前回「既知のバグと電池の消耗」について書きました。
今回は「ポケモンの強さ」について書いてみます。
様々なサイトで計算機だとか、色々な情報が飛び交っていますが「なんか信憑性に欠ける(情報元が信用できない)」ものが多いと感じます…。 そこで、自分なりに調べてみた結果を書いていきます。
ある程度やってらっしゃる方なら既に「CPがポケモンの強さである」事はご存知かと思います。 では「それはどのように成り立っているのか?」とか思ったことはありませんか?
私はそういうところが気になるのです。w
※予測(考察)を含みます。ですが「元ゲーム関係者(ゲーム会社に17年居ましたw)」の私にとっては「ほぼ合っているだろう」と思える事です。w
ポケモンの強さはCPなのか?
答えは「YES」です。
しかし「CPだけではない」と感じます。
と言うのも、例えば…
技の出る速さ
実際にジムで戦う場合「HP(生き残れるか)と技の出る速さ(短時間に何回出せるか)が重要」だと感じます。
つまり「CPだけが勝っていても、実際に勝てるわけではない」のです。
◇HPは「生残り勝ちできるか」 であり
◇技の出る速さは「相手よりも多くの回数攻撃できるか」です。
この「技の出る速さ」についてはどこにも情報がないのですが、実際に見えないパラメーターで持っており、ジムバトルを経験していく中で
「AポケモンにはB技が有効」
という事が分かってくる感じがします。
もちろん「属性的な有効性」は重要ですが、同じ属性でほぼ互角のCPを持ったキャラをぶつける場合、それぞれが持っている「技」の種類によって優劣が決まる感じがするのです。
まぁ「属性的に有利なポケモンをぶつける」というのが基本なんですが…。w
なので、強いポケモンを作るというところに限界を感じたら、こう言った「技はどれがいいのか(早さ)」とかも考えてみると意外な方向性が見えてくるかもしれません。
同様に、以下「ポケモンの見えない強さ」について書いていきます。
強いポケモンを作る
では、どうやって強い(CPの大きい)ポケモンを作るのか。
まずは基礎知識です。
Getしたばかりのポケモンには違いがある
Getしたばかりのポケモンには違いがあります。
- CP
- アークゲージ※後述します
- HP
- (次の強化に必要な)ほしのすな
- (次の強化に必要な)アメ
- 重さ
- 高さ
- 技の種類
などです。
間違いなくこれら以外の「見えない要素」が存在して、それもポケモンの強さに関わっていると想像できます。
そして、色々調べてみたところ…
- CP
- アークゲージ
- HP
- ほしのすな
が重要っぽい事がわかりました。
アークゲージ
まず「アークゲージ(円弧のゲージなのでそう名付けましたw)」について解説します。
↓これです。
これ、ポケモンによって全然違っているのに気づかれましたか?w
実はこれ…
この種類のポケモンの中でどのくらい強いのか(最大強化状態に近いのか)を表したもの
の様なんです。
それはつまり…
これを見ると「捕まえた瞬間に、強い方なのか弱い方なのか判断できる」ということです。
ポケモンは250匹しか保持することができません。 故に必ず何かしらのポケモンを捨てる(博士に送る)ことをしなくてはなりません。
ですが、その際…
どのポケモンを残したら良いのか?
Get直後なら…
このポケモンは捨てていいのか?
というジレンマが生まれます。w
普通に考えると「CPを比べる」訳ですが、かなり慣れていないと「このポケモンの最小・最大CPなんて覚えてない」ので、捕まえた時は判断できず、ポケモンリストで他の同じ種類のポケモンと比較しながら「ああ、弱かったんだ」と理解して捨てるという動作が必要になります。
ですが、仮に「大量のルアー状態で、ポケモンが入れ食いなのにそんなことやってられない」ということもままあります。w
つまり、捕まえた時のポケモン詳細画面で…
「このポケモンは同じ種類の中で強いのか弱いのか判断できたらいい」
訳ですよね。w
その解決策がこの「アークゲージ」です。
このゲージは左が弱い・右が強いで、右へ振っているほど強いという意味です。
これを見ると一瞬で「強い方なのか弱い方なのか」が判断でき、弱いポケモンを拾ってすぐに捨てることができます。
こうすることで、ポケモン入れが満タンで捕まえられないのを防ぐ事が出来る様になるのです。
ドードーを49匹リストアップしてみた
次に「見えている要素を比べることで、見えない要素を確認」してみます。
以下、ドードーを49匹調べてみた結果です。
先に表の中で分かり辛いものを解説しますね。
ゲージ
これは先に解説した「アークゲージ」の事です。
表にするにあたり、↓このような簡易ゲージwを作って計測しました。
スマホにトレペを乗せて、ダーマトでトレースしました。w
これをスマホに被せて計測します。
左端が0、右端が100です。
背景が青いポケモン
アークゲージの次に気になっていたものがあります。 それがこの背景が青いポケモンです。
同じ種類でも同じCPでも青だったりそうでなかったりしていて「絶対に何か理由があるんだろう」と思っていました。
表にしてみて分かった「見えない要素に関わっているもの」
表にしてみたところ以下の差異が見つかりました。2点です。
同じCPの個体にアークゲージとHPに違いが有る
今回のドードー49匹の中で「同じCPを持つもの」が数体いました。
それらのパラメーターを比べると「アークゲージとHPに明らかな違い」が見つかりました。
CP171の2匹
まずはこのCP171の2匹。
アークゲージが少し高く、それに比例してHPが高い。
CP290の2匹
次にCP290の2匹。
アークゲージが高くても、HPが低いものがある。
CP145の3匹
最後にCP145の3匹。
こちらはCP・アークゲージが同じなのに、HPに違いが有る。
CPの低い個体のHPと星の砂がCPの高い個体よりも高い
こちらはCP321の個体の方がCP327の個体よりも能力が高いと思われる例です。
◇CP321はCP327よりもゲージが高く、星の砂の量が多い
CP321の個体は「HPはCP329に負けているが、星の砂の量が同じ」です。つまり「CP321はCP327よりも初期値が上」なのではないか?と想像できます。
強さを判別する「見える要素」は
以上のことから、ポケモンの強さを判別する「見える要素」は…
- CP
- アークゲージ
- HP
- ほしのすな
であると言えます。
ですが、アークゲージは微妙な違いを見た目で判断できないので、一旦考えないことにします。
考え方はこうです。
↓優先順
- ほしのすなの多い方が強い
- (ほしのすなが同じなら)HPの高い方が強い
- (ほしのすなとHPが同じなら)CPが高い方が強い
青いBGのポケモンの優位性は不明
そして今回の調査では「青いBGのポケモンの優位性」はわかりませんでした。
しかし、何かしらの優位性があるのだろうと思えるので、上記3項目の4項目目にでも「青いBG」を加えておくと良いかもしれません。
それ以外の要素「技・重さと高さのアイコン(XL・XS)」はどうやら個体差のパラメーターとしては利用されていない様です。
以上、ポケモンの強さについての考察でした。
困った時の尺度にして頂ければと思います。m(__)m