今回は、Q4iのその3を書いてみたいと思います。
前記事 「Q4i HD200が届きました(Q4i その2)」の続きです。
前回「なんとかホバリングはできるようになったけれど、反転する(こちらを向く)と墜落する(操縦技術不足)」という記事を書きました。
室内で墜落するという事は、墜落を感じてスロットルを上げた「最大出力」状態で、壁に当たったりして 自分に向かって落ちてくる事がある。 ということなんです。w
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私は墜落しても機体に損傷がないようにと思い、ベッドルームで練習していました。 しかしそれが良くなかったのかも…。
と言うのも「座って操縦していた」為に、落ちてくる機体を避けることが出来なかったのです…。(^_^; まぁ、これは個人差がありますが、少なくとも私は避けられませんでした。ww
繰り返し、反転の練習をしてなんども墜落を繰り返しているうちに、いくつか過ちをおかして負傷してしまいました。w それについての説明と私のとった対処を書きたいと思います。(^_^;
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◇一つ目の過ち
墜落した機体を拾って、水平な床へ戻します。
その際に「プロポを床に置いて、機体を取りに行く」のですが、服(マイクロファイバーガウン)の一部がスロットルに引っかかり、自分が拾い上げる瞬間に機体のプロペラが回転してしまったのです…。w
丁度機体を上から掴む感じで持っていたため、回転する4本のプロペラが指にあたり、指を切ってしまいました。ww
中指の絆創膏は、外すと血だらけになるので、外しませんでした。ww
◇二つ目の過ち
私は「2度はないだろう」と思ってしまい、そのまま続けていました。w
二つ目の過ちは、その「慢心」と「自分に向かって落ちてきた」事です。 狭い部屋で飛ばしているとすぐに「自分の後ろに行ってしまう」のですが、先に書いたように私は座って操縦していた為すぐに向きを変えることができず、「振り向いたら落ちてきた」という状態でした。w
この時は偶然爪に当たったため、負傷はありませんでしたが「プロペラが折れました」…。orz
もともとこのセットには予備プロペラがついているのですが、交換用の工具がついていないのです…。
※マニュアルにも別売りと書いてあります。
仕方ないので、その日の練習はそこまで。 急ぎ交換用の工具をポチッとしました。
工具自体は安いのですが、ショップからの購入の為、送料がかかって結局799円。
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さて。
こんなことで落胆してはいられません。w 練習を続行するにあたり、どのように対処すべきか考えました。
ここからは対処編です。w
◇機体の持ち方の変更
これまでは不注意だったとも言えるのですが、上から本体を持つようにしていました。
ですが、この持ち方だと赤丸と青丸で書いたように、プロペラが不意に回転した場合、指を負傷してしまいます。
そこで↓こうしました。
ガードの外側を持つ。
これならプロペラが回転しても負傷せずに本体を抑え込めます。
◇電源コネクターの差し込みと、プロポの電源の入れ直しは機体を裏返して行う
機体の電源コネクターの差し込みは「プロポの電源を入れた後」で行うのがルールですが、実はこの方法だと本体とプロポのシェイクハンド(通信完了)が上手くいかない事がありました。 その為どうしてもプロポの電源を後から切って入れ直す必要があったのですが、この際のルールとして「機体を裏返してから、プロポの電源の入れ直しを行う」事にしました。
これによって「機体のプロペラが暴走しても、浮き上がらない(機体が裏返しなので、地面に吸いつけられる)」という効果があります。 その後、プロポと本体のシェイクハンドが終了したら、本体を元に戻してジャイロのキャリブレーションをさせます。 これでちゃんと飛びます。w
◇防具をつける
今回の負傷によって、まず気になったのは「目」です。
人体の中で「外気にさらされて、一番柔らかい部位」です。 こんなオモチャで失明などしたくありません…。(^_^;
そこで常用しているサングラスをかけます。 ただ…私は目が弱いので一番光をカットしてくれる黒いものを愛用しており、それだと室内でラジコンをするにはちょっと不向きです(見えません)…。
しかーし。 私の持っているサングラスは「レンズを交換できるタイプ」なのです。(^_^;
Coolens 商品ページ
これは5枚のレンズが付属していて、必要に応じてすぐにレンズが交換できるのです。
これをつけて目を保護します。
更に指も切っているので、手袋もします。ww
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そんなこんなしていて「あー、早く工具届かないかなー」なんて思いながら、予備プロペラを取り出すと…。
そこに、工具らしきものが…。
え?( ̄Д ̄;)
「うおー、失敗したー」と言いながら、Amazonで注文した799円(送料込み)をキャンセルできないか調べます。
…時すでに遅し…そこには 「発送済み」 の無情の文字が…。
Amazonでは、不良などの不具合以外の返品は「元払い」なので、返送に最低でも950円の送料がかかります。 つまり、この商品を返送したら更に損をする結果になる…。 なので、返送ができないのです…。orz
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喜び半分、悲しみ半分… 早速プロペラを交換します。w
プロペラは「単純にモーターの軸に圧着しているだけ」なので、上手くすれば工具が無くても外せそうなのですが、そんな無茶をしてモーターの軸が曲がってしまっては元も子もありません…。 工具を使って慎重に交換しましょう。ww
ここで気づいたのですが。
パッと見、プロペラには白と黒の2種類があります。 ところがこの白と黒にさらにAとBという種類があり「実は4本が別のプロペラ」である事に気付きました。 プロペラをよく見ると…。
AとBの羽の傾きが逆なのです。
白A
白B
黒A
黒B
つまり、Aのモーター(白と黒)と、Bのモーター(白と黒)は反転しているという事ですね。
「あーそれでバランスがとれるのね」 と納得。(^_^;
元々(2枚羽根の普通の)ヘリコプターの垂直ローターは必須のパーツです。 これがないと墜落します。(原理は書くと長くなるので、省略w) まぁ、軍隊などで使われている水平ローターが2枚のものが反転してバランスを取っているのは知っていたのですが、それを逆にくっつけて4枚組み合わせていたとは知りませんでした…。(^_^;
確かにこの方法なら、4枚の推力調整だけで、機体の角度(移動方向)を制御する事が可能になります。
良く考えたな〜…なんて偉そうに関心しながらも…。
あ、だから移動させたりすると推力(高度)が落ちるのか… と納得。w
実はこの方式だと、推力だけで機体を傾けて移動させようとするので、その瞬間高度が下がります。 そのため、最も操作が難しいのはスロットルの微調整です。(^_^;
?ってことは、白黒は関係なく、AとBを間違えなければ良い? という事になりますね。w
あくまでも白と黒は前後を認識させるための色変えなのでしょう。 まぁ、実際には高速回転しているプロペラの色なんて見えないので、全部同じ色でも構わない位ですが…。w
ということで、プロペラ交換完了。
お? 良く見ると…
度重なる墜落で、他のプロペラも結構損傷しています。
これは、4本セットで交換した方が良いのかも…。
と思いましたが、貧乏性&まだまだ下手くそなので、壊れた一本だけを交換。w あとどれだけ壊れるかわからないので、さらに予備プロペラ(今度は4本交同時換用w)を購入。
白黒がないので、白青にしました。(どうせ高速回転したら、色なんてわからないしw)
飛ばしたときに前後の目安になるのは、機体のLEDだけです。w
この商品は、パーツがすぐに手に入って、本当に助かります。ww
このアドバンテージは大きいです。(^o^)/
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プロペラ1本交換だけで飛ばしてみるも、問題なさそうです。
暫くはこれで室内でうまく飛ばせるように練習します。( ̄Д ̄;)
(無風の晴れた日がまだ無いので…)
最後に。
一応推奨年齢が14歳以上になっていますが、このような危険性が含まれているということを認識した上で、お子様に差し上げることを推奨します。
小さな頃から失明なんて、悲しすぎますしね…。
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つづくw