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SIMロック解除 今年の5月から義務化

最近「SIMロック解除の義務化が今年の5月から発効される」という記事を目にするのですが、その根拠が全く見つからないので調べていたら…やっと見つけました。ww
総務省の公の文書です。

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総務省の公文書

総務省のサイトの(多分)去年の12月に改正された文書から、「SIMロック解除の適用開始日」が見つかりました。w

「平成27年5月1日以降新たに販売される端末について適用する」

と明記されています。
今回はこの「公の文書を読み解く形」で解説します。

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総務省 「SIMロック解除に関するガイドライン(改正案)」

これは平成22年に始まった、SIMロック解除に関する検討会の資料で、今回の「今年の5月から」という事が改正によって加えられた文書です。 平成26年●月 というふうに「改正月が塗りつぶされている状態」で公開されており、実際にいつ改正されたのかが不明なのですが…。(^_^;

この文書に明確に「平成27年5月1日以降新たに販売される端末について適用する」という記述があります。

文書が長いので、要約しますと…

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1 経緯及び目的

(平成22年時点の話です)日本では現在販売される携帯端末は、基本的に「SIMロック」と呼ばれる設定がなされ、端末を販売する事業者のネットワークしか使えなくなっている。

これに対し、「海外渡航時に渡航先の携帯電話会社のSIMカードを利用したい」との利用者からの要望が存在した。

こうした要望を踏まえて検討した結果、様々な問題があったことから「SIMロック解除に関するガイドライン」を策定し、SIMロック解除の実施を求めた。

しかし、これまでのところ事業者によるSIMロック解除の実施は限定的であり、利用者利便を阻害するだけでなく、他業者へのサービスへのスイッチングコストの増加などが指摘されている。

また、近年のLTEやスマートフォンの普及によって、これまでの問題が解決しつつある。

以上を踏まえ、本ガイドラインは「事業者等がSIMロック解除する際に留意すべきと考えられる事項」を改めて示すものである。

nandemodou解説

読んで頂いた通りなのですが。

まず「利用者の利便性を損ねるSIMロックは行わないべきである」として、「SIMロックの解除を求めたが、実際には限定的に行われているだけで全くその効力を発揮していないんだけど…どうなってんの?」 としてw

「前には通信方法だとかいろいろな問題があったけど、最近スマホになったり、LTEになったり、MVNO(SIM売り)が流行ってきているからもう問題無いと思うんだけど…なにやってんの?」とし…

「やる気が無いみたいだから、法律で縛っちゃうね」 という事を言ってます。ww

2 用語の定義

(用語説明なので、飛ばします)

 

3 基本的な考え方

電気通信事業法は、電気通信事業者の事業の運営が適正かつ合理的でないため、国民の利便性の確保に支障が生ずる恐れがあるときに業務命令を発動可能としている。

SIMロックは、海外渡航時に現地国のSIMカードに差し替えて利用するといった利用者の行為を妨げ、その利便を損なう。また、事業者を変更する際のスイッチングコストが押し上げられ、差別化による競争を阻害する要因になっている。さらに新規顧客獲得の際の多額のキャッシュバックの一因となる事により、不公平性を助長している。

他方、事業者からはSIMロックを設定しない場合の懸念点として、①端末が必ずしも他の事業者のサービスに十分対応していないので、利用者に混乱が生じる ②販売促進費を抑制することにより、端末が高価になる ③事業者独自のブランド性が損なわれる などが挙げられている。

しかしながら、①は利用者に対し適切な説明をした上でその選択に委ねることが適当 ②はむしろ望ましい ③はSIMロックという手段で利用者を強制的に囲い込むことによってではなく、端末の魅力を最大限に引き出す通信サービスの開発・提供によって進めるべき。 このように、いずれの懸念点についてもSIMロック解除に応じないことの根拠とは認められない。

以上を踏まえると、利用者からSIMロック解除の申し出があったにもかかわらず事業者が正当な理由なくこれに応じないことにより、電気通信の健全な発達又は利用者の利益が損なわれる時は、業務改善命令の要件に該当すると考える。

したがって、事業者は、次項に示す方法により、利用者の求めに応じてSIMロックの解除に応じることが適当である。

nandemodou解説

ふぅ〜長かった…。 意味は変えていませんが、超要約しております。w

まず冒頭に「政府は通信事業の発達が健全に行われなかったり、利用者の利便性を阻害すると思われる時は、業務改善命令がだせるんだよ」と言ってから…

「実際に海外に行った時にSIMを差し替えて利用出来ないなどの問題が提出されていたりするんだけど…」

「事業者の言い分は、全部納得できないから業務命令だすね

で、最後の一文が…「事業者は、次項に示す方法により、利用者の求めに応じてSIMロックの解除に応じてね」です。w

4 具体的なSIMロック解除の方法等

※ここからが重要なので全文引用します

(1)対象となる端末

1  事業者は、原則として自らが販売した全ての端末についてSIMロック解 除に応じるものとする。

2  ただし、SIMロック解除を行わないことが公正な競争又は利用者の利便 の確保に大きな支障とはならないと考えられるもの についてはこの限りで ない。

(2)SIMロック解除に関する手続

1  事業者は、可能な場合には利用者がインターネットや電話により手続を行 えるようにするなど、迅速かつ容易な方法により、無料で SIMロックの 解除を行うものとする。

2  ただし、端末の割賦代金等を支払わない行為又は端末の入手のみを目的と した役務契約その他の不適切な行為を防止するために、事業者が最低限必要 な期間はSIMロック解除に応じないことなど必要最小限の措置を講じる ことを妨げるものではない 。

(3)SIMロック解除の運用方針の策定

事業者は、SIMロック解除の対象となる端末及び手続等を定めた運用方針 をあらかじめ定め、公表するものとする。

nandemodou解説
  • 事業者は自ら販売した端末のSIMロック解除に応じなさい。 ただし、SIMロックしない方が利用者の利便性が良いと考えられる場合はSIMロック解除しなくてもいい。
  • 事業者は可能ならインターネットや電話を通じて、無料でSIMロックの手続きを行えるようにしなさい。 ただし、代金を支払わなかったり、端末の入手のみを目的とした役務契約その他の不適切な行為を防止するために、事業者が最低限必要な期間SIMロック解除に応じないなどの必要最小限の措置を妨げるものではない。
  • 事業者は、SIMロック解除の対象となる端末及び手続きを公表しなさい。

と、言っています。そしてこれらの運用開始が「7」で記述されています。

 

5 SIMロック解除にあたり留意すべき事項

(事業者の説明義務、手続きの方法の連絡、SIMロックを行うまたは解除するとどのような問題があるかの明示、修理を行う際の窓口 などを定めたものなので省略します)

 

6 その他

SIMロック解除した端末は自由に利用できるように、SIMロック以外の機能制限についても、SIMロック解除された場合は併せて解除できるようにすること。

nandemodou解説

そのままですね。w そして「7」です。w

7 本ガイドラインの適用等

(1)本ガイドラインは、平成 27 年5月1日以降新たに発売される端末について 適用する。なお、それ以前に発売された端末については、平成 26 年●月改正 前のガイドラインの趣旨に沿って適切に対応することが適当である。

(2)総務省は、本ガイドラインの適用後の状況を踏まえ、必要に応じ本ガイド ラインを見直すとともに、所要の対応を行う。

nandemodou解説

はい!ついに来ました「ドーン!」
発効日の記述です。

・平成27年5月1日以降新たに発売される端末はこのガイドラインが適用されます
・それ以前に発売された端末については、「改正前」のガイドラインが適用されます。

という形になりました。
また、この「改正前」というのがどれを指すのか微妙ですが…。 SIMロック解除の要望に応じる は適用されると思います。 なので、まずは各ショップへ「SIMロック解除してください」と当然の権利のように言い放ってください。w

すると各ショップは「ははぁ〜(とはなりませんが)」と従ってくれる筈です。ww その際に「その端末をSIMロック解除すると何が問題になるか」などの説明があるはずです。しっかり聞いて納得できたら解除しましょう。

★4/1現在、5/1以前発売のものに対する解除は各キャリアがどうするかがまだ発表されていません。 因みにauで聞いてみたところ「まだ上からのお達しがない」との事。 結構難航しそうですね…。(^_^;

Android5.0.2になったらLTEが繋がりにくくなった

先日、Nexus7(2013)がAndroid5.0.2になって、無線LANのエリア越えが問題なく繋がるようになったという記事を書きました。

ところが…。

なんだかLTE(OCNモバイルONE)が繋がらない…

という状況が増えた感じがしていました。

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外出して、ネットを使おうとすると「圏外」…。
それがとても頻繁に起こっていて、最初は「やっぱりdocomo回線はだめなのか?」と思っていたのですが、先日Androidが5.0.2になったことを思い出し、もしかして… と思って以下を試してみました。

プロファイルを作り直す

Nexus7(2013)にはAndroidのLTEに関するプロファイル(設定)が作ってあり、それによってLTE接続が出来るようになっています。

一番最初にLTEを試した時点では、OCNのサイトには設定方法というのは無く、インターネットでいろいろ検索して、やっと繋がったという状態だったので…

元々「これが正解」というプロファイルではなかった

という心配がずっとありました。 繋がってはいるが、性能的になにか設定が足りないのではないか? と思っていたのです。 ですが、ちゃんと使えているので全く気にしていませんでした。w

今回、Android5.0.2になった事で「もしかすると、新OS用に作り直したほうが良いかもしれない」と思い…OCNのサイトへ行くと…。

「設定方法」というページが新たにできている!w

しかも、ご丁寧にNexus7(LTE)とNexus7(3G)と別々に設定方法が書いてあるw ちょうど良いので、自分のLTEのプロファイルを作り直す事にしました。

OCNモバイルONE 設定方法ページ

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Android5.0.2 Nexus7(2013) のフリーSIM通信設定方法(OCNモバイルONEの場合)

ここで、Android5.0.2のフリーSIMの通信設定方法(OCNモバイルONEの場合)を書いておきます。

設定を開く

いくつか方法がありますが、一番簡単なのがHomeで画面上から下へスライドしてメニューを出します。(5.0.2からは)これだけだとアプリの情報しか出てこないので、もう一度下へスライドします。 すると設定項目のメニューが出ます。

この右上の歯車アイコンをタッチします。

PullDown

 もっと見るをタッチ

Settei

 

 

「モバイルネットワーク」をタッチ

MottoMiru

 

 

「アクセスポイント名」をタッチ

MobileNetworkSetting

 

右上のプラスボタンをタッチ

APN

 

設定を書き込む

内容を以下のように書き入れます。

OCN01

OCN02

 メニューから保存をするのを忘れずに。

 

一個前の画面に戻って、今作ったプロファイルに●を付ける

OCN03

 

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はい。これで完了です。

この時点で接続できる筈ですが、念のため本体を再起動することをお勧めします。 あと、オプションをON(携帯電話のアンテナマークのLTEをONにする)を忘れている事もありますので、確認してください。

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私はこれで、圏外が多い状態を改善できました。

急に圏外が増えた方、是非お試しください。(^o^)/

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■2015/11/22 追記

このプロファイルを作ってからも、再起動(電源の入れ直し)を行った後はやっぱりLTEがつながりません。 そういう時は「飛行機モードなどの電波Offモード」にしてから、再度「電波をON」にすることでLTEが繋がります。

お試しください。

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■2015/12/13 追記

Android 6.0.1 になったら、↑この「電波をOFFモードにする」必要も無くなりました。 再起動したら、ちゃんと繋がっています。

SIMロック解除に向けた総務省の動き

今回は、2014/12/22に発表された、総務省による「SIMロック解除に関するガイドラン」について書いてみます。

SIMロックとは…

スマートフォン等の移動端末に電話番号などの情報を書き込んだSIMを、各キャリア(電話会社)が他のメーカーのSIMに交換できないようにロックすること。

です。

そして、SIMロックフリーとは…

SIMロックを解除して、どのメーカーのSIMでも利用できるようにすること。

です。

今現在、SIMロックフリーとして売り出されている端末以外は、基本的にこのSIMロックがかかっています。
つまり、他社の安いSIMを利用できない状態です。

2014/12/22に総務省から「SIMロック解除に関するガイドラインの改正」という文書がネットにUpされました。

これは、2010/6/30に発表された「SIMロックを解除できるようにしてほしい」という政府のガイドラインに対して、docomo以外がほぼそれに応じない(無視する)形で現在に至っており、「どうなっとんのじゃー!」という会議が開かれた。という議事録です。(^_^;

簡単に書いてしまうと…(あまりに長いので、全部は読んでいませんが…)

・SIMロックしないで販売すべき
・SIMロック解除を要望する個人に、すぐに応じられる体制を作るべき
・SIMロックの費用は個人に負担させない形にすべき

などなど、多くの会議内容が書かれています。
しかし、これは法律としてどうこうではなく…

政府はこう考えています

というガイドラインにすぎません。
つまり、強制力は低く、各キャリアが従うかどうかは微妙なのです。
そして(これは個人的な見解ですが)どうやら政府は…

2020年の東京オリンピックまでに、外国人観光客が自分のスマホを便利に扱えるように整備する

というのが目的のようです。
前記事「dococmoは繋がらない…? (フリーSIMについて)」にも書きましたが、日本は携帯電話・スマホに関して端末的にはそれなりだと思いますが、電波(利用費)的には最も遅れた国の一つです。 世界中の基準は「SIMロックフリー」が当たり前で、海外旅行に慣れた人はまず到着した国で現地の安いSIMとか、プリペイドのSIMを購入して利用します。 故に外国人の中には「SIMロック って何?」という人もいるかもしれません。ww

政府としては、それを海外基準に落としたい。 という狙いがあるようです。
まぁ、そうですよね。w 「日本、遅れてる〜♪」とならない為にも必要な事だとおもいます。w
多分ですが、オリンピックまでに日本のスマホ技術は良いところまで行くのではないでしょうか?

実は今現在でも、政府が進めているオリンピック対策がいくつかあります。

◇日本人が英語を使えるように整備

日本人は中学校から高校、大学とほぼ10年近く英語を学びます。 なので、基本的なものは身についている筈なのですが、なんでしょう…「外国人恐怖症」というか、「恥ずかしがり屋」というか、異常なまでに英語を拒絶します。 事実、私の身の回りでも「私が英語で外人と喋っているのを横で聞いていると、何を言っているのかわかる」人が多いのですが、話し慣れていないので「自分の言いたいことをどう言ったらいいかわからない」という人が大半です。 現在政府からは「店舗、公共の職の人は英語を覚えて喋れるようにしてください」というような依頼を出しています。

◇英語併記の案内板の徹底

海外から日本に戻ってくると「案内板の英語の少なさ」にびっくりします。 基本的に日本語が(なんとなく)読めるのは中国語圏の方(なんとなく漢字が読める)だけ。 なのに英語の表記の少ない事少ない事…。 これが経済大国か? と目を疑います…。orz なんかこう… 海外の人は日本に来なくてもいい というのを感じるのです。 そして中国語圏の方にも読めないのが「カタカナ」です。 日本語の勉強は「ひらがなから始まり、漢字が混ざってきて、カタカナは勝手にやって」というのが多い様なのです。というのもカタカナはあくまでも音を意味するものなので、あまり学習内容に組み入れられません。 というか、カタカナで「ロビー」とか書くなら英語で書けよっ!っておもいます。w この「カタカナ」も日本人を英語離れさせている要因の一つだとおもいます。(ナンデモ堂 ってカタカナですけどね…あ、英語じゃないですね…ww こういう少し斜に構えた印象を持たせる為にも使われていますね…orz) まぁ、戦争の影響なんでしょうけれどね…。 敵国の言葉を使えないので、カタカナという日本語で表記せざるを得なかったのかなと…。 でも今は違います。

つまり(急に話が戻りますw)、日本語が読めない人には、案内看板は全く役に立たない…。 これではねぇ…。ww

話がそれましたが…。
このように海外(世界)基準に情報整備を整えないと、正直東京という、世界でトップランクの人口過密都市でオリンピックを行うというのは無謀でしょう。 それにむけた第一歩としてSIMロックフリーを求めているようなのですが、キャリアが素直にそれに準ずるとは思えません…。(^_^;

今現在の状態では、一応キャリアは反発しながらも、一応応じるような形に見えますが。 今後どうなるんでしょうねぇ…。

今、SIMロックフリー端末に変更を考えている方は、少し様子を見た方がいいかも知れません。
何れ、お手持ちの携帯がSIMロックフリーにできる可能性が高いので…。

 

dococmoは繋がらない…? (フリーSIMについて)

今日は「LTE用のフリーSIM」について書いてみたいと思います。

最近、フリーSIM機(SIMを差し替えても動作する機種のこと)用のSIMの販売がとても増えていると感じます。
これは、iPhoneが大きな影響を及ぼしているのだとは思いますが、実際にはNexus7(2013)のような元々フリーが当たり前な外国製品(いや、iPhoneもそうですね)を利用されている方のニーズも大きいと思います。

SIMとは…

SIMカード(シムカード、Subscriber Identity Module Card)とは、GSMやW-CDMAなどの方式の携帯電話で使われている電話番号を特定するための固有のID番号が記録されたICカード。

の事です。

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日本のキャリアと外国の現状

日本の3大キャリア docomo , au , softbank は基本的にSIMロックがかかった状態で電話機を販売しており、このSIMロック状態では docomoの電話機はdocomoのSIM(もっと厳密に言うと、登録したSIM)しか使えません。 他2社も同様に販売しています。 これは、キャリアが元々電話機をものすごい安い値段で販売していた(実はキャリアが電話機代を立て替えていた)時期がありました。この場合、電話機だけを購入して違うキャリアの電波を利用されると損をすることから、このようにSIMロックがかかった状態での販売が続いていました。

しかし、海外ではその逆で、電話機の販売とSIMの販売が分かれているのが当たり前で、電話機自体は7〜10万円ほどしていた(これが普通だった)のです。

その後、日本でも海外の電話機が販売されるようになり、Appleの直販でiPhone5sからSIMフリー版が販売されたり、Nexus5がSIMフリーで販売されるようになった為、キャリアもそれらの機種を販売する場合、SIMフリー版を販売しなくてはならなくなりました。その為日本国内にもフリーSIMの需要が急速に高まっていきました。
※Nexus7(2013)のLTE版はSIMフリーです。

そういう理由で、電話機の値段は高い(普通の)値段で販売されるようになったのです。

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SIMフリー端末の増加

そして「フリーSIM機(端末)」とはこれら「SIMロックがかかっていない、どのSIMでも利用できる端末」を呼ぶ言い方です。

因みに現在SIMフリー機はこれだけあります。
※それぞれの機種に「SIMフリー版とSIMロック版」が存在しますのでご注意ください。

◇アップル

iPhone 5s/5c
iPhone 6/6 Plus
iPad Air
iPad Air 2
iPad mini 2
iPad mini 3

◇LG

LG G2 mini

◇Google

Nexus 7 (2012)
Nexus 7 (2013)
Nexus 9
Nexus 4
Nexus 5
Nexus 6

◇ASUS

ZenFone 5
MeMO Pad 7
ASUS Pad
Fonepad 7/LTE版
Fonepad Note 6
Fonepad
PadFone 2

◇ファーウェイ

MediaPad M1
MediaPad X1
MediaPad 7 Lite
IDEOS
S31HW
S41HW
S42HW
GS03
GL07S
302HW
Ascend G6
Ascend P7
Ascend Mate7
Ascend G620S

◇ZTE

Blade Vec 4G
Light Tab

◇ノキア

Nokia 6650
Nokia 7600
Nokia 6630
Nokia E61

◇HTC

機種不明

多いですねー。w
日本もようやく世界の仲間入りをし始めた(鎖国が溶けてきた?)ように感じます。w

iPhone SIMロックフリー版 販売を停止

実はそんな中、流れに逆行するニュースが入りました。
2014/12/9に、SIMロックフリー版の iPhone 6と6 Plusの国内販売が停止されました。 再開は未定だそうです。
Appleジャパンでは「理由はノーコメント」としており、よくわかっていません。 ネット上では「急速な円安のため?」などの憶測が飛んでいますが、個人的には「フリーSIMを利用したユーザーからの問い合わせに対応しきれないのでは?」と考えています。w Appleは比較的サポートがしっかりしている。 それを「フリーSIMはサポート外です」とか言えないので、なんとかしようとしていたが、フリーSIM業者が急速に増えたことにより、対応しきれなくなったのではないか? と思っています。w

このようにフリーSIM機が増えると今度はSIMの需要が増えてきて、日本でもSIMのみを販売する会社が増えてきました。(特にこの1年で増えました) ここでは、この(電話機は売らないで)SIMだけを安く販売する会社(業務)を総じてSIM販売と書きます。

このSIM販売ですが、ちょっと多くて調べきれませんでした…。w
中々小さい会社もあったりして、ネットでは見かけたらチェックのような「一期一会」的なところもあります。ww

SIMフリー docomo電波は繋がらない

さて、本題です。w
長かったですねスミマセン…。(^_^;

このフリーSIM。基本的にはdocomoの電波を流用しています。 つまり、フリーSIM販売会社がdocomoの電波を借りて売っている状態なのです。

また個人の話になりますが…。
私は元々docomoユーザーだったのですが、会社であまりにも電波が入らないことに腹を立て、 auユーザーになりました。 docomoの電波は弱い…。
これと全く同じ現象がNexus7(2013)でも起きていました。 私が現在使っているのは、 OCNモバイルONE です。これもdocomo電波を使っており良く電波が切れ、「昔docomoを使っていて、良くそうなっていたなぁ…」と思い出しました。w 現在私のガラケーがauなので、そのauの電波の具合と比べるとNexus7(2013)(docomo電波)はとても弱いのです。
先日法事で山形へ出かけた際、実家の家の中ではauは4本アンテナが立っているのに、docomoベースのNexus7(2013)は圏外になってしまいました。 外へ出ても状況は改善できず、docomoはアンテナがギリギリ1本立ったり切れたりというお粗末な状態でした…。orz もちろん「docomoベースだからではなく、OCNの契約でそういう弱い電波しか取得できない」という可能性も否めません。 ですが、docomoのiPhone利用者に確認したところ、同じような電波状況でした

実はauの電波が強い理由がありまして。「周波数」なんです
最近はCMで言わなくなりましたが、少し前は「auは800Mhzだから繋がる」っていうのをしきりに言っていました。
前記事でも書きましたが、電波は周波数が下がれば下がるほど、貫通性が良くなり、逆に通信速度が下がります。 auではそのあたりうまくやってるんですかね…。 実際の利用価値だけで言うと「速いよりも繋がるほうがいい」のは当たり前。w 最近のLTEだって、結局はLTEが入りやすい場所でしか高速ではないのです…。(LTE電波がちゃんと入る、高速で利用できる場所は限られていて、それ以外は3Gになったり、もっと遅いガラケー電波になったりします)
そんな最中、auの電波を使うことを売りにしたフリーSIMが登場しました。
※知っているところだけ書きますね。

◇mineo(マイネオ)

いち早くauの電波を取り入れて、話題になっています。

◇UQ mobile

(auの子会社 12/18から業務開始)

このくらいです。
ですが、ここでお伝えしたいのは UQ mobile です。
この会社、KDDI(au)の子会社なんです。w これによって、auも本格的にMVNOサービスに着手する事になるようです。 電波がauというだけでもかなりのイニシアチブなのに、料金も安い!

ちなみにMVNOとは…

仮想移動体通信事業者(かそういどうたいつうしんじぎょうしゃ、Mobile Virtual Network Operator, MVNO)は、携帯電話やPHSなどの物理的な移動体回線網を自社では持たないで、実際に保有する他の事業者から借りて(再販を受けて)、自社ブランドで通信サービスを行う事業者のこと。対義語として、自社網をMVNO事業者に提供する側を、移動体通信事業者(MNO)と呼ぶ。

つまり、ここで書いているフリーSIM販売会社の事です。

このUQ mobileが結構良さそうなので、
個人的には「このUQ mobile に乗り換えようかな」と思ってます!ww
あれ? 対応端末にNexusが無い!
iPhoneも無い…。 策略?ww

まぁ、そのうち誰かが「Nexus7(2013)でやってみたとか、iPhoneで使ってみたという記事を上げるでしょうから、それを待つことにしましょう…。(^_^;

★後日談…
Nexus7(2013)はauが使っているの電波の種類に対応していないため、利用できない事が判明しました…。orz

これまでスマホの料金が高いとお困りの方、そろそろフリーSIMも検討されてはいかがでしょうか?

最近はデータ通信のみではなく、音声通話もSMSもできるプランもあります。 なので、電話機としても使えて、月々がすんごい安くなる。 これを見逃す手はないのでは!?(^_^;

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LTEがもたらした「スマホが不要になる秘策」(Nexus7(2013) その2)

今回は前記事Nexus7(2013)の続き(その2)を書きます。

前回、一番高価な Nexus7(2013)LTE を購入しました。

妻の一言で、一番高いNexus7(2013)を購入した私は、やはりというか罪悪感の様なものを感じていました。
元々ノートパソコンが買いたかったのですが、Nexus7(2013)を選んだこと、そして最も高い種類を買ったことで、やっすいノートパソコンだったら買える値段になってしまったのです…。

どうせなら「誰よりも便利に使えるようになる」w

まぁ、買ってしまったからには後悔しても始まりません。w
Nexus7(2013)をちゃんと活用できるようになろうと思い、届いたNexus7(2013)を紐解きます。

nexus7_0002

nexus7_0003

…ん? 取扱説明書は?…。

ありません…。

あれ?同梱物一覧は?

ありません…。

↓どうやらコレが取扱説明書のようですw
nexus7_0004nexus7_0001

シンプルすぎ!?

説明書はググれ!?

少々混乱してきましたが…。
ちょーっと考えて… 「あ、説明書は本体の中にデジタルで入っているのか」と理解しました。
「やっぱ、最新のモノは進んでるなー」と思い、電源をON! 起動画面が始まりました。しばらくすると初期画面が開きます。立ち上がりはIS05とは比較にならないくらい速いです。
その後はずーっと画面指示に従い初期設定を行い、やっとHome画面にたどり着きました。初期設定の時点で自宅の無線LANには繋がっています。

「よし」、で。
マニュアル、マニュアル…。

そんなものは、ありません…。

こ…これは…

「勝手に情報を検索(Google商品なので、正に ググる)して、勉強しなさいと!?」

そういうことですね!?ww

外国製品…恐るべし…。
いや、もちろん日本語が使えますが、製品のコンセプトというか、内容というか、凄まじい驚きを隠せません。ww
凄すぎます…。

しかし、これまでずっとIS05(Android機種)を使い続けていたおかげで、特に迷うことなく、普通に使う分には困りませんでした。(^_^;

LTEってなに??

色々な設定を覗いているうちに、LTEってなんだ?(今更ですが) と思い調べてみると…。 実は4社くらいから「フリーSIM(携帯電話会社のSIMではなく、SIMフリー(どこのメーカーのSIMでも利用できる)端末に使う為のもの)」が日本でも発売されていました。
これまでは、全く興味なかったので、調べてもいませんでしたが、色々見てみると様々な値段で、様々なコースが存在します。

◇私が目をつけた、「OCN モバイルONE」 の当時のセットメニューです。

・SIM購入 3,800円(手数料込み)
・980円コース

料金:980円@月
30MB@日までは4G(150Mbpsの高速通信)が使え、その後280kbpsに通信速度が下がる。
毎日0時に回復する。
通信速度が280kしか出ないが安い。

・2GBコース

料金:1,580円@月
2GB@月までは4Gが使え、それを超えると280kbpsに通信速度が下がる。

※今はもっと安くなってますよー。

嘘のような値段……だとしたら…

という具合で…。

えっ!? 何この値段!?
というのと
ウソでしょー、何か仕組みがあるんでしょー?

という疑問が渦巻いてました。w しかし、色々調べてみても悪い噂はなく、どうやら本当にこの値段のようです…。

で。ここからが重要!
ということはですよ…。

◇IS05(au)

6,500円@月 x12ヶ月 = 78,000円/年

◇Nexus7(2013)にフリーSIM

980円@月 x12ヶ月 = 11,760円/年

◇差額

78,000円(IS05) - 11,760円(フリーSIM) = +66,240円!?

あれ? これって、Nexus7(2013)本体の値段を1年足らずで回収できるんじゃん!?

◇auをガラケーに戻し、780円@月のコースに変更

au780円@月 x 12ヶ月 = 9,360円/年
差額+66,240円 - au9,360円/年 = +56,880円!

年間、56,880円も浮く!

十分元が取れます。w
これは即決、すぐに購入w

LTEを導入する

届きました〜!
(すみません、箱は捨ててしまったので写真は無しですw)

開くと(当たり前ですが)ただのSIM1枚と、簡単なネットでの申し込み方法とかが書かれたものが入っています。
なんか、Nexus7(2013)の説明書で慣れてしまい、あまり気にはならなかったのですが、これ…。結構敷居が高いですよねぇ…。

先ずは、説明書通りにネットで登録をおこないます。
基本的な住所とか名前とかと、同梱されているIDだけの入力です。
コースは、最初は980円/月で試すことにしました。
登録は完了。

あとはNexus7(2013)にフリーSIMを入れて…。

あれ?何をすれば良いのだ??

そのままでは全く繋がりません…。
仕方ないので、ネットで調べてみると、OCNモバイルONEではありませんが、他社SIMで困っていた方が多いようで、色々な設定方法が書かれていました。また、Nexus7(2013)が売れている機種なので、Nexus7(2013)での設定方法を書かれているページも見つかりました。

それを見ながら、設定を済ませ…。

繋がらない…。 orz

更に色々なページを検索すると…「一旦、再起動するか、電波OFFモードに変更して回復すると繋がります」と書かれていました。「そうか」w。 電波OFFにして、元に戻し…。

つながった〜!!(^o^)/

これで、Nexus7(2013)は家の中だけじゃなく、日本国内?どこでもインターネットを使えることになりました。w まるで小さなカゴから飛び出して世界が広がったような感じです。ww

auのデバイスをガラケーに戻す

あとは、auです。
スマホからSIMを取り出し、元々使っていたガラケーに入れます。
うむ。問題なく動きます。(私は最初からどの携帯でも同じSIMが利用できる設定にしていました。設定変更はauの支店で行えます)

auでプランの変更をする

次の休みの日。
auへ出向き、早速780円のコースへ変更。店員さんからは「なぜガラケーに戻すのですか?」と聞かれ、「Nexus7(2013)を買ったからです」と答えましたが、当時の店員さんにはチンプンカンプンだったようです。ww

これで、スマホが必要なくなりました。
Nexus7(2013)で、大きな画面で、全く同じこと、いいえ、もっと多彩なことができるようになったからです。
フリーSIM 恐るべし。 そして妻、ありがとう!ww

後日談です。

auから請求書が届きました。

これまで2台で9,800円前後だったものが、2,800円前後に落ちているのを見て、

「よし!」

とガッツポーズを取ったのは言うまでもありません…。(^_^;

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↓左から 16GB 32GB 32GBLTE です。
※私が使っているのは 32GB(LTE) です。


この記事の 続きを書きました〜。(^o^)/