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SIMロック解除に向けた総務省の動き


「宇宙から来た少女」「私は、神」少女はそう言った。「宇宙から来た少女」シリーズ。宇宙から来た不思議な少女と周囲の人々が織りなす、突拍子も無い物語が始まる!

今回は、2014/12/22に発表された、総務省による「SIMロック解除に関するガイドラン」について書いてみます。



SIMロックとは…

スマートフォン等の移動端末に電話番号などの情報を書き込んだSIMを、各キャリア(電話会社)が他のメーカーのSIMに交換できないようにロックすること。

です。

そして、SIMロックフリーとは…

SIMロックを解除して、どのメーカーのSIMでも利用できるようにすること。

です。

今現在、SIMロックフリーとして売り出されている端末以外は、基本的にこのSIMロックがかかっています。
つまり、他社の安いSIMを利用できない状態です。

2014/12/22に総務省から「SIMロック解除に関するガイドラインの改正」という文書がネットにUpされました。

これは、2010/6/30に発表された「SIMロックを解除できるようにしてほしい」という政府のガイドラインに対して、docomo以外がほぼそれに応じない(無視する)形で現在に至っており、「どうなっとんのじゃー!」という会議が開かれた。という議事録です。(^_^;

簡単に書いてしまうと…(あまりに長いので、全部は読んでいませんが…)

・SIMロックしないで販売すべき
・SIMロック解除を要望する個人に、すぐに応じられる体制を作るべき
・SIMロックの費用は個人に負担させない形にすべき

などなど、多くの会議内容が書かれています。
しかし、これは法律としてどうこうではなく…

政府はこう考えています

というガイドラインにすぎません。
つまり、強制力は低く、各キャリアが従うかどうかは微妙なのです。
そして(これは個人的な見解ですが)どうやら政府は…

2020年の東京オリンピックまでに、外国人観光客が自分のスマホを便利に扱えるように整備する

というのが目的のようです。
前記事「dococmoは繋がらない…? (フリーSIMについて)」にも書きましたが、日本は携帯電話・スマホに関して端末的にはそれなりだと思いますが、電波(利用費)的には最も遅れた国の一つです。 世界中の基準は「SIMロックフリー」が当たり前で、海外旅行に慣れた人はまず到着した国で現地の安いSIMとか、プリペイドのSIMを購入して利用します。 故に外国人の中には「SIMロック って何?」という人もいるかもしれません。ww

政府としては、それを海外基準に落としたい。 という狙いがあるようです。
まぁ、そうですよね。w 「日本、遅れてる〜♪」とならない為にも必要な事だとおもいます。w
多分ですが、オリンピックまでに日本のスマホ技術は良いところまで行くのではないでしょうか?

実は今現在でも、政府が進めているオリンピック対策がいくつかあります。



◇日本人が英語を使えるように整備

日本人は中学校から高校、大学とほぼ10年近く英語を学びます。 なので、基本的なものは身についている筈なのですが、なんでしょう…「外国人恐怖症」というか、「恥ずかしがり屋」というか、異常なまでに英語を拒絶します。 事実、私の身の回りでも「私が英語で外人と喋っているのを横で聞いていると、何を言っているのかわかる」人が多いのですが、話し慣れていないので「自分の言いたいことをどう言ったらいいかわからない」という人が大半です。 現在政府からは「店舗、公共の職の人は英語を覚えて喋れるようにしてください」というような依頼を出しています。



◇英語併記の案内板の徹底

海外から日本に戻ってくると「案内板の英語の少なさ」にびっくりします。 基本的に日本語が(なんとなく)読めるのは中国語圏の方(なんとなく漢字が読める)だけ。 なのに英語の表記の少ない事少ない事…。 これが経済大国か? と目を疑います…。orz なんかこう… 海外の人は日本に来なくてもいい というのを感じるのです。 そして中国語圏の方にも読めないのが「カタカナ」です。 日本語の勉強は「ひらがなから始まり、漢字が混ざってきて、カタカナは勝手にやって」というのが多い様なのです。というのもカタカナはあくまでも音を意味するものなので、あまり学習内容に組み入れられません。 というか、カタカナで「ロビー」とか書くなら英語で書けよっ!っておもいます。w この「カタカナ」も日本人を英語離れさせている要因の一つだとおもいます。(ナンデモ堂 ってカタカナですけどね…あ、英語じゃないですね…ww こういう少し斜に構えた印象を持たせる為にも使われていますね…orz) まぁ、戦争の影響なんでしょうけれどね…。 敵国の言葉を使えないので、カタカナという日本語で表記せざるを得なかったのかなと…。 でも今は違います。

つまり(急に話が戻りますw)、日本語が読めない人には、案内看板は全く役に立たない…。 これではねぇ…。ww

話がそれましたが…。
このように海外(世界)基準に情報整備を整えないと、正直東京という、世界でトップランクの人口過密都市でオリンピックを行うというのは無謀でしょう。 それにむけた第一歩としてSIMロックフリーを求めているようなのですが、キャリアが素直にそれに準ずるとは思えません…。(^_^;

今現在の状態では、一応キャリアは反発しながらも、一応応じるような形に見えますが。 今後どうなるんでしょうねぇ…。

今、SIMロックフリー端末に変更を考えている方は、少し様子を見た方がいいかも知れません。
何れ、お手持ちの携帯がSIMロックフリーにできる可能性が高いので…。

 

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