化

少し解説します。

1つの無線LAN親機から発信されている電波は一つではない

1つの無線LAN親機からは同時に複数の電波を発信しています。

例えば……

バッファローのWSR-2533を例にすると

この機種は「無線LAN規格:IEEE802.11a/b/g/n/ac」に対応しています。

この場合、普通に電源を入れて、AOSSを使ってスマホをセットアップすると…

  • 11aの電波
  • 11bの電波
  • 11gの電波

の3種類の電波が発信されます。

そしてAOSSなどの自動接続機能を使った場合、(スマホがこの3種類の電波に対応しているなら)スマホにはこの3つの電波が同時に使えるようにセットアップされます。

※スマホに手打ちでパスワードを登録して、1種類しか登録しなかった場合、以下に説明する現象は起きません。

全て同じ無線LAN親機から発信している

ここでちょっと考えてみてください。

これらの電波は全て同じ無線LAN親機はら発信されています。

ということは…

全て同じ強度

の筈なのです。

まぁ、厳密にいうと「周波数や距離・障害物の有無によって電波強度が変わる」のですが、基本的にはほぼ同じ強度で電波が出ています。

最近のスマホOSは頭がいい

そしてこれら3つの電波をOSが「一番いいものに切り替えて使っている」のです。

もうわかりましたか?(^_^;

この3つの電波をOSが切り替えるから、切り替えている間はMovieが途切れるのです。

例えば…

11aの電波を使っている状態でMovieを再生し始めました。

この時、3つの電波は以下のようになっていました。

  • 11a:-30dbm
  • 11b:-34dbm
  • 11g:-40dbm

この時点では11aが最も強い電波なので、OSは11aを選択しています。

電波は常に強さが変化しています。

数秒後、電波の強さが以下のように変化しました。

  • 11a:-30dbm → -35dbm
  • 11b:-34dbm → -29dbm
  • 11g:-40dbm → -38dbm

この時点で最も強い電波は 11a → 11bに変化しました。

この瞬間、OSが電波を「11a → 11b」へ切り替えるのです!w

厳密には「この瞬間」ではなく、一定時間で監視を行っており、そのタイミングで切り替わるのだと思います。w

利用する電波が切り替わる時、電波が途切れる

これは「無線LANの電波を切り替える」と言う機能なので、その切り替えの際に「一時的に電波がない状態」が発生します。

その「無電波状態」の時に…

普通の使い方(Webを見ている時)なら「気づかない(サイトが重いだけだと勘違いする)」のですが、Movieのように連続するデータを見ている場合、「明らかに停止する」ので気づいてしまう(ストレスになる)のです。w

対策

スマホで利用する電波を限定する

元々複数の電波を同時に利用でき、それぞれを勝手に切り替えてくれる素晴らしい機能なのですが、Movieに限定するとそうも言っていられません。(^_^;

そこで…

スマホで使う電波を決めて、それ以外の電波の登録を削除することにしました。

原理

3つの電波が使える様になっているから、常に切り替わってしまうのであって、1つに絞ったら切り替わらない。

そう言う簡単な原理です。w

Androidの場合

画面上からプルダウンして、歯車アイコンをタップ

電波の登録を削除(Android)1
電波の登録を削除(Android)1

Wi-Fiをタップ

電波の登録を削除(Android)2
電波の登録を削除(Android)2

削除したい電波を長押し

電波の登録を削除(Android)3
電波の登録を削除(Android)3

ポップアップから「ネットワークを削除」

電波の登録を削除(Android)4
電波の登録を削除(Android)4

これで削除した電波の登録がなくなったので、スマホはこの電波へは接続できなく(しなく)なりました。

 

iOS(iPhone,iPad)の場合

設定 > Wi+Fiをタップ

電波の登録を削除(iOS)1
電波の登録を削除(iOS)1

削除したい電波のIDの右側にある「i」をタップ
※私のiPhoneは電波が一つしか登録されていませんが、この現象でお困りの方はこのほかにも複数登録されている筈です。

電波の登録を削除(iOS)2
電波の登録を削除(iOS)2

電波のIDが間違っていないか確認して「このネットワーク設定を削除」をタップ

電波の登録を削除(iOS)3
電波の登録を削除(iOS)3

これで削除した電波の登録がなくなったので、スマホはこの電波へは接続できなく(しなく)なりました。

 

再度必要な場合は登録する

これで一応解決していると思いますが、元に戻したい場合は「再度電波を登録する」ことで戻す事ができます。

AOSSなどの自動登録を利用しているならば、再度自動登録させると「足りない電波(登録を削除した電波)だけ追加される」ので安心して試す事ができます。(手動登録だとかなり面倒ですが…)

是非、お試しあれ。(^o^)/

クロームキャストの原理

クロームキャストが不安定な原因と対策の続きです。

クロームキャストが停止したりカクついたりするので、色々と調べていましたが、実際のところ「クロームキャストってどう動いているの?」と気になったので調べてみました。

クロームキャストの原理

とても勘違いされやすい原理

クロームキャストが不安定な原因と対策でも書きましたが、クロームキャストの原理はとても勘違いされやすい……。というか、私も勘違いしてました。

※クロームキャスト対応アプリを利用する場合とミラーリングの場合でこの原理は違っていると推測されるので、それについては後述します。この二つの違いを気にしながら読み進めてください。

まずはグーグルが「クロームキャスト対応アプリの作り方」で紹介している原理を簡単にご説明します。

グーグルが「クロームキャストアプリを作る方法」で解説している原理

まずご説明するのは「アプリがクロームキャストに対応している場合」の話です。

この情報は「Googleが説明している、アプリをクロームキャスト対応させる方法」が元なので、「アプリがクロームキャストに対応している(させる方法)」という前提で書かれています。

データ参照元

詳しく書くとナニなので、要約します。

3つの相関図

AP(無線LAN親機)・スマホアプリ・クロームキャストの3つは以下のように動作しています。

APとスマホとクロームキャストの通信相関図

 

動作フロー
  1. スマホからクロームキャストを検索して接続
  2. 接続したら、クロームキャストへ再生アプリ(HTML5)を送信
  3. クロームキャストのアプリとスマホのアプリの接続が完了
  4. スマホのアプリで再生するMovieをクロームキャストのアプリへ指示
  5. クロームキャストのアプリが、指示されたMovieを直接APへ取りに行き、再生する
  6. 以降、スマホアプリからの指示があるまでクロームキャストのアプリは勝手に再生を続ける。
再生が始まるとスマホとの関係はなくなる

ここで驚いたのが、クロームキャストでの再生が始まってからは「スマホは何もしていない」事です。

いえ、厳密には一時停止したり、違うMovieの再生を指示したりするときには通信しているのですが、「ただ再生しているときには何もしていない」のです。

試しにクロームキャストへ再生を指示してから、スマホの電源を切ってみたら……

ちゃんと再生し続けている!w

つまり…

スマホアプリは指示するだけで、「Movieデータを送信していない」のです。

 

アプリがクロームキャスト対応している場合、最も重要なのは「クロームキャスト本体とAPの電波状況」

以上のことから、アプリがクロームキャストに対応している場合は「APとクロームキャストの電波状況」が最も重要であるとわかりました。

クロームキャストとAPの電波状況を改善してみる

それならと思い、AmazonからHDMIの延長コードを購入。

クロームキャストがAPの電波を受けやすいように、テレビの上へ配置してみました。

電源ケーブルは元から付属していた「長いもの」に交換します。
※この時点で前記事で導入した、L型USB電源コード↓はタンスの肥やし化決定……。

その結果

良くなったような、変わっていないような…。

正直いくらか良くなっているんだろうけれど、体感するほどではない

です。w

まぁ、こういう小さな積み重ねが結果に繋がる可能性もあるので、一旦はこのまま運用してみます。

それなら、クロームキャストは有線LANで良くない?

ここで疑問。

そういう原理なら「クロームキャストは有線LANにした方が良かったんじゃないか?」

と思っていたら……

↓そういう機種もあった。w

Chromecast Ultra

[商品価格に関しましては、リンクが作成された時点と現時点で情報が変更されている場合がございます。]

Google Chromecast Ultra
価格:9720円(税込、送料無料) (2017/6/7時点)

 

 

特徴は……

  • 2016年11月22日発売
  • 有線LANが使える(無線LANも使える)
  • 4K・HDR・ドルビービジョン対応
  • 従来のクロームキャストに比べ、1.8倍高速

最初から出せー!

と思います……。

要するに「有線LANにしないと、もう無理。4Kとか無理。」ってことなんでしょう。w

有線LANの機種が出ているということは…

(繰り返しになりますが)「無線LANしか使えないクロームキャストはAPとの電波状況が重要である」事がほぼ確実だと言えます。

 

ミラーリングとリモートディスプレイ

ここで勘違いしていただきたくないのですが、実はクロームキャストの動作の種類の一つに「リモートディスプレイ」というのがあります。

これは「スマホでプレイしているゲームを直接テレビに映し出す機能」で、ミラーリングと同じ動作をしていると思われるのですが、その詳細は定かではありません。

なのでこの種のアプリの場合「アプリがクロームキャストに対応している」のに「ミラーリングとして扱う必要がある」のです。

(ガイドに「このAPIはまだβ版です」と書かれている……ということはこの機能を使ったアプリは公開されていないのかも??)

この判断基準は「再生対象が」……

  • ネットからクロームキャストが直接引き出せるもの
  • スマホの画面を送信しないと実現できないもの(ゲームのようなリアルタイムで画面が生成されるもの)

の「どちらなのか」です。

上はこれまでお話しした「アプリがクロームキャストに対応している動作」をしますが、下は「ミラーリングと同じ動作」をすると思われます。

次にミラーリングの説明です。

 

ミラーリングで見る場合はハードルが高い

ここで「アプリが対応している場合」と「対応していない場合(ミラーリング)」の動作を比較して見ましょう。

アプリが対応している場合は前述したので省略しますが、ミラーリングの場合、最も大きな違いは

「スマホがMovieを作る必要がある」ことです。

ちょっと大きく(ざっくり)言いすぎた感じがしますが、要約するとそういうことです。w

アプリが対応している場合

  • ネット上に存在するMovieを直接クロームキャストが再生する。
  • イコール「再生中にスマホは必要ない」。

ミラーリングの場合

  • ネット上に存在しないものをTVに映す必要がある。
  • イコール「スマホがリアルタイムで映像を作っている」

……いかがですか?これだけで「そんな大変なことやってんの!?」と思いません?(^_^;

というか「なんか、現実的じゃない」感じがします…。

 

以上のことから、ミラーリングの場合、電波状況及びスマホの能力がとても重要であることがわかりました。

相当ハードルが高いと言えるでしょう。

 

クロームキャストがカクつく対策

結局は無線LAN?

ここまでを踏まえ「結局は無線LANの状態が重要なのでは?(無線LAN以外の対策は不可能なのでは?)」と想像できます。

まぁ、前記事で「自分でできる対処」は書きましたが、結局のところ「スマホの動作を軽くする」と「通信状態を良くする」。この2点に限られます。

加えて「ミラーリングの際は、スマホそのものの能力も重要」で、しかも相当の能力がないとキツそうだと感じます。

リモートディスプレイのiOSの開発項目に書いてあったこと

因みに「リモートディスプレイのiOSの開発ガイド」に以下のような記述がありました。

iOS向けのリモートディスプレイAPIを使用するアプリでは、少なくとも512MBのRAMを搭載したデバイスが必要です。RAMが1GB未満のデバイスは420pでのキャストに限定されています。キャスト受信機は480pから720pまで高品質です。

720pで高画質ですか…。w

まぁ、RAMも必要でしょうけれど、むしろCPUと通信速度の方が必要な気がします…。

 

Amazonビデオをメインで見たい

私の最近のクロームキャストの利用法は「Amazonビデオをみる」事です。しかしカクカクしたり、クロームキャストが再起動したり、停止したりと結構散々で「他の人はちゃんと使えているのかなー?」と思うほどでした。

それでも騙し騙し見続けています。w

さて、ここまで分かった事を踏まえ、Amazonビデオの場合を考えてみます。

Amazonビデオはミラーリングでしか見られない

Amazonビデオはクロームキャストの競合商品である自社製の「Fire TV」での閲覧を勧めています。

裏を返せば「競合他社商品に対応するつもりはない」のです。w

故に、いつまで待ってもAmazonビデオアプリがクロームキャストに対応することはありません……。orz

その結果、Amazonビデオをクロームキャストで見る場合、必ずミラーリングする必要があります。

それはつまり…

かなりハードルが高い状態で、クロームキャストを利用している

という意味でして……。

「それって無理ぽ……」

と思えてきました……。orz

 

まぁ、全然見られない訳でもなく、これまでは「若干カクカクした状態」でも見続けているのですが……

「そろそろ何かちゃんとした対策を考えないといけないかなぁ……」

と感じています。w

結果、Amazonビデオをクロームキャストで見る対応策は、これまで通りの「スマホの動作を軽くする」ことと「無線LANの環境を改善する」ことくらいしかありませんでした…。

とても微妙な締めくくりですが、今回はここまでです。orz

とは言え、対策が何もないわけではないので、是非↓前記事もご確認ください。

記事:クロームキャストが不安定な原因と対策

 

■自宅の無線LANを見直すなら、こちら↓の記事がオススメです。

記事:無線LAN親機-ベストな配置場所とは?
記事:無線LAN親機-アンテナの角度と本体の向きとは?

 

無線LAN親機 - 正しいアンテナの角度と本体の向きとは?

WiFi
WiFi

無線LAN親機のアンテナの角度・曲げ方ってどうするといいのでしょう?

もちろん、新しい機器を購入・更新すればより良い通信環境が得られますが、現在持っている機器だけでもっと通信速度を上げるためには、何をすれば良いのでしょうか?

前記事「ベストな配置とは?」の続きです。まだご覧になっていない方はこちらを先にご確認ください。

※情報元はバッファロー社のHPです。

実際にやってみて分かった事

実際にこれからご紹介する内容をやってみた結果、効果がありました。その上で「そうなんだ!?」と驚いた事があったので、最初に書いておきます。(^_^;

無線LAN親機は正面を向いている状態が正しいわけじゃない

普通に考えると「無線LANの親機って正面をこちらに向けて置くのが正しい」と思いませんか?私もそうだと思ってロゴとLEDが表示されている「機器の正面を自分に向けて置いてた」のです。つまり……

「ロゴとLEDがついている側に電波が飛ぶ」と思っていた

のですが、実はそうではないんです。(^_^;

私が使っている無線LANの親機は「バッファローのWZR-AGL300NH」です。

WZR-AGL_300NH
WZR-AGL_300NH

この機種は正面から見ると左側にアンテナが3本立っています。この場合、普通に考えると「この写真の正面をこちらに向ける」ように置きますよね?ところが……

これを図のようにここに、この角度で配置した場合、この家を囲うようには電波が飛ばないのです。(理由は後述します)

電波はこう飛ぶ
電波はこう飛ぶ

アンテナの角度は写真の通りが正しいわけじゃない

アンテナの角度も同様で、写真にあるような3本を垂直に立てるのがベストではなく、扇状に広げることで、面を構成させる。さらに電波を飛ばしたい方向へ、親機本体を向かせる必要がありました……。orz

WZR-AGL_300NH
WZR-AGL_300NH

アンテナの本数が増えると電波の向きを複数に分ける事ができる

個人的には「アンテナの数が増えればそのぶん強い電波が飛ぶのだろう」程度に考えていました。その考え自体は間違ってはいないのですが、それだけではなく、別の意味もあったのです……。
( ̄Д ̄;)

それでは詳しく見て見ましょう。是非、最後までお読みいただき、可能な対策をやってみてください!(^o^)/

アンテナのついている機種とついていない機種

無線LANの親機には……

  • アンテナがついていないもの
  • アンテナがついているもの

があります。また、アンテナの数も1~4本と様々です。

アンテナがついていないもの

外見でアンテナがついていないように見える機種です。実際にはアンテナが内包されており、外からは見えないだけでアンテナがついています。この機種の場合は「アンテナの角度が調整できない」ため、「設置場所」のみが有効です。(一応可能性として本体の向きについて後述します)

アンテナがついているもの

外見でアンテナが1~4本ついている機種です。この機種はアンテナの角度を調整することで、電波の飛ぶ方向を変更することができます。「設置場所」と「アンテナの角度を調整」の両方が有効です。

では、詳細を見てみましょう。

アンテナの角度と本体の向きを調整しよう

ここでは無線LAN親機からアンテナが出ていて、それを自由に曲げられる機種が対象です。(可能性として、アンテナが出ていない機種の本体の向きについても後述します)

ではそれぞれの機種の「電波が出やすい方向」を確認しましょう。

アンテナが1本の場合

▼電波が飛ぶ方向

アンテナが1本の場合、電波はアンテナに対して垂直に飛んでいます。(アンテナを垂直に立てた場合、電波はアンテナを取り囲むように水平方向に飛んでいます)

アンテナ1本 電波が飛ぶ方向
アンテナ1本 電波が飛ぶ方向

電波の方位は360度で、(ある意味指向性はあるといえばあるのですが、単一方向に飛ぶという)指向性はありません。

▼曲げると

アンテナを曲げた場合、電波は(アンテナに対して垂直方向に出ているので)アンテナの角度に合わせて斜めに飛びます。

アンテナ1本 曲げると
アンテナ1本 曲げると
▼ベストな角度

1フロア(1階層)で使っているならば、アンテナは垂直に立てるのがベストです。斜めにすると水平方向と垂直方向を両立させる贅沢な角度になりますが、この場合どちらも弱めです。垂直方向(上下の階)を重視したい場合はアンテナを水平に倒します。

アンテナ1本 倒すと
アンテナ1本 上下の階を重視するなら

「水平に倒す場合」は、可能であれば本体の外側へ倒しましょう。そうしないと本体が電波の邪魔をしてしまいます。または本体そのものを倒すとかして、本体がアンテナの邪魔にならないように注意しましょう。また、本体を置いている台も電波の邪魔になってしまうので、可能であればアンテナが台からはみ出すように置きましょう(2階に設置して、1階にも電波を届かせる場合の考え方)。

アンテナが2本以上の場合は面になる

実はここが「私が一番驚いた内容(最もお伝えしたい内容)」なのですが……

アンテナが2本以上になると、それら複数のアンテナで構成される「面」として機能する事が出来るようになり、「電波はその面に対して垂直に飛びやすくなる」。

のです!ご存知でしたか?(^_^;
ちょっと語弊があるので訂正します。

「アンテナが1本の場合、そのアンテナに対して垂直に飛ぶ」と書きました。この内容と「2本以上になると面として機能する事が出来る」は近い内容なんです。

解説すると

アンテナが2本の機種で説明します。

それぞれのアンテナはアンテナ1本と同じように機能します。つまり「それぞれのアンテナに対して垂直に360度の電波が飛んでいる状態です。

アンテナ2本 それぞれから電波
アンテナ2本 それぞれから電波

そしてこの2本のアンテナが持つ共通の方向には「より強く電波が飛びやすくなる」という事で。

2本のアンテナを別の角度に向けた場合、それぞれのアンテナの垂直方向に電波が飛び、且つ、それら2本で構成される面の垂直方向により強く電波が飛ぶ(2本だとどんな角度にしても少なからず面になる)。

という事なのです。そしてこれらを利用すると……

アンテナの数が多いほど、(1つの面として構成するよりも弱くなるけど)複数の方向へ分けて飛ばす事が出来る

という意味です。

アンテナ2本 面構成
アンテナ2本 面構成

この図↑の「緑の面」が2本のアンテナによって構成される面。「青い楕円と矢印」がその面によって構成された「さらに強く電波が飛ぶ方向」です。

面として構成させるためのベストな角度

そしてさらに調べてみたら、これら面として構成させるためのベストな角度がありました。(それぞれの説明項目に詳しく書きます)

アンテナが2本の場合

▼電波が飛ぶ方向

それぞれのアンテナから、垂直方向に360度飛ぶ。

2本のアンテナで構成される面に対して垂直に「より強く」飛ぶ。

アンテナ2本 面構成
アンテナ2本 面構成
▼曲げると

2本の場合、どうやっても面になるので、その面の垂直方向に飛ぶ。(面が小さくなった場合、面の効果とアンテナ単体の効果のどちらが強いかは不明)

▼ベストな角度

2本の場合、面を構成するベストな角度は「45度(アンテナ同士の角度は90度)」です。

アンテナ2本 ベストな角度
アンテナ2本 ベストな角度

1フロアで使っているなら、面をより飛ばしたい方向へ向けます(マンションやアパートの場合、部屋が長い場合が多いので、その長手方向)。アンテナを曲げても良いですし、本体を回転させても良いです。

複数のフロアで使っているなら、面を斜めにする(1階と他の階の両方に飛ばすが、弱めになる)か、上下の階を重視するなら、面が上下に向くようにアンテナを水平に倒します。

アンテナ2本 上下階を重視
アンテナ2本 上下階を重視

何れも「面の垂直方向に飛ぶ」ことを意識してみてください。

アンテナが3本の場合

▼電波が飛ぶ方向

それぞれのアンテナから、垂直方向に360度飛ぶ。アンテナで構成される面に対して垂直に「より強く」飛ぶ。

アンテナ3本 面構成
アンテナ3本 面構成

基本的な考え方は2本の場合と変わりません。(わかりづらくなりそうだったので図には書いていませんが)それぞれのアンテナから垂直に360度に飛んでいるので、「こっちにも飛びますよ」という意図で小さな赤い矢印を書き、「面に対してはさらに強く飛びますよ」という意図で書きました。

▼曲げると

3本の場合、面と単独のアンテナの2つの構成(指向性)を作る事が出来るようになります。

アンテナ3本 曲げると
アンテナ3本 曲げると

図の場合、中央を水平に倒して上下の階用にし、左右で面を構成して水平(本体を配置してあるフロアー)用にしました。この場合、面(水平方向)の方が電波が強く「本体を設置してあるフロアー重視」で、補助的に上にも電波を振るというやり方です。

本体を設置してあるフロアーよりも上下階を強くする場合は、この逆(中央を立てて、左右を倒す)にすると良いです。

▼ベストな角度
1つの面として動作させる場合(1フロア)

中央は垂直に。左右は中央から見て45度にする。

こうして構成された面を「飛ばしたい方向」へ向ける(本体を回転させる)。

アンテナ3本 ベストな角度
アンテナ3本 ベストな角度

図の場合、3本で一つの面を作る「最も指向性の高い方法」です。左右のアンテナを倒したり、中央のアンテナを倒したりして「面と単独アンテナ」を作る場合、左右のアンテナの45度はキープしたままで倒しましょう。2本で面を構成するためのベストな角度は45度(互いのアンテナから見て90度)です。

アンテナ3本 1フロア
アンテナ3本 1フロア
1つの面として動作させる場合(2フロア)

上記で構成した「面を斜め45度に倒す」。アンテナを倒しても良いですし、本体を倒しても良いです。

この場合、配置場所も重要です。仮に2階建の場合……

  • 二階の端から斜め下に飛ばす
  • 一階の端から斜め上に飛ばす

この2つの方法があり、それぞれは「建物を斜めに横断するように飛ばす」というやり方です。

二階の端から斜め下に飛ばすなら、二階の端の少し高いところへ配置して、電波が出る方向を斜め下へ向ける。

一階の端から斜め上へ飛ばすなら、一階の端の低めのところへ配置して、電波が出る方向を斜め上へ向けます。

2つの構成にする場合(2フロア)

中央を垂直に立てる。左右は水平に倒して2本の間が90度(中央から見てそれぞれ45度)になるようにする。

アンテナ3本 複数フロア
アンテナ3本 複数フロア

例えばこうすると、中央は水平方向(赤い楕円)へ飛ばし、左右のアンテナで構成される面は垂直方向(青い楕円)へ電波を飛ばします。この場合、(緑色の)面が垂直方向へ向いているので、電波は垂直方向により強く飛び、他のフロアを重視した設定です。

アンテナが4本の場合

▼電波が飛ぶ方向

それぞれのアンテナから、垂直方向に360度飛ぶ。

アンテナで構成される面に対して垂直に「より強く」飛ぶ。

基本的には2本の場合のと違いはありません。アンテナが4本になることで、2つの面を構成でき、1つの面の場合はより強く面の垂直方向に飛ばすことができます。

▼曲げると

4本の場合、面を2つの構成(指向性)に分ける事が出来るようになります。1面で構成する場合と2面で構成する場合とでアンテナの角度が違います。ご注意ください。

▼ベストな角度
1つの面として動作させる場合(1フロア)

中央の2本は正面から見て「左右に22.5度」倒します。両端はそれぞれ「左右に67.5度」倒します。

アンテナ4本 1面構成
アンテナ4本 1面構成

こうして構成された面を「飛ばしたい方向」へ向ける。

1つの面として動作させる場合(2フロア)

上記で構成した「面を斜め45度に倒す」。

この場合、配置場所も重要です。(アンテナ3本の項目をごらんください)

2つの構成にする場合(2フロア)

中央2本を垂直に立て、それぞれの間が90度になるようにする。両端は水平に倒し、それぞれの間が90度になるようにする。

アンテナ4本 2面構成
アンテナ4本 2面構成

※この場合、それぞれの面を作るので、アンテナの角度は「4本で1つの面構成をする場合」とは異なり、それぞれの面を構成するアンテナが90度になるようにします。

こうすると、中央2本で構成される面(緑)は水平方向へ飛ばし、両端のアンテナで構成される面(青)は垂直方向へ電波を飛ばします。

アンテナが内蔵されている機種(アンテナが0本に見える機種)の場合

アンテナが内蔵されている機種(アンテナが0本に見える機種)の場合、基本的にはアンテナの角度によって調整する事ができません。しかし、アンテナが無い訳ではないので、ここまでの知識を踏まえ、予測できる対処法を書いてみます。

本体そのものの向きを変えてみる

ここまでの知識から「アンテナがある以上、何かしらの指向性はある(アンテナ1本であっても、アンテナに対して垂直方向に伸びるという指向性はある)」と考えられます。であればその指向性を調べて、本体の向きを変える事で「今よりも自分の環境に合わせて電波を発信できる」ようにする事が出来るのではないでしょうか?

問題は「どちら向きに電波が出ているか判断できない」事でしょうか?

その際問題になるのは、アンテナが見えないので「どの方向に電波の指向性があるのかわからない」事ですよね。であれば調べちゃいましょう。

WiFiの電波を調べるアプリ

  • Androidなら「Wifi Analyzer」
  • iOSなら「Wi-Fi SweetSpots」

あたりが一般的でしょうか。

これらのアプリで「リアルタイムで計測しながら、無線LAN親機の本体を回転させて、目的の方向に最も強い電波が出るようにすればいい」わけです。(^o^)b

それでも解決できなかったら?

ここまでやってもまだ問題があるのであれば……

という方法があります。是非、確認してみてください。(^o^)/

無線LAN親機 - ベストな設置場所とは?

WiFi
WiFi

前記事の続きです。

無線LAN親機の設置場所はどんな場所がベストなのでしょう? 調べてみたのでこちらにまとめます。

※情報元はバッファロー社のHPです。

設置場所を再考しよう

「無線LANの電波が弱い」とか「無線LANの速度が遅い」と感じているのであれば、それは無線LANの親機の設置場所が間違っているのかもしれません。

場所に融通がきかないから無線LANを使っているのだよ……

そもそも無線LANを使っている大前提として「有線LANが使えないから(長いケーブルを設置したくない・できないから)」というのがありますが……

これからお話しする内容を踏まえて「ちょっと移動させる」とかするだけで改善する可能性があります。最後まで読んで試してみてください。(^_^;

無線LAN親機を置いてはいけない場所

電子レンジなどの電波を利用する家電の近く

無線LANが利用する周波数は、電子レンジやコードレス電話などの家電にも利用されているため、無線LANの電波が弱くなる可能性があります。

湿気を含む物の近く

電波は「水に吸収されやすい」という特性があるため、以下のような物の近くに設置すると「無線LANの電波が吸収されて弱くなる」可能性があります。

  • 水槽・花瓶などの水が入ったもの
  • 土壁

これらの物の近くに設置しないようにしましょう。

金属製の物の近く

湿気と同様に電波は「金属に吸収されやすい」という特性があるため、金属製の棚の中や機械の近くに置くと電波が弱くなります。

また、金属製の棚の中はケージ効果(ファラデーケージ)が発生してしまい、最も良くないと思われます。

見えない場所

電波は見通せる空中が最も遠くまで飛びます。なので、湿気と金属とは関係なく「見えない場所に置いてある」のは電波を遮蔽してしまい、外に出てくる電波が弱くなります。具体的には「棚の中などはNG」です。

床や窓際、部屋の隅など

無線LANの親機から発信される電波は親機を中心に全方向に飛ぶため、電波の一部(部屋の隅なら壁2枚と床方向に出ている電波)が利用できなくなってしまいます。

また、床に置いた場合は家具などで遮蔽され、電波が届きにくくなります。

次にベストな場所です。

 

無線LAN親機を設置するベストな場所

設置する場所を考えるとき、重要なポイントは2点。

  • 床から1~2mの高さ
  • 家の中心に置く

それぞれの理由はこうです。

床から1~2mの高さ

人の使いやすい大きさの家具とは、人のサイズの家具です。故に多くの家具は人のサイズで作られています。これらの家具に妨げられず、ドアの高さよりも低く設置することで「電波の見通しを確保する」という理論で、「この高さが最も見通せる可能性が高い」からだと思われます。

(できるだけ)家の中心に置く

無線LAN親機から出る電波は親機を中心に球状(全方向)に飛びます。なので「家を立方体として見立てた時、その中心に配置すれば、家全体に届きやすくなる」という理論です。(後述のアンテナの角度によってその方向性を変化させることができます)

こちらは複数階の建物の場合に特に有効な考え方で、3階建なら2階に。2階建なら1階の2mくらい(高め)の高さに。という意味です。

つまり「見通し」が重要

でも勘違いしないでいただきたいのは「直接見通せるか?」ではなく「反射や回り込みを繰り返して到達できるのか?」なのです。

複数階の建物の全体に無線LANの電波を行き渡らせたい場合、当然ですが屋根や床があるので見通せません。この場合は2個目の「(できるだけ)家の中心に置く」を重視して、電波の透過を期待する様にします。

両方の条件を完全に適用しようとせず、可能な限り両方の条件に合致するように設置してください。まぁ、ほとんどの場合は「電話や電源のソケットの位置が決まっている」ため、思ったようには配置できないものです。w

なので「可能な範囲で対応してみる」を目的としてください。(^_^;

無線LAN親機から出る波を想像しましょう

電波とはその名の通り「波」です。なので、反射したり回り込んだりしながら飛びます。なので直線的に飛ぶものもあれば、反射したり回り込んだりしながら予想外の方向から到達するものもあるのです。また、環境に依りますが透過することもあります。

この波の現象を踏まえ「ここをこう伝わって、こう到達する」と「波の気持ちを想像」wしながら電波が目的地へ到達する経路を考えて設置してみてください。

最も利用する場所を重視しましょう

当然のことですが「波なので減衰します」。遠くに行けばいくほどに電波は弱くなります。なので……

「最も無線LANを使う場所を重視」

するようにしましょう。

「家の全体で利用したい」かと思いますが……

  • 家全体でなんとなく繋がる
  • 最も利用する箇所でベストにする

のどちらかを重視して設置する方が良いと思います。

そして「どうしても家全体で無線LANを利用したいんだ!」という場合中継機の設置を検討しましょう。

でも、そうできない場合は?

ここまでが「無線LAN親機を配置するベストな場所」なのですが、実際にはそうできないことの方が多いと思います。ではどうするのでしょう?

実はアンテナの角度と本体の向きで、電波が飛ぶ方向を結構調整できるのです!

記事:「アンテナの角度と本体の向き」へ続く!

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記事:電波を視覚化して自宅の電波の状態を調べてみる

記事:無線LAN中継機を設置してみた 

 

クロームキャストが不安定な原因と対策

chromecast2
chromecast2

クロームキャストの「接続が切れたり、カクついたり」と不安定になって困っていませんか? 今回はその原因と対策について「私なりの考察・やってみて効果があった事」を書いてみます。

最初に困った事

前回「クロームキャスト2」を購入しました。
送り元が香港だったので、「どれだけかかるのだろう?(^_^;」と思っていましたが、意外にも4日で到着。 「最近の国際宅急便?って速いなぁ〜」と感心していました。w

さて、設置して最初に困ったのが…

「付属の電源ケーブルが長い」こと。

大は小を兼ねると言いますが、正直ハードウェア毎に充電器を設置したくありませんし、電源ソケットもそんなに余っているわけでもありません。

そこで「これはなんとかならなんのかなぁ?」と検索してみると…

良さそうなものを発見!↓

↑こちらが品切れなようなので、↓こちらがよろしいかと。因みにこちらは1本だけです。

これを見た私は「あ、TVのUSBから給電すればいいのね!」と腑に落ちました。w 値段も980円で手頃。(^o^)b

で、早速ポチッと購入。

……到着して判明。「右曲がりと左曲がりの2本が入っている」

「おー、2本入っているのか〜…」

「間違いなく1本要らないよねぇ……。」orz

「お友達と共同購入とか、右曲がりが欲しい人と左曲がりが欲しい人をマッチングさせる掲示板とかあったらいいのに」と思いましたが、時すでに遅し。w

まぁ、この価格で2本売ってしまった方が返品が少なく、儲けも増える(ケーブルなので利幅が小さいため、その対処をしている)システムなのでしょうからここは我慢しますか……。

でもつけてみると、特に給電圧も問題なさそうで、いい感じ。仕方がないので「使わないもう一本」はタンスの肥やしに……。

---

スマホと直接交信していない?

クロームキャスト2を実際に数日使ってみた感じ、TVで映画を見たりドラマを見たり、アニメを見たりできるのは良いのですが「時々クロームキャストが落ちたり、カクついたりする」ので、どうにも使い勝手が良くありません……。

しかし、ここで諦めたくもないので、ちょっと調べてみます……。

通信速度?

普通に考えると「通信速度が足りていない?」ように見えます。Wifiで通信していることを考えると「電波状況が良くないのでは?」と思えるのですが、スマホのWifiのアンテナは3本立っていて電波状況は悪くはありません。ということは…

クロームキャスト側の電波状況が良くない?

と考えました。

しかしクロームキャスト側には「電波状態を確認する画面」がありません…。

ふとテレビの画面を見ると…

クロームキャストのスリープ画面に WifiのIDが表示されています。

え?

送信側のスマホで利用しているWifiのIDと、クロームキャストが利用しているWifiのIDが違っている…。

クロームキャストとスマホって直接やり取りしてないの!?

驚くと同時に唖然としました。w
全く予想していませんでした。ww

図にするとこうです↓

APとスマホとクロームキャストの通信相関図
APとスマホとクロームキャストの通信相関図

と言う事は、「スマホとTVの距離」ではなく…

  • スマホ と AP
  • AP と TV

の距離、及び見通しが重要ってことで……。どうやら私は「とんでもない勘違い」をしていたようです。w

※AP=アクセスポイント(無線LAN親機)のこと。以降、こう記述します

まぁ、ちょっと考えてみればわかる事なのですが、Bluetoothでもない限り、(Wifiでは)1対1の通信は行えません。Wifiで接続しているのですから当然といえば当然のことでした……。

しかし、これが分かったことで「こうするといいのでは?」と思えるヒントが見えました。

「それぞれとAPとの通信環境を改善すればいい」のです。

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クロームキャスト2の改善点

クロームキャストが1から2になったことで、ソフトウェア的な部分が多く取り上げられていますが、個人的には「外見的な変更も大きな改善点なのではないか?」と思っていました。

■外見的な違い

  • 本体が丸く大きくなった
  • 短いHDMIケーブルがついた

と言うことは、この2点の理由がわかれば改善できるかもしれません。

本体が丸く大きくなった理由

最初に疑ったのは「アンテナの大きさ」です。
普通に「色々詰め込んだから」というのもあるかもしれませんが、Ver1よりもVer2が大きいということは、間違いなくその理由があります。Ver1で小さくできていたのですから。

故に通信機である以上、本体の大きさはイコールアンテナの大きさであり、受信感度を向上していると想像できます。

そして「アンテナの形状と配置がわかれば、どういう方向で電波を受けやすいのか」が判断できます。

そこで、ネットでクロームキャストの分解写真を検索……

あ、やっぱり。

↓こうなってました。

クロームキャスト2のアンテナ
クロームキャスト2のアンテナ

(自宅のものを分解したくないので、イラストで解説w)

解説によると、このアンテナは3本設置されており、最も強いアンテナを利用するもの(ダイバシティーってやつ)でした。

短いHDMIケーブルが付いた理由

アンテナの形状が分かったことで、HDMIケーブルについても納得できました。

アンテナが上記の配置の場合、円盤の面がAP側(電波の発信源)を向いていた方が良さそうで、本体がケーブルから垂れていれば問題なく、水平に配置されいる状態が最も良くない と思われます。 つまり…

短いHDMIケーブルがついたことで、垂らしたベストの状態を維持できる。さらにやろうと思えば本体(アンテナ)の向きを調整できる(してね)。

と言うことではないか?と予測できます。

---

受信側(クロームキャスト)の状況を改善する

では、ここまでを踏まえ、クロームキャストの状態を確認してみましょう。

自宅のAP・TV・スマホの基本的な配置は以下のような感じです。

大まかな配置
大まかな配置

ここで、アンテナが最も受信できるであろうクロームキャスト本体の平たい面をAPへ向けて固定します。図で言うと左下方向です。
(厳密に固定しなくても、なんとなくその方向を向いていればいいと思います。基本的には垂れ下がっていれば問題なさそうです。)

この時、クロームキャスト1でも以下のようなアイテムを使い、TVからクロームキャストを浮かせることで、向きを変更することが可能です。

但し、クロームキャスト1の分解写真を見ても、どこがアンテナなのかわからなかったので、上記の「クロームキャスト2の対処」が有効なのかは疑問です…。

また、APがテレビのHDMI端子(クロームキャスト)の反対側にある場合、テレビ本体がAPとクロームキャストの通信を妨げていることになるので、HDMIの延長ケーブルで、クロームキャストをAP側へ移動させるだけでも効果があるかもしれません。

※費用対効果でご検討ください…。w

---

送信側(スマホ)の状況を改善する

ストリームで見ない

最初に書いてしましますが、「ストリームで見ないで、ダウンロードしてから見る」方法が最も有効でした。

原理

▼ストリームの場合

ストリームとは「映像などをメモリーへダウンロードしないで、常に必要な部分(現在再生しているところから後ろ20秒分とか)のみをメモリー上へバッファとして取り置き、それを再生しながら捨てていく方式」です。

実際には再生が進むにつれて「再生された部分を捨てながら、後半部分を徐々にバッファ(取り置き)」し続けます。

故に、大量のメモリーを必要とせず、RAMが8GBの機種でも8GB以上のサイズのMovieを再生することができます。(実際にはそんな巨大なMovieをネット越しに再生することはありませんが…)

しかし、本体へ保存していないので、巻き戻しや(バッファしていない部分への)ジャンプを行うには再度その部分をバッファ(取り置き)し直す必要があり、時間がかかります。

▼ダウンロードの場合

一旦メモリー上へ全てのデータを蓄積、保存します。 なので、全てのダウンロードが終わるまで、映像を再生することができません。

故に、そのデータをすべて蓄積できるだけのRAMが必要です。

逆に、すべてを保存するので、巻き戻しやジャンプはとても早くなります。

以上を踏まえて通信速度に置き換えると

仮にAPとスマホの通信速度が20Mbpsだったとします。

▼ストリームの場合

バッファ(受信)とクロームキャストへの送信の両方を同時に行います。そのため、それぞれに使える通信速度は「半分ずつ」となり…

  • バッファ受信:50% = 10Mbps
  • クロームキャストへ送信:50% = 10Mbps

です。
※理論上の数値で、完全に50%になるという意味ではありません。

▼ダウンロードの場合

ダウンロードを事前に行うので、受信は必要なくなり、すべての通信を送信に利用できます。

  • クロームキャストへ送信:100% = 20Mbps

です。
※理論上の数値で、完全に100%になるという意味ではありません。

これにより、ダウンロードで見る場合はストリームで見る場合の倍の速度で通信できるのです。

これは通信速度だけではなくCPUの利用率も同様で、CPUの弱い機種ではストリームの場合、受信と送信を同時に行うので、CPUがオーバーフローして勝手にスマホが再起動したり、フリーズしたりする可能性があります。

↓Androidがフリーズしたら
Android強制終了・強制再起動 コマンド

↓iPhoneがフリーズしたら
iPhone強制終了・強制再起動 コマンド

故に、ストリームで見るよりも、ダウンロードしてから見る方がより高速になるのです。

 

SDカードの必要性

しかし、ダウンロードも万能ではありません。そこには「容量の壁」があります。

例えばあるドラマシリーズをTVで見ようとしているとします。

ドラマは24話完結ですが、すべてをダウンロードしようとしたら「容量が足りなかった!」ということが起きます。

もちろん1話見たら削除して、次の1話をダウンロードという方法でいいのですが、どうしてもすぐに次が見たくなるじゃないですか。w しかし、ダウンロードは「予め行うもの」なので、どうしても次の1話までに時間がかかるのです。

そして、これらの容量問題はSDカードの追加・交換で解決できます。

※SDカードが追加できない機種(iPhoneなど)では、この方法は使えません。

前記事でも書きましたが、このSDカードが壊れかけていて、動作が重くなると言う事が起きることもあります。合わせてご確認ください。

もし、新しいSDカードが必要なら、追加または交換してみると良いです。今はかなり安くなっていますので。

 

「SDカードの選び方」の記事
※記事が古いので、オススメしているSDカードを選ぶ必要はありません。選び方を学んで頂くとより選びやすくなると思います。
スマホの常に動作しているものを減らす

クロームキャストへ利用中に「必要のないアプリは終了する」のはご存知かと思います。

しかし、クロームキャストの送受信の間に別のジョブ(別のアプリによって動作する通信:メールとか株価とか天気とかLINEとか)が発生することも多く、それがカクツキの原因の一つであると考えています。

この場合「タスクキラー系のツール」が有効ですが、これの使い方には少々コツが要ります。OS系のものを落とすとフリーズするからです。

★あくまでも最終手段的に使って頂きたいやり方です。無理な再起動を繰り返すと、OSを破壊する可能性があります。

試しに一旦不要に見えるものを落として、フリーズしたら強制再起動、動いたらおめでとう という方法もアリかと思います。

↓Androidがフリーズしたら
Android強制終了・強制再起動 コマンド

↓iPhoneがフリーズしたら
iPhone強制終了・強制再起動 コマンド

スマホのアプリを減らす(整理する)

常駐ソフトを停止することと同じ意味で、もっと安全なのが「インストールしているアプリの数を減らす事」です。これまで使わずにタンスの肥やし状態のアプリをこの際アンインストールしてしまいましょう。

※アンインストール後は、スマホの再起動をお忘れなく。

スマホの場所(自分の居場所)を変更する

次に検討したいのが「スマホ(自分)の位置を変更する」です。

前記事で自宅の電波を視覚化しました。

lan_07

これによって、右上のO,P,Q,Rのポイント(ここがテレビ前)が電波が弱いということが判明し、逆になぜかVというポイントの電波が強いこともわかりました。

実はこの記事の調査(電波の視覚化)を行う前に、「スマホをVに置いてクロームキャストを使っていた時、ほぼ問題が起きなかった」という経験をしていまして……

この時全く原因がつかめず、「一時的なものかと思っていた」のですが、この電波の視覚化を行ったことで、理由が明確になりました。

ポイントVだけ電波が強かったのです。

つまり、テレビ(クロームキャスト)から離れても、スマホは最も電波の強いところに置いておく方が良いことが分かったのです。

ただ、この「スマホが自分と離れる」という事は、リモコンとしての役割を失うのでちょっと使い勝手としては良くありません…。

解決策としてはAPを移動させるとか、中継機を配置するとかでしょうか…。

ですので…

  • いつもの場所じゃないところへ移動して使ってみる
  • 電波の視覚化をやってみる

をお勧めします。

合わせてこちらもご確認ください。↓

記事:無線LAN親機 - ベストな設置場所とは?

---

電子レンジの妨害電波

急に動作が重くなったり途切れたりして、3分とか5分後には元に戻る場合。

電子レンジの影響である可能性が高いです。

携帯電話の電波も強いですが、電子レンジの電波は非常に強いです。w

「あ、今隣の家で電子レンジ使っているな」とわかるくらいに音が途切れたり、映像が止まったりという影響が出ます。

まぁ、隣の家に「電子レンジ使うなw」とは言えませんので、せめて家族内で「今使わないでね〜」くらいの交流はした方が良いです。

「使っていい?」と聞いてから使ってもらえれば、一時停止できますし、「ちょっとこのシーンが終わるまで待ってくれる?」と交渉することもできるので、家族の中での取り決めをしておくだけでかなり予防できます。

---

近隣とのWifiの干渉

もう一つ可能性として挙げておきます。

Wifiの電波には「チャンネル」というものがあり、多くの場合このチャンネルはAPによって自動的に決められるようになっています。

仮に利用環境がワンルームの部屋(APとテレビとスマホが同じ部屋にある)だった場合、ここまで書いてきた「電波状況」というのはちょっと考えにくく、むしろそれ以外の電波の問題なのではないか?と思えます。

その一つの要素として「Wifiのチャンネルが干渉している」という可能性があります。

調べるには「Wifi Analyzer」というツールが便利です。

起動すると今受け取れる電波のチャンネル及び強度が曲線になって現れます。その中から自分のいつも使っているIDを見つけ、他の電波と干渉していないか(重なっていないか)確認します。

チャンネルの変更は各APの設定ツールを使います。

※設定方法はまちまちなので、こちらでご紹介しきれません。各APのメーカーサイトや、機種の説明書をご確認ください。

 

でもやっぱり「電波が弱い」というのが根本的な原因に見える

ここまで色々と問題になる可能性の項目とその対処を実行してみましたが。でもやっぱり「無線LANの電波が弱いからではないか?」という疑問が拭えません…。orz

そこで、もう一度無線LAN親機の設置方法を確認してみたところ、新たな発見がありました。

↓その内容はこちら。

記事:無線LAN親機 - ベストな設置場所とは?
記事:無線LAN親機 - 正しいアンテナの角度と本体の向きは?
記事:Wifiの電波を視覚化してみる

 

色々と調べているうちに「そもそもクロームキャストってどんな原理で動いているの?」と疑問になったので調べてみました。この記事よりさらに掘り下げています。

クロームキャストの原理へ続きます。
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無線LANが届かない対策(その4)電波を視覚化して自宅の電波状況を調べてみる

lan_08

以前に「無線LANが届かない対応として、中継機を設置」しました。

現状、全く問題なく家の中全体で無線LANを使えているので特に気にしてはいなかったのですが「本当に現状が最適なのか?」と疑問になったので…

今回は「電波の視覚化」を行って自宅の無線LANの電波状況を確認してみます。

「電波の視覚化」ってなに?

って思いますよね。w

今回は↓こういうものを作って、実際の電波の状態を確認します。

lan_06

この図を作り「ビジュアルで電波を確認できるようにする事」を「電波の視覚化」と呼ぶことにしました。

これは…

AP(無線LAN親機:アクセスポイントの略)と中継機の電波強度を視覚化(数値のみではなく、グラフィカルに、一目で理解できる様に)したものです。

意味は…

APの電波:
中継機の電波:
単位:dBm(1mWを0dBとして、電力の大きさをdBで表したもの…だそうです…)

です。

それぞれの色が濃いほど電波が強く、薄いほど電波が弱いことを示しています。

dBmは今回「Wifi Analyzer」の単位をそのまま利用したので、-(マイナス)で表記され、数値が大きい?(0に近い)ほど電波が強く、数値が小さい?(-80など)ほど電波が弱いという意味です。

-30dBm(強い) > -80dBm(弱い) です。

これを作ることによって…

  • APの電波の分布(形状と強度の関係)が理解できる
  • 中継機の電波の分布(形状と強度の関係)が理解できる
  • APと中継機を合わせた時の電波の分布を理解できる

様になります。
何が便利なのかと言うと…

  • APなどの電波の発信源を置く位置がベストであるか?
  • (2台以上ある場合)それぞれの電波がどの様な形状で、どの様に補完しあっているか?
  • これらにより、どの位置へそれぞれを配置することがベストなのか

が理解できる様になります。
この「それぞれの無線LAN機器を置く場所を決める」ことが出来るデータを得られる。これこそが、電波の視覚化の最大の利点です。

前回は数値だけを見ながら、中継機の置く場所を決めていましたw)

ここからは「どうやって作ったか」〜「その結果どうだったか」を書いていきます。

日曜大工ではないですが、気になっておられたらちょっと土日にでもやってみては如何でしょう?(^_^;

以下、作り方です。

自宅の見取り図を作る

これはそれほど正確でなくても良いと思うので、正直手書きで作っても良いくらいです。w

もちろん、縮尺が正確であるほど、等高線の精度も上がります。

私の自宅は見取り図があったので、それをスキャナーでScanして、Illustratorでデータにしました。

そこにAPと中継機を書き込んだのが↓こちら

lan_01

 

チェックポイントを決める

次にチェックポイントを決めます。

チェックポイントは多いほど正確なデータが取れますが、家にはタンスとか机とか侵入できない場所もあるので、それを踏まえ、「電波の弱そうなところを重点的にデータを取る」または「知りたいところを重点的にデータを取る」ようにします。

↓チェックポイントを記入した

lan_02

今回は、A〜Xの24箇所です。

APの近くは普通に電波が強いと思われるので、 A の1点だけ。
そこから遠くなるにつれてチェックポイントを増やしていきました。

計測する

実際に計測して、メモしていきます。

今回はAndroidのアプリ「Wifi Analyzer」を使いました。

これは前回「中継機をどこに置くか」を調べるときに使ったアプリです。

かなり多彩で色々と調べることができる、便利なツールである反面、ちょっと専門的で使いづらいかも知れません…。w

※著作権的なことを考慮し、画像は載せないでおきます。ご容赦ください。

まず、立ち上げると「曲線で表示される画面」が表示されます。

画面の上、右側に目玉のアイコンで「表示方法」というのがあるので、そこをタッチ。 > 「APリスト」を選択します。

すると幾つかの「今捉えられる電波の強度」がdBmで数字表記されます。

今回はこの数値を計測値として使います。

この時点で「複数の電波」が見えていると思います。 マンションなどの集合住宅ではその数はかなりのものです。w

というのも、「近隣からも電波は届いている」のです。
同様に「自宅の電波も近隣へ届いている」ということです。

なのでこれを見ると「無線LANのセキュリティー設定がどれほど重要なのか」が理解できます…。w

さて、重要なのは「自分の電波はどれなのか?」なのですが、こればかりは自分の無線LANの設定を確認するか、実際にスマホで利用している電波のIDを確認して頂くしか方法がありません…。

一番簡単なのは「スマホで使っている電波のIDを見る」事だと思います。w Wifi設定を見れば、必ず「今利用している電波のID」が書かれています。

そのIDの数値を計測してください。

===

計測する際の注意

各チェックポイントへ移動します。

そこで「10秒くらい様子を見る」様にしてください。

電波は強くなったり弱くなったりを繰り返します。その「一番強い状態とか、一番弱い状態」を記録してしまうと、正確なデータが取れません。

なので、「(最低でも)10秒間眺めて、実測値に思える数値を記録」します。

チェックポイントへ到着してすぐは「まだ正確な数値になっていない」ので、そこは切り捨ててください。

こんな感じでデータを記録していきます。

実際に記録した数値が↓こちら

lan_03

中継機:緑
AP(無線LANの親機):青

です。

等高線を書く

次にこの数値を元に、等高線を書いていきます。

昔、天気図(気圧線)を書いた経験がおありの方は「ああやるんだ」とお思いでしょう。w まさにその原理で手書きで書きます。ww

まず、データの中で、一番強い数値を探します。
チェックポイントHの緑のデータが「-32」で一番大きいですね。

次に、一番小さい数値を探します。
チェックポイントRの青のデータ「-81」が一番小さい数値です。

つまり「-32 〜 -81 のデータがある」ことがわかりました。

これらを等高線にしていくので、仮に5段階表記にしましょうか。

すると…

-30 , -40 , -50 , -60 , -70 の線があれば良さそうな気がしますので、等高線の段階はこれら5つに決定しましょう。

※-80を計測した時に「ほぼ電波がなかった」ため、-80は不要と判断しました。

等高線の考え方

lan_10

これはAPの近くのデータです。
まずは-30のポイントを探します。

(仮に)APは発信元なので「0である」と仮定します。 するとAP(-0)とチェックポイントA(-37)の間(-0 〜 −37 の間)に「ここかな?」という「-30の位置」を想像することができます。

もうちょっと具体的に書くと…。
-0〜−37なので、ざっくりと-0〜−40と仮定して「4等分」します。すると…

-0(AP実測)-10(仮想)-20(仮想)-30(仮想)-40(PointA実測)という3つの新たな点が見えてきます。

実際のチェックポイントAは「-37(-40+3)」なので、それを考慮して「-30の予測ポイントはポイントAよりも少しAP寄り(-7)に打つ」ようにします。

これが「-30の予測ポイント」です。

他に基準になるものがないので、今打った-30の予測点を使い「APを中心とした円を描きます」。

これが「-30の等高線」です。

そして必要なら、その内側を2等分して-10、-20の等高線を書きます。

もう少し正確に書くなら…

  • APとチェックポイントA
  • APとチェックポイントB
  • APとチェックポイントD
  • APとチェックポイントF

の「予測される-30の点」を打ち、その点を曲線で結びます。

これが等高線(予測線)の基本的な考え方です。

あとは同様に他のポイントから「-40 , -50 , -60 , -70 の予測点を打って、曲線で結ぶ」だけ。w

そうして出来上がったのが↓こちら。

lan_04

これがAPの電波の分布図です。

これを見た時に…

えーっ! そうなるの!?

と思いました。w
予測では「APから同心円に近い状態で分布している」と思ったのです。 ところが…

廊下を伝って「意外と右まで伸びている」ことがわかりました。

実際の電波は「壁の透過と反射によって到達する波であり、直接的な電波だけではない状態」なので、意外と変なところまで届いていたりするのです。 故に扉の開け閉めだけでも変化します。

これでAPの電波は廊下を反射して遠くまで届いている状態であることがわかりました。

これこそが「電波の視覚化」の利点です。w

 

同様に中継機の等高線を書くと、↓こうなります。

lan_05

こちらはある程度は思った通りですが、やはり「右上と右下に意外と伸びている」事がわかりました。

2つの等高線を合わせてみる(再検討する)

ここで一旦、APの等高線に戻ります。

lan_08

当然ですが、中央から右側の部屋へは電波が届いていない事がわかります。-70以下のところは色を塗らなかったので、白い部分は「電波が届いていない(または微弱である)」という意味です。

これこそ「私が中継機を購入した理由」。w

ではこれに「中継機の電波を乗せてみます。

lan_07

いかがでしょうか? 見事に(電波で)塗りつぶされたのがお判りいただけると思います。

つまり、現状の中継機の配置はベストである と分かりました。 自宅は現状の配置のままにします。w

 

それでも「チェックポイント R と W は弱い」事がわかります。

もし、このRとWが「生活で常に居る場所」だとすると、この状態では快適なWifiライフは楽しめそうにありません。

その場合、「中継機の位置をもう少し右へずらすとか、下へずらしてみるなどを検討する事ができる」のです。

 

と。ここまで「電波の視覚化」をお届けしました。
日曜大工ではないですが、気になっておられたらちょっと土日にでもやってみては如何でしょう?(^_^;

1Fと2Fを計測したら、より立体的な図面が出来上がります。

その際…

  • 階段経由で電波が移動しているのか、または床を通じて移動しているのか。
  • 2Fに中継機を配置するとなると、どの場所がベストなのか(階段側なのか、それ以外に電波の強いポイントが存在するのか)

などを意識して計測すれば、より立体的に理解することが出来るようになります。

お金もかからないし「より良い配置」が見つかるかもしれませんよ!これを3DソフトやCADで3Dデータに起こし、VRとかで閲覧できるようにしたらかなり楽しそうです……。w

宜しければ前記事「無線LAN 届かない(その1) 無線LAN中継機 WEX-733D」もご覧ください。

↓私が利用している中継機 WEX-733Dの新機種です。

なんか新しい方は「同じIDなら、Macアドレスが違っても繋がる機能」とか、Wi-Fi5対応だったりとか、11ac対応というすごい機能が付いているらしい……。

 

↓さらに「今無線LAN親機を置いている場所って、本当にベストなの!?を再確認」します。
無線LAN親機 - ベストな設置場所とは?[NextBtn href="https://nandemodou.com/2017-05-17_lan_best_place/"]

無線LANが届かない対策(その3)Nexus7(2013)にAndroid5.0.2が入ったら直った

先日、私のNexus7(2013)にもAndroidの最新OSである、Android5.0.2(通称:Lollipop)が入りました。

他の方のご意見として「lollipopを入れたら、超重くなって使い物にならない」というものが多かったので、心配していたのですが…。

私のところでは特に問題なく…。w 動かないアプリも無いし、少しだけ動作が重くなったかな? くらいの印象でした。

また、逆に「何が良くなったか分からないw」という感じでもあるのですが…。ww

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しかし、一点だけハッキリと違いがありました。

 

無線LAN中継機で問題になっていた、エリアをまたぐと繋がらなくなる問題が解決している!

 

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何気なくいつものように使っていたら…

あれ?電波が弱くならない…

と気付きました。w
いつもなら、パソコン部屋と寝室(エリアA)・居間とキッチン(エリアB)という形で完全にエリアが二分していたので、それぞれのエリアを移動するたびに飛行機モード(電波OFFモード)をOn,Offすることで、最良の電波を得るようにしていたのですが…それをしなくても電波が通じているのです。

しかし何をした訳でもなく、これといった原因が思いつきませんでした…。 しばらく考えて…あ、OSで対応されたのか!? と思いました。w

OSが対応したのか、OSが変わったことによって、アプリが改善されたのかはよくわからないのですが、とにかく「エリアをまたいでも繋がる」ようになりました。(^_^;

「そっか、OS改善でこういう利点もあるのだなぁ…」

と関心すると同時に、これでやっと無線LAN中継機 WEX-733D の本領発揮となりました。

無線LAN中継機だとここまでが限界なのかー…と諦めていたのですが、こんな形で実現するとは思っていませんでした。w

もし、他にもNexus7(2013)でWEX-733Dをご利用の方がいらっしゃったら、確認してみてください。 お宅も改善しているかも知れませんよ??(^_^;

無線LANが届かない対策(その4)電波を視覚化して中継機の効果を調べてみるへ続く。[NextBtn href="https://nandemodou.com/2016-05-20_musenlan4/"]