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無線LAN親機 - 正しいアンテナの角度と本体の向きとは?

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無線LAN親機のアンテナの角度・曲げ方ってどうするといいのでしょう?

もちろん、新しい機器を購入・更新すればより良い通信環境が得られますが、現在持っている機器だけでもっと通信速度を上げるためには、何をすれば良いのでしょうか?

前記事「ベストな配置とは?」の続きです。まだご覧になっていない方はこちらを先にご確認ください。

※情報元はバッファロー社のHPです。

実際にやってみて分かった事

実際にこれからご紹介する内容をやってみた結果、効果がありました。その上で「そうなんだ!?」と驚いた事があったので、最初に書いておきます。(^_^;

無線LAN親機は正面を向いている状態が正しいわけじゃない

普通に考えると「無線LANの親機って正面をこちらに向けて置くのが正しい」と思いませんか?私もそうだと思ってロゴとLEDが表示されている「機器の正面を自分に向けて置いてた」のです。つまり……

「ロゴとLEDがついている側に電波が飛ぶ」と思っていた

のですが、実はそうではないんです。(^_^;

私が使っている無線LANの親機は「バッファローのWZR-AGL300NH」です。

WZR-AGL_300NH
WZR-AGL_300NH

この機種は正面から見ると左側にアンテナが3本立っています。この場合、普通に考えると「この写真の正面をこちらに向ける」ように置きますよね?ところが……

これを図のようにここに、この角度で配置した場合、この家を囲うようには電波が飛ばないのです。(理由は後述します)

電波はこう飛ぶ
電波はこう飛ぶ

アンテナの角度は写真の通りが正しいわけじゃない

アンテナの角度も同様で、写真にあるような3本を垂直に立てるのがベストではなく、扇状に広げることで、面を構成させる。さらに電波を飛ばしたい方向へ、親機本体を向かせる必要がありました……。orz

WZR-AGL_300NH
WZR-AGL_300NH

アンテナの本数が増えると電波の向きを複数に分ける事ができる

個人的には「アンテナの数が増えればそのぶん強い電波が飛ぶのだろう」程度に考えていました。その考え自体は間違ってはいないのですが、それだけではなく、別の意味もあったのです……。
( ̄Д ̄;)

それでは詳しく見て見ましょう。是非、最後までお読みいただき、可能な対策をやってみてください!(^o^)/

アンテナのついている機種とついていない機種

無線LANの親機には……

  • アンテナがついていないもの
  • アンテナがついているもの

があります。また、アンテナの数も1~4本と様々です。

アンテナがついていないもの

外見でアンテナがついていないように見える機種です。実際にはアンテナが内包されており、外からは見えないだけでアンテナがついています。この機種の場合は「アンテナの角度が調整できない」ため、「設置場所」のみが有効です。(一応可能性として本体の向きについて後述します)

アンテナがついているもの

外見でアンテナが1~4本ついている機種です。この機種はアンテナの角度を調整することで、電波の飛ぶ方向を変更することができます。「設置場所」と「アンテナの角度を調整」の両方が有効です。

では、詳細を見てみましょう。

アンテナの角度と本体の向きを調整しよう

ここでは無線LAN親機からアンテナが出ていて、それを自由に曲げられる機種が対象です。(可能性として、アンテナが出ていない機種の本体の向きについても後述します)

ではそれぞれの機種の「電波が出やすい方向」を確認しましょう。

アンテナが1本の場合

▼電波が飛ぶ方向

アンテナが1本の場合、電波はアンテナに対して垂直に飛んでいます。(アンテナを垂直に立てた場合、電波はアンテナを取り囲むように水平方向に飛んでいます)

アンテナ1本 電波が飛ぶ方向
アンテナ1本 電波が飛ぶ方向

電波の方位は360度で、(ある意味指向性はあるといえばあるのですが、単一方向に飛ぶという)指向性はありません。

▼曲げると

アンテナを曲げた場合、電波は(アンテナに対して垂直方向に出ているので)アンテナの角度に合わせて斜めに飛びます。

アンテナ1本 曲げると
アンテナ1本 曲げると
▼ベストな角度

1フロア(1階層)で使っているならば、アンテナは垂直に立てるのがベストです。斜めにすると水平方向と垂直方向を両立させる贅沢な角度になりますが、この場合どちらも弱めです。垂直方向(上下の階)を重視したい場合はアンテナを水平に倒します。

アンテナ1本 倒すと
アンテナ1本 上下の階を重視するなら

「水平に倒す場合」は、可能であれば本体の外側へ倒しましょう。そうしないと本体が電波の邪魔をしてしまいます。または本体そのものを倒すとかして、本体がアンテナの邪魔にならないように注意しましょう。また、本体を置いている台も電波の邪魔になってしまうので、可能であればアンテナが台からはみ出すように置きましょう(2階に設置して、1階にも電波を届かせる場合の考え方)。

アンテナが2本以上の場合は面になる

実はここが「私が一番驚いた内容(最もお伝えしたい内容)」なのですが……

アンテナが2本以上になると、それら複数のアンテナで構成される「面」として機能する事が出来るようになり、「電波はその面に対して垂直に飛びやすくなる」。

のです!ご存知でしたか?(^_^;
ちょっと語弊があるので訂正します。

「アンテナが1本の場合、そのアンテナに対して垂直に飛ぶ」と書きました。この内容と「2本以上になると面として機能する事が出来る」は近い内容なんです。

解説すると

アンテナが2本の機種で説明します。

それぞれのアンテナはアンテナ1本と同じように機能します。つまり「それぞれのアンテナに対して垂直に360度の電波が飛んでいる状態です。

アンテナ2本 それぞれから電波
アンテナ2本 それぞれから電波

そしてこの2本のアンテナが持つ共通の方向には「より強く電波が飛びやすくなる」という事で。

2本のアンテナを別の角度に向けた場合、それぞれのアンテナの垂直方向に電波が飛び、且つ、それら2本で構成される面の垂直方向により強く電波が飛ぶ(2本だとどんな角度にしても少なからず面になる)。

という事なのです。そしてこれらを利用すると……

アンテナの数が多いほど、(1つの面として構成するよりも弱くなるけど)複数の方向へ分けて飛ばす事が出来る

という意味です。

アンテナ2本 面構成
アンテナ2本 面構成

この図↑の「緑の面」が2本のアンテナによって構成される面。「青い楕円と矢印」がその面によって構成された「さらに強く電波が飛ぶ方向」です。

面として構成させるためのベストな角度

そしてさらに調べてみたら、これら面として構成させるためのベストな角度がありました。(それぞれの説明項目に詳しく書きます)

アンテナが2本の場合

▼電波が飛ぶ方向

それぞれのアンテナから、垂直方向に360度飛ぶ。

2本のアンテナで構成される面に対して垂直に「より強く」飛ぶ。

アンテナ2本 面構成
アンテナ2本 面構成
▼曲げると

2本の場合、どうやっても面になるので、その面の垂直方向に飛ぶ。(面が小さくなった場合、面の効果とアンテナ単体の効果のどちらが強いかは不明)

▼ベストな角度

2本の場合、面を構成するベストな角度は「45度(アンテナ同士の角度は90度)」です。

アンテナ2本 ベストな角度
アンテナ2本 ベストな角度

1フロアで使っているなら、面をより飛ばしたい方向へ向けます(マンションやアパートの場合、部屋が長い場合が多いので、その長手方向)。アンテナを曲げても良いですし、本体を回転させても良いです。

複数のフロアで使っているなら、面を斜めにする(1階と他の階の両方に飛ばすが、弱めになる)か、上下の階を重視するなら、面が上下に向くようにアンテナを水平に倒します。

アンテナ2本 上下階を重視
アンテナ2本 上下階を重視

何れも「面の垂直方向に飛ぶ」ことを意識してみてください。

アンテナが3本の場合

▼電波が飛ぶ方向

それぞれのアンテナから、垂直方向に360度飛ぶ。アンテナで構成される面に対して垂直に「より強く」飛ぶ。

アンテナ3本 面構成
アンテナ3本 面構成

基本的な考え方は2本の場合と変わりません。(わかりづらくなりそうだったので図には書いていませんが)それぞれのアンテナから垂直に360度に飛んでいるので、「こっちにも飛びますよ」という意図で小さな赤い矢印を書き、「面に対してはさらに強く飛びますよ」という意図で書きました。

▼曲げると

3本の場合、面と単独のアンテナの2つの構成(指向性)を作る事が出来るようになります。

アンテナ3本 曲げると
アンテナ3本 曲げると

図の場合、中央を水平に倒して上下の階用にし、左右で面を構成して水平(本体を配置してあるフロアー)用にしました。この場合、面(水平方向)の方が電波が強く「本体を設置してあるフロアー重視」で、補助的に上にも電波を振るというやり方です。

本体を設置してあるフロアーよりも上下階を強くする場合は、この逆(中央を立てて、左右を倒す)にすると良いです。

▼ベストな角度
1つの面として動作させる場合(1フロア)

中央は垂直に。左右は中央から見て45度にする。

こうして構成された面を「飛ばしたい方向」へ向ける(本体を回転させる)。

アンテナ3本 ベストな角度
アンテナ3本 ベストな角度

図の場合、3本で一つの面を作る「最も指向性の高い方法」です。左右のアンテナを倒したり、中央のアンテナを倒したりして「面と単独アンテナ」を作る場合、左右のアンテナの45度はキープしたままで倒しましょう。2本で面を構成するためのベストな角度は45度(互いのアンテナから見て90度)です。

アンテナ3本 1フロア
アンテナ3本 1フロア
1つの面として動作させる場合(2フロア)

上記で構成した「面を斜め45度に倒す」。アンテナを倒しても良いですし、本体を倒しても良いです。

この場合、配置場所も重要です。仮に2階建の場合……

  • 二階の端から斜め下に飛ばす
  • 一階の端から斜め上に飛ばす

この2つの方法があり、それぞれは「建物を斜めに横断するように飛ばす」というやり方です。

二階の端から斜め下に飛ばすなら、二階の端の少し高いところへ配置して、電波が出る方向を斜め下へ向ける。

一階の端から斜め上へ飛ばすなら、一階の端の低めのところへ配置して、電波が出る方向を斜め上へ向けます。

2つの構成にする場合(2フロア)

中央を垂直に立てる。左右は水平に倒して2本の間が90度(中央から見てそれぞれ45度)になるようにする。

アンテナ3本 複数フロア
アンテナ3本 複数フロア

例えばこうすると、中央は水平方向(赤い楕円)へ飛ばし、左右のアンテナで構成される面は垂直方向(青い楕円)へ電波を飛ばします。この場合、(緑色の)面が垂直方向へ向いているので、電波は垂直方向により強く飛び、他のフロアを重視した設定です。

アンテナが4本の場合

▼電波が飛ぶ方向

それぞれのアンテナから、垂直方向に360度飛ぶ。

アンテナで構成される面に対して垂直に「より強く」飛ぶ。

基本的には2本の場合のと違いはありません。アンテナが4本になることで、2つの面を構成でき、1つの面の場合はより強く面の垂直方向に飛ばすことができます。

▼曲げると

4本の場合、面を2つの構成(指向性)に分ける事が出来るようになります。1面で構成する場合と2面で構成する場合とでアンテナの角度が違います。ご注意ください。

▼ベストな角度
1つの面として動作させる場合(1フロア)

中央の2本は正面から見て「左右に22.5度」倒します。両端はそれぞれ「左右に67.5度」倒します。

アンテナ4本 1面構成
アンテナ4本 1面構成

こうして構成された面を「飛ばしたい方向」へ向ける。

1つの面として動作させる場合(2フロア)

上記で構成した「面を斜め45度に倒す」。

この場合、配置場所も重要です。(アンテナ3本の項目をごらんください)

2つの構成にする場合(2フロア)

中央2本を垂直に立て、それぞれの間が90度になるようにする。両端は水平に倒し、それぞれの間が90度になるようにする。

アンテナ4本 2面構成
アンテナ4本 2面構成

※この場合、それぞれの面を作るので、アンテナの角度は「4本で1つの面構成をする場合」とは異なり、それぞれの面を構成するアンテナが90度になるようにします。

こうすると、中央2本で構成される面(緑)は水平方向へ飛ばし、両端のアンテナで構成される面(青)は垂直方向へ電波を飛ばします。

アンテナが内蔵されている機種(アンテナが0本に見える機種)の場合

アンテナが内蔵されている機種(アンテナが0本に見える機種)の場合、基本的にはアンテナの角度によって調整する事ができません。しかし、アンテナが無い訳ではないので、ここまでの知識を踏まえ、予測できる対処法を書いてみます。

本体そのものの向きを変えてみる

ここまでの知識から「アンテナがある以上、何かしらの指向性はある(アンテナ1本であっても、アンテナに対して垂直方向に伸びるという指向性はある)」と考えられます。であればその指向性を調べて、本体の向きを変える事で「今よりも自分の環境に合わせて電波を発信できる」ようにする事が出来るのではないでしょうか?

問題は「どちら向きに電波が出ているか判断できない」事でしょうか?

その際問題になるのは、アンテナが見えないので「どの方向に電波の指向性があるのかわからない」事ですよね。であれば調べちゃいましょう。

WiFiの電波を調べるアプリ

  • Androidなら「Wifi Analyzer」
  • iOSなら「Wi-Fi SweetSpots」

あたりが一般的でしょうか。

これらのアプリで「リアルタイムで計測しながら、無線LAN親機の本体を回転させて、目的の方向に最も強い電波が出るようにすればいい」わけです。(^o^)b

それでも解決できなかったら?

ここまでやってもまだ問題があるのであれば……

という方法があります。是非、確認してみてください。(^o^)/

無線LAN親機 - ベストな設置場所とは?

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前記事の続きです。

無線LAN親機の設置場所はどんな場所がベストなのでしょう? 調べてみたのでこちらにまとめます。

※情報元はバッファロー社のHPです。

設置場所を再考しよう

「無線LANの電波が弱い」とか「無線LANの速度が遅い」と感じているのであれば、それは無線LANの親機の設置場所が間違っているのかもしれません。

場所に融通がきかないから無線LANを使っているのだよ……

そもそも無線LANを使っている大前提として「有線LANが使えないから(長いケーブルを設置したくない・できないから)」というのがありますが……

これからお話しする内容を踏まえて「ちょっと移動させる」とかするだけで改善する可能性があります。最後まで読んで試してみてください。(^_^;

無線LAN親機を置いてはいけない場所

電子レンジなどの電波を利用する家電の近く

無線LANが利用する周波数は、電子レンジやコードレス電話などの家電にも利用されているため、無線LANの電波が弱くなる可能性があります。

湿気を含む物の近く

電波は「水に吸収されやすい」という特性があるため、以下のような物の近くに設置すると「無線LANの電波が吸収されて弱くなる」可能性があります。

  • 水槽・花瓶などの水が入ったもの
  • 土壁

これらの物の近くに設置しないようにしましょう。

金属製の物の近く

湿気と同様に電波は「金属に吸収されやすい」という特性があるため、金属製の棚の中や機械の近くに置くと電波が弱くなります。

また、金属製の棚の中はケージ効果(ファラデーケージ)が発生してしまい、最も良くないと思われます。

見えない場所

電波は見通せる空中が最も遠くまで飛びます。なので、湿気と金属とは関係なく「見えない場所に置いてある」のは電波を遮蔽してしまい、外に出てくる電波が弱くなります。具体的には「棚の中などはNG」です。

床や窓際、部屋の隅など

無線LANの親機から発信される電波は親機を中心に全方向に飛ぶため、電波の一部(部屋の隅なら壁2枚と床方向に出ている電波)が利用できなくなってしまいます。

また、床に置いた場合は家具などで遮蔽され、電波が届きにくくなります。

次にベストな場所です。

 

無線LAN親機を設置するベストな場所

設置する場所を考えるとき、重要なポイントは2点。

  • 床から1~2mの高さ
  • 家の中心に置く

それぞれの理由はこうです。

床から1~2mの高さ

人の使いやすい大きさの家具とは、人のサイズの家具です。故に多くの家具は人のサイズで作られています。これらの家具に妨げられず、ドアの高さよりも低く設置することで「電波の見通しを確保する」という理論で、「この高さが最も見通せる可能性が高い」からだと思われます。

(できるだけ)家の中心に置く

無線LAN親機から出る電波は親機を中心に球状(全方向)に飛びます。なので「家を立方体として見立てた時、その中心に配置すれば、家全体に届きやすくなる」という理論です。(後述のアンテナの角度によってその方向性を変化させることができます)

こちらは複数階の建物の場合に特に有効な考え方で、3階建なら2階に。2階建なら1階の2mくらい(高め)の高さに。という意味です。

つまり「見通し」が重要

でも勘違いしないでいただきたいのは「直接見通せるか?」ではなく「反射や回り込みを繰り返して到達できるのか?」なのです。

複数階の建物の全体に無線LANの電波を行き渡らせたい場合、当然ですが屋根や床があるので見通せません。この場合は2個目の「(できるだけ)家の中心に置く」を重視して、電波の透過を期待する様にします。

両方の条件を完全に適用しようとせず、可能な限り両方の条件に合致するように設置してください。まぁ、ほとんどの場合は「電話や電源のソケットの位置が決まっている」ため、思ったようには配置できないものです。w

なので「可能な範囲で対応してみる」を目的としてください。(^_^;

無線LAN親機から出る波を想像しましょう

電波とはその名の通り「波」です。なので、反射したり回り込んだりしながら飛びます。なので直線的に飛ぶものもあれば、反射したり回り込んだりしながら予想外の方向から到達するものもあるのです。また、環境に依りますが透過することもあります。

この波の現象を踏まえ「ここをこう伝わって、こう到達する」と「波の気持ちを想像」wしながら電波が目的地へ到達する経路を考えて設置してみてください。

最も利用する場所を重視しましょう

当然のことですが「波なので減衰します」。遠くに行けばいくほどに電波は弱くなります。なので……

「最も無線LANを使う場所を重視」

するようにしましょう。

「家の全体で利用したい」かと思いますが……

  • 家全体でなんとなく繋がる
  • 最も利用する箇所でベストにする

のどちらかを重視して設置する方が良いと思います。

そして「どうしても家全体で無線LANを利用したいんだ!」という場合中継機の設置を検討しましょう。

でも、そうできない場合は?

ここまでが「無線LAN親機を配置するベストな場所」なのですが、実際にはそうできないことの方が多いと思います。ではどうするのでしょう?

実はアンテナの角度と本体の向きで、電波が飛ぶ方向を結構調整できるのです!

記事:「アンテナの角度と本体の向き」へ続く!

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記事:電波を視覚化して自宅の電波の状態を調べてみる

記事:無線LAN中継機を設置してみた 

 

GoogleMapの口コミが自動翻訳されるようになった

GoogleMapの口コミが自動翻訳されるようになりました。

実際にアメリカ、ニューヨークにある「エンパイアステートビル」のコメントを見てみると↓

GoogleMapComment
GoogleMapComment

 

こんな風に(Googleによる翻訳)という文字に続けて翻訳された口コミが表示されます。

 

今まで無かったのが不思議

できてしまうと「何故、今まで無かったのだろう?」と感じますが、ある意味「Googleだからできることでもある」とも感じますよね。

今回は口コミの翻訳がされたのですが、実は以前から地名は翻訳されていました。

地名は翻訳されていた

こんな感じで「有名な建物やお店」と「道路の名称」などは翻訳されて表示されていました。つまり「固定名称は翻訳済みだった」のですが、今回は「不特定な文字(口コミ)」に対してもリアルタイムで翻訳するということができるようになった」のです。

ただ「地名は全ての国で翻訳されている」訳ではありません

例えば韓国。

韓国の例

こんな感じで「日本語に翻訳されるのではなく、英語(読み仮名)に翻訳される」ようになっています。

中国だと翻訳されません。

中国の例

想像ですが、(地図の)Local言語とデバイスの設定言語(ユーザーが使っている言語)の相対関係が設定されているのかな?と。

つまり「日本人は中国語の漢字が読める」みたいな設定がされており、翻訳されていないのかな?と思います。

ちなみにアラビア語だと…

サウジアラビアの例

英語に翻訳されています。

そしてこれらとは関係なく「口コミは翻訳される」ようになっています。(一部翻訳されないコメントもあるのですが、その違いは不明です……)

 

実は一長一短

この自動翻訳ですが、「外国へ行く」ことを想定して行われているのだと思いますが、実は良いことばかりではありません……。

  • 現地の人に場所を聞くときに現地語の文字じゃないと理解されない
  • 少しでも現地語が読めるなら、現地語の方が正しく理解できる

ということでして…。

例えば日本に来た外国人が道を聞くとします。あなたは以下の二種類のメモを見せられて、どちらがすぐ理解できるでしょうか?

その1

  1. Oedo Museum
  2. 大江戸博物館

その2

  1. The Imperial Palace
  2. 皇居

いかがでしょう? Bを見せられたら「ああ、そこへ行きたいのね?」と勝手に想像できませんか?

同様にアメリカへ行って「カタカナのメモ」を見せられても読めませんし、中国・韓国へ行って「英語のメモ」を見せても同様のことが起こると想像できます。

もちろん、聞く側が注意すれば良いのですが……現地の言語がわからなかったら、メモは自分が読める言語(カタカナとか英語表記とか)で書きません?w

そして、アメリカの地図を日本人が見た場合、道路の名前はカタカナしか表示されないため、元の「英語の道路名」がわかりません……。w

つまり「何でも翻訳すれば良い」って事ではないのです。(^_^;

なので現地語と翻訳の選択ができると良い

まだできないのですが、そのうち「現地語と翻訳の両方が選択できる」とか「現地語と翻訳の両方が併記されるようになる」ようになると良いな」と思います。

今後に期待です…。(^_^;

「みちびき2号機」が打ち上げられます

前記事でご紹介した、日本のGPS衛星「みちびき」の2号機の打ち上げ予定日が発表されました。(「みちびきって何?」を知りたい方はこちらをご覧ください。)

内閣府 宇宙開発戦略推進事務局 「みちびき2号機」(準天頂衛星)の打上げ予定日について

抜粋するとこんな感じです。

  • 打上げロケット:H-IIAロケット34号機
  • 打上げ予定日:平成29年6月1日(木)
  • 打上げ予定時間帯:09:20頃(日本標準時)(※)
  • 打上げ予備期間:平成29年6月2日(金)~6月30日(金)
  • 打上げ場所:種子島宇宙センター 大型ロケット発射場

(※)打上げ予備期間の打上げ予定時間帯は、打上げ日毎に設定されます。

H-IIAロケットってもう「34号機」なんですね! ちょっとびっくり……。

 いつの間にかJAXAから内閣府に移管されていた

このニュースを見つけて色々調べていたら「JAXAから内閣府へ移管された」記事を発見。

準天頂衛星初号機の内閣府移管と「試験サービス」開始に向けた調整期間の確保について

そろそろ本格稼働する感じなんですね。

初号機移管~実用運用開始までの流れ(図版)

簡単にはこんなイメージで、2018年の4月から実用運用が開始されます。(今回は緑色の「2号機打ち上げ」です)

で。2号機が打ち上がると「試験サービス」が開始される予定なのですが……。

(※)多くの受信機では、アラートフラグをチェックしており、このフラグが設定されている信号は無視するため、測位結果に影響はありません。

という注意書きがありました。つまり……

試験中に発信されるGPS電波には「アラートフラグ("試験中ですよ"みたいな情報)が含まれている」ので、普通のGPS受信機はこの電波を無視します。その結果「試験期間中は一般ユーザーは恩恵を受けられませんよ」という意味です。w

残念……。orz

「みちびき」の目指す精度

で、まだ一般ユーザーは使えないのですが、このみちびきのプロジェクトの目指す精度というのが凄くてですね……

GPS誤差 6cm を目指す

のだそうで……。

6cmって! と思いますよね。w

それこそ「(実際にはかなり無理がありますが)GPSだけで車の自動運転ができる精度」です。ww

でも、ここまで精度が上がってくれると「カーナビを利用した運転が楽になる」と思います。

現在の20m精度だと交差点を行き過ぎます……。

 

でも既に対応機種は売り出されています

試験期間中はまだ「みちびき」の恩恵を受けられないのですが、既に対応機種は発表されていました。

みちびき対応製品リスト

いくつか抜粋してみましょう。

スマホ・タブレットPC

メーカー 製品名
スマートフォン
アップル iPhone 7 / 7 Plus
※日本販売製品のみQZSS対応
ASUS ZenFone 2 ZE551ML

代表的なところだけ抜き出しました。

iOSだと「iPhone7とiPhone7 Plus」が。
Androidだと「ZenFone 2 ZE551ML」が既に対応しています。

 

iPhoneの日本販売製品のみ対応!?

で。ものすごく気になるのが、アップルの欄に書かれている

※日本販売製品のみQZSS対応

(QZSS = 準天頂衛星システムの略称 = みちびきのシステム)

の文字……。
つまり…

日本で販売するiPhoneだけにQZSS受信機能が付いてますよ

という事ですよね?
気になったので日本のアップルのiPhone7のページを確認すると……

位置情報 : Assisted GPS、GLONASSおよびQZSS

としっかり書かれています。しかし「日本販売製品のみ」とはどこにも書かれていません。さらに英語の(日本向けではない)iPhone7のページを確認すると……

Location: Assisted GPS and GLONASS

QZSSと書かれていない!?

本当に日本で販売するiPhoneだけがQZSS対応しているのですね……。でもこれってどういう事なんでしょうか??

 

ZenFone2も確認してみる

因みにZenFone2も確認してみると…

ナビゲーション: GPS & GLONASS

書いてすらいない!w

まぁメーカーの意図とかもあると思いますが、書いてません。ww

ということは「メーカーごとに書いていたりいなかったりする」訳で「みちびき製品対応リストで確認するしかない」みたいです…。(^_^;

 

意外と多くの製品に使われているGPS

みちびき対応製品リストを見ていたら「意外と多くの製品でGPSを利用している」事に驚きました。

スマホ・タブレット以外には…

カーナビ・ドライブレコーダー・レーダー探知機・GPS専用機・デジタルカメラ・スポーツウォッチ・衛星電波時計・チップ・LSI・モジュール・タイムサーバー・シミュレーター・信号発生器・アマチュア無線機・トラクター・その他

というカテゴリーが存在しており、実に多種多様な製品でGPSが利用されていることがわかります。

しかもこのリストは「みちびきに対応しているものだけのリスト」なので、他にもっと多くの種類の製品で利用されていると想像できます……。(^_^;

政府のページに「レーダー探知機」が書かれているw

もう一つ驚いたのは内閣府のサイトの一部である「みちびき対応製品リスト」に「レーダー探知機」が書かれていることでした。w

レーダー探知機って政府も認めている製品なの!?

と…思いませんか?w
単純に考えると…

警察の監視を妨げる機器

と考えがちですが、もしかすると…

速度超過を抑止する機器

と認識されている(考え方次第ではそうとも言える)のかもしれませんね。w

●前記事 日本のGPS精度が上がる GPS衛星「みちびき」

 

打ち上げが成功しました。

2017.06.01
無事、打ち上げが成功しました! 引き続き状況を追っていこうと思います。

世界最大容量 2TBのUSBメモリー!?

変なものを見つけたのでご紹介します。w
一体何に使うんだ〜!「世界最大容量2TBのUSBメモリー」ww

最初に見たときは「なんだこれ!?」と思いました…。w

こちらは…

Kingston DataTraveler Ultimate GT DTUGT/2TB

という商品で、なんといっても「世界最大容量」が売りのUSBメモリーです。

税込26万円!w

容量も大きいのですが、価格も大きい(高い)です。w

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ちょっと笑っちゃいます。w

正直「2TBの容量のデータって、いくらくらいの価値になるんだろう?」と疑問になります…。

また、これだけ高価なUSBメモリーだと「気軽に持ち歩けない」という感じが否めません…。w

  • USBメモリー本体が26万円
  • データの価値はプライスレスw

つまり…

落としたらどうしよう!!

となりますよね…。w
普通に考えると。ww

何に使うの?

2TBという容量と26万円という価格。
普通に考えると「高価すぎるUSBメモリー」なんですが、もちろんそのあたり(用途)は考えて作られているようで…。

  • 4K・8Kの動画を保存する
  • 高解像度の写真を大量に保存する

がメインの用途(商品のターゲット)のようです。

4K・8Kの動画を保存する

4Kや8Kの動画は本当にでかい(大容量な)ので、持ち運びに苦労します…。
(皆さんがご覧になっている4Kや8Kの映像はこういう苦労の上に成り立っています。w)

例えば「編集を行ったデータを違うPCへ移動する」とき。
または「取り込んだデータを編集用PCへ移動する」とき。

社内のサーバーを介するのが一番手間がかからないのですが…。

社内ネットが1000Baseでつないであっても…
PC:A → サーバー → PC:B

という2度の手間がかかります。
その際、サーバーや社内ネットの混雑具合によっては「とても時間がかかる移動」になってしまい、正直使い勝手が良くありません。

また、この作業を行うことで「社内ネットに負荷がかかり、他のユーザーに迷惑がかかる」ことにもなるので、あまり良い方法とは言えません。

そこで、この手のデータの移動には「ポータブルHDD」や「ポータブルSSD」を使います。

2度の手間は変わらないのですが、他のユーザーに左右されない&他のユーザーに迷惑をかけないという点で、最も確実で移動時間が読める移動方法なのです。w

↓例えばこんなやつです

これらもUSB3.0で使い勝手は良いのですが…。

  • HDDにはHDDそのものの速度の壁があり
  • SSDには容量の壁がある

という問題があります。

HDDというのは「回転する円盤の上を読み取りヘッドが移動して、データを読み取る」ため、物理的な「速度の限界」が存在します。(だいたい100〜130Mbps)

SSDは(多分高価になればこの商品と同じことができるのですが)基本的に高価なので、大容量の商品はなかなかありません。

そこに一石を投じたのがこの商品なのです。

商品の宣伝文句によれば…

4Kの動画を最大70時間保存できる

これはすごい…。
ちょっと一般的な例を出します。w

映像マニアが4Kカメラを持って、旅行に行く

映像大好きな方が自前の高価な4Kカメラを持って旅行に行くとしましょう。

1日に大量に撮影しとして(回しっぱなしとかじゃなければ)3時間程度が撮影できます。

仮にフォーマットは「4K(3840x2160px) 30fps」としましょう。この場合、1分で0.4GBの容量が必要です(圧縮されています)。

なので、1日に必要な容量は「72GB」です。
このペースで5日間撮影したとすると「360GB」です。

これだと「512GBのSSDで足りる」ことになるのですが…。

「映像マニア」なので、高解像度で撮影したい とします。w

高解像度で撮影すると、4Kはおよそ40Mbpsなので…

1分:2.4GB
1日3時間:432GB
撮影を5日間: 2160GB = 2.16TB

となり、全然容量が足りないのです。w
さらに60fpsにすると、その倍なので…

1分:4.8GB
1日3時間:864GB
撮影を5日間: 4320GB = 4.32TB

です。w 512GBのSSDでは1日持ちません。ww

また、HDDの場合は大容量ですが「毎日寝る前にデータを移動しようとした」のに朝までに終わらず「次の日の撮影ができなかった」ということも考えられます…。

なので、大容量で高速なデバイスが必要なのです

動画は「高解像度で撮影して、編集で便利なサイズに落とし込みたい」ので、どうしても撮影は高解像度で行いたくなり、その結果「容量が足らない」ので、大容量なデバイスが必要です。

また、大容量であればあるほど「移動・コピーに時間がかかる」ので、高速である必要があるのです。

高解像度の写真を大量に保存する

こちらはちょっと微妙ですね…。

例えば「一眼レフで撮影した大量のデータを移動する」ということだと思うのですが。

こちらの場合は…

(4K・8Kの動画に比べて)1つのデータ容量が小さい

ので、それほど「この商品でないと」という重要性がありません。w むしろ「動画以外のデータ全般」に言えることです。w

動画の場合は「一つのデータの容量が大きい」ので、この手の大容量で速度の速いデバイスがとても重宝します。 というか「大容量じゃないと入らない」ので、困ります。w

ですが「小さなデータの集合体」の場合、分割して保存することができるため、この手の「高価な大容量デバイス」は必要ありません

実は速度はUSB3.0

この商品「USB3.1 gen1」を謳っていますが、gen1なので、速度自体は「USB3.0と同じ」なんです。

まぁ、gen2に対応したとしても元のメモリー速度が「300Mbps」だったら全く意味がありませんし、値段を下げるという意味でも妥当なのでしょう。w

ちなみに「USB3.1はUSB3.0・USB2.0・USB1.1にも互換があります」。

まぁ、USB3.0よりも下のVerで使ったらそれこそ「遅すぎて使えない」でしょうけれど…。(^_^;

何れにしても「便利そう」ではあるのですが、色々な意味で「落としたら怖いUSBメモリー」です…。orz

タッチパネルのチェックツールを作りました

前記事「スマホ・タブレットのタッチパネルが反応しない原因と対策」の補助機能として、タッチパネルをチェックするWebアプリを作りましたので、ご紹介します。

こちらです。↓
ナンデモ堂 タッチチェックツール

※基本的にOSやブラウザーに左右されません。Webが見られて、JavaScriptが実行できれば動作します。

使い方

  • このページへ移動してください。
  • ページの中ほどにある「タッチチェックを開始する」を押してください。
  • 画面いっぱいに楕円が並びます。
  • 画面上の楕円を全てタップ&スライドして塗りつぶしてください。※「タップ(クリック)」ではなく、「スライド(ドラッグ)」して塗りつぶしてください。

やってみた結果からわかること

  • 全部塗りつぶすことができれば「楕円が見えている範囲はハードウェア的に問題ありません」。
  • 塗りつぶすことができない部分があれば、その部分が「ハードウェア的にタッチできない場所(本当に壊れている可能性が高い)」です。

ただし「塗りつぶすことができない場所があっても、ハードウェアが壊れているとは限らない」事に留意してください。ここまでの記事で書いたような、他の原因によってそれが引き起こされている可能性もあるのです。

 

「アプリ」にしようかと思っていた…

実は最初、最近の自分の流れ(流行り)で

「アプリにするか〜♪」と思っていたのですが…。

「あれ? Webでできるじゃん」と思い直し、急遽Webで作ってみました。

制作時間は「4時間」です。w

多分、アプリでやったら「数日」はかかります…。(^_^;

実は最近のWebって「非常に優秀」でして、アプリを作ってみてわかったのですが「アプリにする必要がないもの」って意外と多くあるのです…。

それに…

実はWebの方が作るのが簡単なんです。w
(いろいろと融通が利き、制作時間が少ない)

もちろん、最近のスマホのゲームのような3Dを扱っているものをWebで作ることは(多分)できません。

ですが、それ以外のアプリって、基本的にアプリである必要がないものが結構多いんです…。

例えば…

アプリじゃないとできない(と思われる)こと

  • 3Dを利用している。
  • スマホのセンサー(マイク・GPS・明度計など)を利用している。

それ以外にアプリである必要性が思いつきません…。orz

それほどに「Webでもできること」って多いんです。
というか、「Webでできるけど、アプリにすることでユーザーを囲い込む」という手法が多く取られている感じがします。

 

ちょっと話が逸れましたが…。

ナンデモ堂 タッチチェックツール

よろしければ、一度お試しください。

iOSアプリ 始めました(その1)

★「デザイナーの私が、どうやって1本目のiPhoneアプリをリリースできたのか?」を書いてみました。

私は2年前に体を壊して会社を辞め、現在フリーランスとして活動しています。

去年はWebデザイナーとしてそれなりの成績を上げたのですが…。

まだまだ足りない!

(まぁ理由はいろいろあります…)
そこで、突然思い立ち…

iOS(iPhoneとかiPadとか)のアプリ開発を始めました。w

しかし「元々プログラム側の人間ではなく、デザイン側の人間」なので、「何をどうしたらいいのか、何から始めたらいいのか、全く見当がつかない」という状態…。

そんな中、約1ヶ月半かけて初めてのアプリ「AnimatorTool」をリリースすることができました!

そこで、この記事では「デザイナーの私が、どうやって1本目のiOSアプリをリリースできたか」を「様々なつまずきPoint」を交えて書いてみます。

 

経験無し!

最初に「よし、やってみよう!」と思い立ったのはいいのですが、その時点で…

 

アプリ開発の経験が全くありません!(爆)

 

さて、どうしたものでしょう。w

とは言うものの、「無鉄砲に計画した」訳ではなく…。
「全くない」と言うのは語弊があります…。(^_^;

 

プログラム経験は「ほぼ」ありません

私はデザイナーなので、プログラムの経験は「ほぼ」ありません。

プログラム経験といえば…

  • 25年くらい前。
    MacのHyperCard(知ってる方はほぼ居ないのでは?w)で「WhatIf!?」というアーケードゲームを模倣したカードゲームを作りました。
  • 5年くらい前。
    会社に居た頃、色々な作業の自動化を簡単なプログラムで作りました。
  • 1年前。
    Webデザイナーを始めて「JavaScriptとかjQueryを覚える必要があった」ので、「(また)WhatIf!?」の模倣を今度はWebアプリとして作りました。

という程度の経験です。

そういう意味では「プログラミングは得意かもしれない?と勝手に思っている人」だと思ってください。w

ですが、「この程度の経験で、スマホアプリ開発に手を出していいのか!?」という疑問が拭えません…。

下手をすれば「何から何まで分からずじまいで、何も完成しなかった」という結果が容易に想像できます…。orz

それでも「1年前に、Webのゲームを作った」経験がかなりの自信になっていました。

「自分ならできる!」と勝手に思っていたのですが、「勝手な自信」というのは結構強力で、全くわからない分野に土足で踏み入る勇気を与えてくれました。ww

それが最初の原動力です。

 

最初の一歩(見切り発車もいいけど…)

「案ずるより生むが易し」とも言うので、「とりあえず、本を読みながら始めてみよう」と思い、最初に読んだのが↓この本です。

 

 

本を読む前に、ネットで色々と検索し、なんとなく得た知識で「iOSはXcodeというアプリを使って開発し、AndroidはAndroidStudioというアプリを使って開発する必要がある」ことはわかっていました。

で、なぜこの本を選んだかと言うと…

このCocos2d-xはその二つ(iOS用とAndroid用)を同時に作ってしまうツールなのです!

何と素晴らしい!!

で、早速本の通りに作り始め、チュートリアルを終えると…。

できました。チュートリアルで作る「カードゲーム」はできましたけど…

 

C++が全く理解できない!

つまり「プログラムが読めない(自分の力では理解できない)」という状態になりました…。

少なからず「プログラム」と言われる部分は読める自信があったのですが、C++は「何が書かれているのかわからない」…。

というか、ちょっと特殊?(それともこれが普通?)な書き方なので、全く理解できません…。

何しろ「文法がわからない」のです。ww

 

「プログラムが読めない」と言うことは…

「誰かが書いたプログラムの断片をコピペ(本に書かれている内容をそのまま書き写すなど)すれば、その機能は実現できる」のですが、「自分が作りたいものを、どうやれば実現できるのか考えること自体が不可能」です。

つまり…

クリエイティブ性がゼロ!
(新しいものを構築することが不可能)

ってことで…

これでは自分が思った通りにアプリを作ることが出来ないことに気づきました…。

途中までは「C++を覚えるぞ!」って意気込んで勉強していたのですが、その最中…

「これって、いつになったら思ったものが作れるようになるのだろう?…」

と思うようになり、挫折…。

 

諦める(辞める)のは早いほどいい!
※私の持論。「結果的に辞めるなら、新しいことをさっさと始める方がいい」という意味です。w

 

とは言うものの、少なからず「自分には無理なのかな?」というショックもあり、「3ヶ月ほど、アプリ開発を諦めていた」時期がありました。w

その後「できるかも?」と思い直したのは、少し冷静になって…

「初めてのiPhoneアプリ開発」という感じのタイトルの本を立ち読みした時です。

 

初めての?初めてでもできる!?本当に???

どんなカテゴリーの本でも「初めての」シリーズってありますよね?

「初めてのiPhoneアプリ開発」という感じのタイトルの本は結構多く出ています。

 

※ほんの一部です。

この本達の中から自分にあった・自分が理解できるベストな本を探さなくてはなりません…。w

タイトルに「初めての」とか「挫折しない」とか書かれていても正直「どれが自分にあっているのか」がわかりません…。

最初に挫折したcocos2d-xの本だって「はじめてでもよくわかる!」ですが、個人的にはわからなかったので、一抹の不安がよぎります…。orz

 

「初めて本(初心者向けの「初めての〜」というタイトルの本)」を選ぶポイント

実は先の挫折で理解したことがありました。

  • 自分のレベルにあっているものを探す
  • 想定読者を見極める
  • 一冊で済ませようとしない
  • 段階を経る
  • 立ち読みする
  • 最新の開発環境を対象に書かれた「新しい本」を選ぶ

です。

自分のレベルにあっているものを探す

まぁ、そのためには自分のレベルを知らなくてはならないのですが。w

多くの場合、初歩の初歩で必要な基礎知識(iPhoneアプリ開発はXcodeを使うとか、Objective-CやSwiftという言語を使うとか)はほぼネットで見つけることができます

もっと言うと「じっくり時間をかけて検索をすれば、自分の理解度(レベル)が徐々に上がり、ネットからかなりの情報を得ることができる」とも言えます。ほんとで。

しかし、最初の頃は「ネットで書かれている情報は断片的(わかる人対象に書かれている)」であったり、初心者には理解できない単語が多く、その結果「全くわからない」という状態になってしまいます。

これが「ネットの情報を検索した時点で挫折する原因」です。

つまり「ネットの情報が理解できるようになるためには、それなりの基礎知識が必要」なんです。

そういった基礎知識もうまく検索して「自分のレベルに見合うページに出会う事が出来たら」理解できます。

しかし、正直なところ…

ネットだけでスムーズに理解できるようになる(自分が何を必要としていて、なんて検索したら目的の情報が出てくるのかを理解する)のは初心者には困難です。

そこで「初めて本」のお世話になることにします。

自分のレベル とは…
  1. Xcodeってなに?Swiftってなに?って状態
  2. アプリってプログラムと画像(画面)はどうやってつながるの?
  3. プログラムはJavaScriptとかで経験があるけど、アプリにするときのアプローチがわからない

とかそんな感じの違いです。

1.ならそこから書き出している本が必要で、
2.ならそういう事をより詳しく書かれている本が必要で、
3.ならそういう人を対象に書かれている本が必要です。

つまり「自分のレベルを知る」のが重要なのではなくて、「自分のレベルにあった本を選ぶ」のが重要なのです。

 

想定読者を見極める

多くの「初めて本」には「想定されている読者(読む前に必要な知識)」が書かれています。
(先ほどのcocos本には書かれていませんでした…いいえ、そこを責めるつもりはありません…自分のミスですw)

例えば…

この本は、初歩のプログラミング経験(if then文やfor文を使ったことがある)があり、これからiOSアプリを作り始めようと思っている人を対象に書かれています。

という感じの記述があります。
そういう想定を読んで、自分のレベルに合った本を選びましょう。

それよりも、もっと初歩の場合。
「なんとなくネットで情報を集めながら、気になった単語を随時調べる」とかやると「徐々に知識がたまっていく」のが実感できます

しかし「初歩の初歩対象で、順序立てて書かれた本が欲しい」のであれば…。

表紙デザインがかわいらしかったり、タイトルに「サルでもできる」とか「小・中学生でもできる」とか書かれた本を物色してみるといいです。

 

※↑出版日が古いのでご注意ください。

※表紙は意外と重要で、シンプルなものは「学術的に書かれている本」で、上級者向けです。POPなものは「より初心者向けに書かれている」事が多いです。そういう意味では、第一印象で「ピンと来たものを選ぶ(ジャケ買い)」のはあながち間違っていないのカモ知れません。w

この手の本は「最初の一歩をとても低く想定して書かれています」ので、確認してみてください。

ただ「本当は少しだけ知っているんだけど、最初はこういう本がいいかな?」と思って買ったりすると…

「そんなことは知っとるわー!」

となるので、こちらもご注意ください。w

本を読んでいてもそうなんですが、結局「ネットを調べるのが上手になる必要がある」と思います。

どちらかと言うと「自分が欲しい情報を表示させるためには、どんなキーワードを書いたらいいのかわかってくる」ので、その段階までは急がず順序を追って、予備知識を貯めましょう。

ある程度の基礎知識がたまって、初めて「初めて本の想定読者が理解できるようになる」とも言えるのです。

 

一冊で済ませようとしない・段階を経る

これまた重要なんですが…。

急ぎすぎると何も得られなくなります。
先の私の挫折がコレです。w

「初めて本」で身の丈に合わないものを選んだ場合、多くの用語自体が理解できず、「まるで英語の本を読んでいるかのように、ネットで用語を調べながら読まなくてはならなくなる」ため、読んでいられなくなります。w(それでも我慢して読了したら、効果はあるんでしょうか??)

また、そのような本を買ってしまった場合、その前のレベルの本(つまり辞書w)が必要になるのですが、「それがどれだかわからない」という事態に陥ります…。

なので、「今の自分が理解できる本」を選ぶようにしましょう。
そして「一冊目を読み終えた時、新たな疑問が生まれます」。これが二冊目へのアプローチです。このように「段階を経て本を読み進める」ほうが良いです。

近道しようとすると、もっと遠回りする結果になるかも知れません。「急がば回れ」ですよ。w

 

立ち読みする

前述とかぶりますが、ここまでのことを理解するためには少なからず「立ち読み」が必要です。

私もAmazonから本を買うことが多いのですが、この手の「初めて本」はジャケ買いすると失敗します。w

最近ではAmazonでも「立ち読み」できる本があり、特に「読者想定」や、「目次」が全て見えるものはとても選びやすく、私もAmazonでジャケ買いすることが時々あります。w

まぁそういう時は「当たったらおめでとう」レベルの買い物になってしまうのですが…。(^_^;

プログラムの「初めて本」を選ぶ際、一番重要なのは…

  • 自分の知りたい内容が重点的に書かれているのか
  • 自分が理解できる書き方をされているか

なので、Amazonの立ち読みだと物足りないことがあります。

私は本を探す場合、最初はAmazonを使います。立ち読み機能とか、評価をじっくり読んで、最初に幾つかの本に絞り込みます。

※正直なところ、この時点では評価は役に立ちません。w 個人的な意見なので。w ただ、良い評価が出ている本は「立ち読み候補」としています。

その後、最寄りの「大きな本屋さんへ電話して、在庫があるか確認してから見に行く(買うかどうかわからないけどと一言言って、取り置いてもらう)」ようにしています。

そして実際に立ち読みをしながら、以下の点をチェックします。

  • 自分のレベルに合っているか?(読みやすいか?)
  • 自分の知りたいことが書かれているか?(内容が多岐にわたりすぎて、知りたい内容が少なすぎないか?)
  • 少し読んで、理解できそうか?

どの本が自分に合っている本なのか確認するためには、立ち読みして、納得してから購入しましょう!

本来立ち読みとは「その本が自分の欲しい内容なのか確認するためのもの」なのですから。(…多分あってると思います。w)

 

最新の開発環境を対象に書かれた「新しい本」を選ぶ

プログラムの「初めて本」の場合、この「新しい本」は非常に重要です

2017.3.1時点のiOSで言うと…

Xcode 8
Swift 3

を謳っているものでないと、後から後悔します。w
理由は…

  • 今から始めるとすると、開発環境(iOSなら、Xcode)は最新のものしか手に入りません
  • 故に古い本を選んだ場合「本に沿って作業を進めると、必ず途中で自分で解決できない問題が発生」します

その問題とは…

  • 「開発環境のレイアウトが違っていて、クリックしなくてはならない場所が見つけられない」とか…
  • 「Code(プログラム)が古くて、エラーが発生するけど治せない」とかです。

プログラム(及び開発環境)は日々進化し続けており、故に古い本の情報は「現在手に入る開発環境とは違う物」なので、「自分で解決できない問題」に直面し、先に進めなくなります。

必ず最新の開発環境を調べ、それに即したVerで書かれた本を選びましょう。

(なのでプログラム本は出版するタイミングが難しいのです…)

 

つづく

ちょっと長くなってしまったので、続きは「その2」にします。w
次は「私が選んだ本」から始まります。

 

Pokémon GO Plus Amazonで定価で買えます!

ずーっと入手が困難だったPokémon GO Plusが今ならアマゾンで定価購入できます!

 

 

 

欲しい方は急いで!w

 

行き渡った?

そろそろ欲しい人には行き渡ったのでしょうか?

今日、Amazonを見ていたらポケモンGOPlusが定価で購入できるようになってしました。

まだ一時的なもの?という感じは否めませんが、今ならAmazonで定価購入できます。

 

 

結構便利です

実は私は11月の販売で、すでに入手していたのですが、結構便利です。

色々な評価がありますが、個人的には「買ってよかった」と思っています。

というのも…。

  • スリープ状態でもポケストップのアイテムを収集したり、ポケモンを捕まえたりできる。
  • スマホを取り出して「えいっ」ってスライドさせなくていい。

故に「スマホの電池が長持ちさせられて、スマホを取り出して歩かなくていい(歩きスマホしなくていい)」のです。

なので結果的に…

  • 安全に遊べるようになった。
  • よりアイテムを収集しやすくなった

と感じます。

 

マイナス評価の内容

マイナスの評価をされている記事の中に「弱いポケモンしか捕まえられない」というものがあります。

確かに「ノーマルのポケモンボールしか使ってくれない」ため、弱いポケモンしか捕まえられないのですが、最近思っているのは…

強いポケモンは卵からしか生まれない

です。w
ということは…

自分で捕まえるポケモンは残しておく必要がない

ので、それはイコール…

Pokemon GO Plusで捕まえるポケモンは「ポイントと経験値を得るため」である

ということで、そうなってくると

野良ポケモンは捕まえても博士に送るだけ

という流れになるのです。w
これを踏まえると…

Pokemon GO Plusで捕まえるポケモンは、弱くてもいいから大量に捕まえたい

ことになり、結果として

Pokemon GO Plus って便利〜!

ってなるのです。ww

 

まだPokemon GOを楽しまれている方は、持っていて損のない一品です。(^o^)/