前回、「周囲の電界がタッチパネルの認識容量を超えている」を説明しました。今回はその続きで…
(本当に)壊れている
について説明します。
↓つづく
(本当に)壊れている
「ここまでやって解決できない場合」はハードウェア的に本当に壊れていることを疑わなくてはなりません……。
※最初にこの記事を読んでしまった方はこれまでの記事もご確認ください。
「タッチパネルが割れた」とかではない限り、タッチパネルそのものが壊れているということはまず無いのですが、その制御基板が壊れているという可能性はあります。
スマホやタブレットは「精密機器」です。故に「水没した」とか「落とした」という事で本当に壊れる可能性があります。その場合には修理・買い換えが必要です。
★★ タッチパネルのチェックツールを作りました。
簡易的ではありますが、簡単にタッチパネルのチェックができるツールを作ってみました。宜しければお試しください。
仮に「画面の一部だけがどのアプリを使っても反応しない」というような事が起きている場合(上記ツールでも「色が変わらない場所が固定されている」場合)、「ハードウェアの問題(本当に壊れている)」の可能性が高いので、その場合は修理を依頼してください。
タッチパネルのチェックツールではちゃんと塗りつぶせるのに、他のアプリではタッチパネルの反応が悪い場合は「ハードウェアの問題ではなく、ソフトウェアの問題である可能性が高い」です。
▼アプリ単体の問題かもしれません
そのアプリが現在利用しているOSバージョンに適合しているかチェックしましょう。
▼アプリの競合の可能性
1.多くのアプリを入れすぎているをご確認ください。
▼修理を依頼する場合
正規の店舗では、修理よりも買い換えの方が安いことが多いです。取り敢えず見積もりだけ取ってみて、修理価格を確認しましょう。
※2017.05追記
最近、ガラス割れなどであれば1万円以下で修理してくれるお店が出て来ました。この手のお店は基本的に正規の店舗ではないので、これらのお店で修理を行うと「改造」と判断され、元(正規)の保証が受けられなくなる可能性があります。修理を依頼する前に必ず確認しましょう。