ペット用 マイクロチップについて(迷子ペットを探す技術 その3)

今回は(ペットに入れる)マイクロチップについて書いてみたいと思います。

前回の「ペット用GPS首輪」の続きです。
前々回の記事で「マイクロチップ」に関して少し触れました。 その後、個人的にもマイクロチップに関してどういうものなのか興味が湧きもう少し調べてみましたので、書いてみたいと思います。w

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マイクロチップとは…

マイクロチップは、直径2㎜、長さ約8~12㎜の円筒形の電子標識器具で、内部はIC、コンデンサ、電極コイルからなり、外側は生体適合ガラスで覆われています。
それぞれのチップには、世界で唯一の15桁の数字(番号)が記録されており、この番号を専用のリーダー(読取器)で読み取ることができます。
動物の安全で確実な個体識別(身元証明)の方法として、ヨーロッパやアメリカをはじめ、世界中で広く使われています。
わが国でも、近年犬やねこなどのペットを中心として利用者が急増しています。

です。(環境省自然環境局

↓今回の記事の基本的な情報はこちらの引用です(一番信用できるかなと…w)

環境省自然環境局 総務課 動物愛護管理室

公益社団法人 日本獣医師会

 

◇マイクロチップを導入する意味

これまでずっと言われてきた「マイクロチップを導入する意味」は…

  • 突然の迷子
  • 災害
  • 盗難
  • 事故

が起きた際に、ペットは自分の名前も住所も言えないので、その代わりにマイクロチップによる「身元証明をする」という意味がありました。 しかし、最近ではそれだけではなく「遺棄の防止及び遺棄された動物の飼い主(犯罪者)の捜索」の為のものという意図が加わってきました。 この遺棄の内容には「悪徳ペット販売業者(悪徳ブリーダー)」も含みます。

 

★マイクロチップそのものに関する情報は、上記政府のリンクが一番分かりやすいと思うので、そちらをご覧ください。
今回はデータから見る実際 に焦点をあてたいと思います。

 

◇収容に関するデータ

ここでリアルなデータを見てみましょう。
保健所などに引き取られ、殺処分された頭数のデータです。
どうか目を背けずにしっかり見てください。

平成25年度

◇犬

引き取り総数:114,813
飼い主から
成熟個体:10,096
幼齢の個体:1,673
所有者不明
成熟個体:39,729
幼齢の個体:9,315

処分数
 返還数:15,130(全体の13%)
  返還数のうち幼齢個体:79
 譲渡数:16,950(全体の14%)

 殺処分数:28,569(全体の24%)
  殺処分数のうち幼齢個体:4,373

◇猫

引き取り総数:115,273
飼い主から
成熟個体:11,467
幼齢の個体:13,700
所有者不明
成熟個体:23,726
幼齢の個体:66,380

処分数
 返還数:305(全体の0.2%)
  返還数のうち幼齢個体:79
譲渡数:16,023(全体の13%)

 殺処分数:99,566(全体の86%)
  殺処分数のうち幼齢個体:59,387

です。
但し、この数値には負傷によるもの(事故回収)を含みません。

 

◇収容データから分かること

引き取り数は「飼い主から依頼されたものと通報などにより回収されたもの」に分けられます。

飼い主から依頼される数の意外と多い事…。 もちろんこの中には「飼い主が高齢で亡くなった」などのやむを得ない理由があると思います。ですが、(しつけられないとか)手に負えなくなったとか、飼えなくなったとかの理由で引き取られる個体が最も多いのではないでしょうか?
これはあくまでも人間の理由によるものですね。

そして「飼い主から→幼齢の個体」というものは、生まれてしまったけれど、経済的に飼うことができないなどの理由から引き取り依頼されたものと思われます。(それぞれの項目に関する説明がないので予測です) 本来飼うことができないとわかっているなら、去勢させるというのも飼い主の責務なのですが、それを怠り出産させて、飼えなくなったから引き取ってもらうというのも都合が良すぎる気がするのですが、捨ててしまうよりはマシということでしょうか…。
これも人間の一方的な理由です。

次に「所有者不明→幼齢の個体」ですが、これは「捨て犬・捨て猫」の類だと思われます。
ここではっきりと差が出ているのが、犬と猫の差です。
犬→所有者不明→幼齢の個体:9,315
猫→所有者不明→幼齢の個体:66,380
捨て猫は捨て犬の7倍も居るんです。
これも人間の一方的な理由です。

次に返還数は「無事に飼い主の元へ戻ることができた数」だと思われます。
犬は13%なのに対して、猫は0.2%とこれまた差が顕著です。

次に譲渡数は「誰かが新たな飼い主となり引き取ってくれた数」だと思われます。
つまり、収容されて殺処分される前に、優しい方に引き取っていただけた(命を助けてもらった)個体の数です。
こちらは犬も猫も割合はほぼ同じ。

最後に殺処分数は「収容されてから3〜7日」(飼い主による依頼の場合は即日)に殺処分された数です。

犬→殺処分数:引き取り数の24%
猫→殺処分数:引き取り数の86%

犬も猫も引き取り数(収容数)はほぼ同じ。そして譲渡数もほぼ同じ。 なのになぜ猫の殺処分数がこれほどまでに多いのでしょうか?
決定的な違いは「飼い主の手に戻らない(返還数が低い)」事です。

重い話が続きましたが、マイクロチップに戻ります。
実際にリアルなデータを見ていただいてどう思われたでしょうか??

もちろんマイクロチップを入れないよりは入れたほうがいいと思いますが…。
ただ、それ以外にも「首輪に(連絡先などの)名札をつける」などのマイクロチップ以外のやり方はある気がします。 自分の子供にはランドセルとかにつけさせますよね? 場合によっては小学生に携帯を持たせる方もおられる位ですし…。

しかし「災害時などに暴れて首輪が外れてしまう」ということがあったらしく、より「マイクロチップの導入」を推進する声が高まっている様です。

そう考えると「首輪だけでは完全ではない」のかもしれません。

因みに…

平成25年の犬登録数:6,747,201
平成25年の猫登録数:(全国区の資料が見つかりませんでした)

で、犬は登録数の1%が収容されている(25年度登録数と25年度収容数なので、確実な%データになりませんが…)ことになります。

つまり極端な言い方をすれば、大きな公園に犬が100頭遊んでいたとしましょう。そのうち1頭は収容されているという計算です。

◇マイクロチップの問題

現在、マイクロチップが完全に安全であるということは言えません。
外国では「マイクロチップが癌を引き起こす」、「マイクロチップが入れてあったのに、保健所で検知することができずに殺処分されてしまった」ということもあったようです。

今現在、マイクロチップは義務・強制ではありません。
あくまでも推奨であり、飼い主に委ねられています。
また、日本の法律でも「近々動物販売業者に、今後販売する動物に対してマイクロチップを義務付ける」という予告がされていたりしますが、まだ確定ではありません。

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ペットの生活および生死は飼い主に委ねられており、群れボスたる飼い主がどのように振る舞うかでペットたちは幸せになったり不幸になったりします。

言い方を変えると「ペットにとって飼い主は、神であり、ボス」なのです。 その責任を全うできる形でペットを飼っていただけたらと思う、今日この頃です…。
m(_ _)m

 

迷子のペットを探す技術 その4 を書きました。

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ペット用 GPS首輪(迷子ペットを探す技術 その2)

今回は「ペット(犬猫用) GPS首輪」について書いてみます。

前回、GPSではない「迷子札 Anicall」をご紹介しました。
そこで「ペットにGPSをつけたら色々困るからつけていないのでは?」と書きましたが…

そもそも「GPS首輪」ってあるのか? と思って調べてみたところ「あったw」 ので、それについて書いてみたいと思います。ww

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GPS首輪の種類

まず、検索してみたところ、いくつか見つかりました。
どうやら大きく分けると3種類あるようです。 以下はそれぞれの特徴です。

◇オリジナル電波式

発信機から直接電波を発信し、それを受信機で直接受信する方法。

  • 電波が日本の電波法に違反していないか心配。
  • 基本的に到達距離も2kmなどの本格派。 但し、電波到達範囲外は全く無力。
  • 利用料がかからない
  • 電池が長持ちしない
  • 重量が重い
  • 電波の範囲内なら地図表示も可能なものもある
◇携帯電話の電波式

発信機から携帯電話の電波を発信し、それをインターネット越しに受信する方法。

  • 日本の携帯電話会社が対応していなければ、日本国内では使えない。
  • 月額の利用料が必要なはず。
  • 電池が数日もつ(6日程度)
  • オリジナル電波式に比べたらやや軽量か?
  • ペットが携帯電話の電波が届くところに居るなら、日本中で見つけることができる。
◇Bluetooth式(GPSなし)ちょっと今回の意図から外れますが…w

発信機からBluetoothの電波を発信し、スマホなどのアプリで受信させる方法

  • Anicallと同じく「専用アプリをインストールした人が多い事が前提」
  • GPSはスマホ・タブレットのものを利用する形
  • 利用料などはかからないものが多い
  • 電池の寿命が長い(1年くらい)
  • 専用アプリ前提(他人次第)なので、見つかる確率は比較的低い(無いよりはまし)

という感じです。
では、個々の製品を見てみましょう。

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◇オリジナル電波式

■中・大型動物用GPS首輪発信器 GLT-01 (オリジナル電波式:日本)

メーカーが日本のもので、所謂 「生態調査」に利用される、本物 です。ww

150MHz(周波数が低く、貫通性が高い)の無線局として登録されており、無線免許不要です。
メーカーは CIRCUITDESIGN,INC. で、サブタイトルに「日本の電波法に適合した国内唯一の動物生態行動調査用発信機開発メーカー」とあります。 間違いなく本物です。ww

それから、このメーカーの商品の中に「小中型動物用発信器 LT-03(受注生産品)」というのがありまして。 アライグマ・うさぎ・たぬきなどの小中型動物用発信器 だそうです。 これまた本物なのですが、サイズ的には丁度犬猫用になりそうです。ww お値段が書いてありません。(営業へ直接連絡ください方式)w アンテナが長いです。w 本物なので。ww

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■GARMIN Astro320(オリジナル電波式)

※写真がAmazonの商品リンクにつながっていますので、そこからこの商品の他の写真を見ることができます。

GARMIN(GPSの有名な企業です)から、こんなものが出ていた事がわかりました。w
どうやらオリジナル電波を利用した本格的なもので、商品ページの写真を見る限り「非常に良さそう」なものです。(上記写真をクリックすると、Amazonの商品ページへ飛び、他の写真を見ることが出来ます)

まさに「オリジナル電波式の個人用」な感じがします。
あ、値段を見つけました。w

79,000円。

うむ。高いけど納得の値段。ww

どうやら狩猟に使うようで…

  • 犬がどの方向にどのくらいの距離にいるか
  • 座っているのか、走っているのか分かる
  • 地図に表示される
  • 10個まで首輪が登録できる
  • 首輪単体は 25,000円

らしいです。

しかし、正直日本の電波法に沿っているかは微妙なのですよねぇ…。

……おや?

 

あ! 見つけた。ww
上記商品の現在売っている日本製Versionぽいものを。w

■DOG NAVI/ドッグナビ HT-01&DG-01 セット(オリジナル電波式:日本)

販売は複数の店舗からされています(狩猟グッズ関連の会社のようですね)。

  • 日本製(古野電気が開発した)
  • 狩猟者端末と技適マーク付きのGPSドッグマーカーのセット
  • 免許も登録も必要ありません。

価格:137,750円

重量:180g
連続使用時間:72時間
サイズ:W 90mm x D 52mm x H 46.4mm(突起部分含まず)

「狩猟用」というのがちょっとひっかかりますが、本来の「ペットがどこにいるのかリアルタイムで知る」という意味では最高の商品ですね…。
しかし、高いですね…。(^_^;

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◇携帯電話の電波式

■pawtrack(携帯電話の電波式:イギリス)
※クラウドファンディング 資金調達済み

2015年発売予定(未発売)
日本では ソフトバンクが利用できるようになる と書いてあります。w
価格:本体 125米ドル + 利用費 月額9.99米ドル

重さ:50g
マイクロUSB経由で充電(6日間に1度充電が必要。充電時間が4時間)

「猫専用に作られており、首輪が20cmしかないので、小さな犬なら装着可能かもしれません。」だそうです。w 日本にサポート拠点がありませんが、本当にソフトバンクがサポートするならビッグニュースですね。ww

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■WhistleGPS (携帯電話の電波式?:アメリカ サンフランシスコ)

2015年後期 発売予定(未発売)
値段:129米ドル + 利用費 月額5米ドル

元々Bluetooth式の「Whistle」を販売しています(99.95米ドル)。 こちらの技術を踏まえて、次にGPS付きを出そうとしているようです。

電波の方式や仕様などは不明で、現在予約を受け付け中。
細かい仕様が出てないのでわからないのですが、多分…携帯電話の電波式なのかなと…。
ただ、日本でサポート拠点が無いと無理でしょうねぇ…。日本の携帯電話の電波方式はちょっと特殊なので…。

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◇Bluetooth式(GPSなし)

今回の意図とは外れますが、こういうのもあるということで載せます。(^_^;

■StickR TrackR (Bluetooth式:アメリカ カリフォルニア)
※クラウドファンディング(資金調達済み)

発売中
値段:25 米ドル
直径:25mm
厚さ:5mm
バッテリー寿命:1年
電池:CR2016 ボタン電池1個
電波:Bluetooth 4.0

アプリは日本語化され、日本でも使えるらしいです。
ちょっと面白いのが…

  • 一定距離離れると、スマホと発信機の両方から音が鳴る。
  • iOSとAndroidの両方に対応。
  • 10アイテムを同時に追跡可能。
  • アンチセフトモード(盗難防止モード)があり、指定距離以上離れると、発信機から音が鳴り続ける。(音を頼りに追いかけられる??)

この商品はクラウドファンディングでしたが、すでに資金調達が成功し、商品化されています。

StickR TrackR 商品購入ページ

このページにカバレッジ(カバー率:実際にこのアプリを利用している人がどのくらいいるのかを色で示した地図)があるのですが、日本を見るとかなりの地域(主要都市)では利用者が居る事がわかります。

なんかこれ、安いし良さそうなんですが、アプリ依存なのでちょっと心配…。
要はこのアプリを入れて、BluetoothとGPSを常時ONにしている人が沢山居ないと、30m以上離れたら見つけられないことになるので…。(^_^;  それから日本のサポート拠点はないですね。

ちなみにアメリカ国内の送料は無料。 でも、国外でも+10ドルなので、34.95米ドルで送ってもらえるようです。

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◇人間式(時によりGPS使うかも)ww

■ペット探偵「ペットレスキュー」(人間式:日本)

発売中w

実際に人間が探すタイプの、迷子ペット探しのプロです。w
ここまでは「迷子になる前に」という予防策を書いてきましたが、ここでは「迷子になってしまったら」という対策 という意味で書きました。
相談は無料だそうですが、お値段が不明です…。(^_^;
本当に困ったら相談してみてはいかがでしょうか?

◇実際に迷子になったら

最後に「実際に迷子になった時」ですが、届け出・連絡は以下に行いましょう。

  1. 保健所
  2. 動物管理事務所(収容施設・愛護センターなどの呼称)
  3. 清掃事務所
  4. 区役所(土木課)、市役所(環境衛生課)、国道事務所、行政提携ペット霊園
  5. 警察
  6. 動物病院、獣医師会、動物園など
  7. ペットショップなど動物やフードを扱うお店

 

です。これらは全て「迷子ペット(野犬として扱われた場合を含む)が保護されやすい場所」です。

警察に届けても保健所に連絡が行ったりしません。なので全てに連絡しておきましょう。その際、マイクロチップを入れているか否か、詳しい特徴(可能なら写真をプリントして持ち込むとか)を伝えるとより良いかも知れません。所謂「迷子チラシ」を作るのです。

※いまだに「迷子チラシを電柱に張っている」のを見かけますが、それは違法なので絶対にやめましょう。

その際、首輪やリードは外れている可能性を考慮しましょう。

警察だけに届けて、保健所で処分されてしまうと言う事があったと聞きました。

また、これらの全てがそうですが「ペットを捜索してくれる施設ではない」ので、連絡方法に注意が必要です。

「困っています。もし、見かけたら連絡をください。」程度の「お願い」であるべきでしょう。

「探してください」と伝えても「そう言うことはやっていません」と断られるのは目に見えています。

 

今回は、外国の製品が多いですし、クラウドファンディングのものもいくつかあります。
ご購入、ご利用は自己責任でお願いします。m(_ _)m

↓続きを書きました。

マイクロチップについて(迷子のペットを探す技術 その3)


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猫用GPSは可能なのか?(猫での考察)

Anicall(迷子ペットを探す技術 その1) 

今回は「ペットが迷子になった時に探しやすくするツール」をご紹介します。

Anicall(アニコール)

このアニコール、ペットの首輪に小さなビーコン(発信機)を装着して、ペットが迷子になった際に探しやすくするツールです。

これまでペットが迷子になった場合、「闇雲に探す」しかありませんでした。 それを少しだけ探しやすくする発信機だと思ってください。 GPSの機能は無いため、地図に居場所を示すようなことはできません。 勿論その方が探しやすいのは確かなのですが、私が思うに「電池が1年間もつ。 重くない(ペットに負担がかからない)。」という条件を満たすにはGPSは少々不向きだと言えます。 そこを踏まえてこういう仕様にしたのかなと。

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このAnicallの商品は3種類ありまして…

◇つながる迷子札「コル」

2015年3月発売予定
価格(未定)

◇感情を取得する「アム」

2015年5月発売予定)
価格(未定)

◇健康を取得する「ヴォル」

2015年7月発売予定
価格(未定)

というものです。
何れもまだ発売されておらず、実際の使用感とか使用した人のレビューとかがまだありません…。
今回はあくまでも予測の記事だとご理解ください。(^_^;
上記3つのうち、今回は「迷子札 コル」について書いてみます。w
と言うのも、値段がわからないのもあるのですが、アムとヴォルは必要ないと思うので…。ww

さて、この「迷子札コル」ですが。
先ほど書いたように小さなのビーコン(発信機)を購入(価格未定)して、首輪などに取り付けます。

ビーコンの仕様

直径:31mm
厚み:10mm
重量:10g
電池;CR2032(ボタン電池一個)
通信方式:Bluetooth 4.1

アプリの仕様

iOS 7.1 以降がインストールされ
Bluetoothがオンになっていること。
・iPhone 4s 以降
・iPad(3rd generation)以降
・imad mini 以降
・iPod touch(5th generation)以降

だそうです。
Androidに関しては出す予定があるが、未定とのこと

 

繰り返しになりますが、あくまでも発信機であることに注意してください。 GPSはついていないので、地図画面に居場所を表示することはできません。 そのため、迷子になったからと言って「どこにいるか分かる訳ではない」し「放し飼いの猫のTrack情報を記録する訳でもない」のです。 ただ、このビーコンが付いている利点は大きいと思います

仕様を見ると、通信方式がBluetooth。 つまり、電波が遠くまで届くものではありません。 Bluetoothの機器をご利用になられた方ならお分かりかと思いますが、見通し半径40mくらい?が最大。途中に壁などがあった場合、10-20mくらいに狭まります。 また、電子レンジのような強い電波にも弱く、到達距離はどんどん短くなります。

では、どうやって探すのでしょうか?

※情報が無いので、予測です。w

ここで登場するのがアプリとネットワークの力です。
上記の通り、アプリがビーコンを認識できる距離は短い。
だとすると…
「見つからないのでは?」
という気がしますが、アプリが多くの人のスマホにインストールされていたとしたらどうでしょう?w
飼い主はペットがいなくなった事をアプリ上で「迷子」として登録します。すると、そのIDを認識した(他人の)スマホに「この子は迷子です」というような内容が表示されるようです。
ここからは完全に予想なのですが…。
それら「時間と場所」を飼い主に通知されるようにできたとしたら、「ある時間はここに居た」という事が飼い主には分かる事になります。 だとすれば「どの辺りを探すとよいか」という見当がつきます。 これなら闇雲に探すよりも圧倒的に見つかる可能性が上がります
そう。「目撃情報による捜索」です。

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ちょっと疑問なんですが…。 これ、小さな子供につけさせたらどうなんでしょう?ww
まぁ、それは規則違反になるのかもしれませんが…。(^_^;

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アプリには…

・写真
・名前
・都道府県
・犬種
・コメント
・性格

が登録出来るようです。

正直どこまで情報提供したものかが難しいところだと思いますが、あくまでもシステム内でだけ情報が提供・公開されるのであれば、登録する人も多くなり、迷子を探すことも楽になるかも知れません。
同様に「すれ違ったペット」が登録されているとこれらの情報が表示され、「名前などの情報が分かる」ようです。これを「ペット友達を作りやすい機能」と宣伝しています。

今のところ利用料は無く、商品購入費だけで利用できるようです。 これは良いですね。

政府からも「マイクロチップを入れよう」と推奨されていますが、まだまだマイクロチップに抵抗がある方も多くいらっしゃるようで、この商品はそういう方にも向いていると思います。
しかし、覚えておいてください。 保健所に捕獲された場合、このビーコンを認識できるアプリを保健所の方が持っている可能性は低いということを。 最近の震災などでもこのマイクロチップは非常に役に立ったと聞きました。 決して高いものではないので(個人的には)マイクロチップは入れておいたほうがいい気がします…。(6,000円くらいでしょうか…)
※マイクロチップは必ず獣医さんのところで入れてください。マイクロチップの導入は医療行為です。
※マイクロチップを入れたら、必ず登録を行ってください。入れるだけでは全く意味がありません。

では、もう少し広げてこの商品の将来性を考えてみます。

◇GPSを入れないのか?

最近、スマホをなくした時用に「スマホの現在地をGPSから調べることができる」ようにしたり、子供が迷子になったとき用に「キッズケータイからGPSを利用して、親の携帯へ現在地を表示する機能」があったりします。 ですが、この商品「コル」にはGPSが付いていません。 何故でしょうか? 先に「電池が1年持つ、重くならない」というのを書きましたが、それだけではありません。 確かにGPSが付いていると便利なのですが

「GPSの情報をどのように通信させるか?」の方が問題です。

GPSで居場所を知らせるためには「常時インターネットまたはネットワークに繋がっていなくてはならない」ため、通信機能をつけなくてはならなくなります。 現在、日本で簡単に通信できるのはLTEを利用した携帯電話電波の利用ですが、それをつけた場合…

・維持費が必ず必要になる
・毎日の充電が必要になる
・ビーコン本体が重くなる
・ペットへの電波の影響が心配

などの問題が発生するでしょう。
そして「毎日(数日に一回かもしれませんが)充電が必要」。 ということは「そのうち装着しなくなる(ヒューマンエラーを起こしてしまう)」という危険性を含みます。 これが一番問題です。 ペットはいつ迷子になるかわかりません。「(毎日脱着するのが面倒で)着けずに放置して忘れられる」よりは「常に着けて放置できる」方がより利点が大きいと考えるべきでしょう。

まだ価格が発表されていませんが、ちょっと気になる商品ですね。ww

続きを書きました〜。(^o^)/ ペット用 GPS首輪(迷子ペットを探す技術 その2)


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4K 試験放送に関するサイト

今回は 4K 試験放送 に関する情報がUpされているサイトを見つけましたので報告します。

Channel 4K

※Channel 4K は2016年3月31日に終了いたしました。

どうやらこちらのサイトで、今後の4Kに関する番組表だとか情報が上がるようです。
気になる方はチェックしてみてください。w

ちょろっと見てみた所では…

・4Kが見られる受信機およびテレビ・アンテナが必要
・無料のスカパー登録が必要(スカパーを使って放送されるようです)

と、結構敷居が高い…。

前記事にも書きましたが、これはあくまでも8Kを見込んだ試験だと思いますので、よっぽどお金が余っている方以外は手を出さないほうが賢明だと思います…。(^_^;

上記のサイトに番組表も出ているので、そちらも見てみるとちょっと楽しいかも…。ww

WiiとWiiUの通信速度を調べてみよう

今回は「WiiとWiiUの通信速度」について書いてみます。

最近、インターネット回線を光にしたこともあり、Wiiってどのくらいの通信速度なのだろう?と思い、早速測ってみました。

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自宅の環境

自宅には、以下のような状態のWiiとWiiUがあります。

  • Wii A(有線:純正アダプター)
  • Wii B(有線:PLANEX UE-100TX-G3)
  • WiiU (有線:純正アダプター)

Wii A はルーターのすぐ近くにあり、PCの部屋です。

Wii B と WiiU はルーターから一番遠いリビングにあります。

ですが、自宅内のネットワークは全てCat6(カテゴリー6)のLANケーブルおよび、1000BaseのHubで構成しているので、この際、距離は考慮に入れないことにします。
※リビングまで25mのLANケーブルを這わせています…ww

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計測サイト

最初は、計測サイトをYahooにしようかと思っていたのですが…。
WiiUはFlashに対応していない ことが発覚…。w
仕方がないので、Flashを使わないサイト(WiiとWiiUを同じサイトで計測できるもの)を探しました。
↓こちらが今回利用する計測サイト。

◇ラピッドネット 回線速度測定

※どうやら↑はなくなったようなので、Google検索で「speed test」と検索してみてください。すると、Googleのページ内で速度検索が行なえます。

ちょっとだけ計測に時間がかかるのですが、精度は悪くない様子で、変な動作も一切しません。

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 計測してみる

まずは、(最高速度を出すであろう)PCでの計測です。

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■PC
  • 45.3 〜 118.0 Mbps
  • およそ 100 Mbps

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ああ、そうでした。w
表示の説明をすると…

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■機材名
  • (最低) 〜 (最高) Mbps
  • およそ (ここに平均ではなく、実際に10回くらい測った結果、多く感じた[実効速度に感じる数値]を書きます) Mbps

---

という感じで書いていきます。

インターネットの通信速度は計測した時間・回線の混み具合などによって大きく左右されますが、だいたい連続で測っているのでご容赦を…。 なので、10回くらい測って「最低と最大の実測値」を書き、一番多く出た(記憶に残っている)数字を「およそ」として書きました。

で。改めてPCのデータを確認すると…

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■PC
  • 45.3 〜 118.0 Mbps
  • およそ 100 Mbps

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ふむ。
PCは予測通り100Mbps前後ですね。
自宅の光は100M契約なので、ちゃんと上限で測ることができている事が分かりました。

次に、PCと同じ場所にある Wii A です。

■Wii A(純正LANアダプター)

有線LAN

  • 5.1 〜 6.5 Mbps
  • およそ 6.3 Mbps

無線LAN

  • 4.9 〜 6.7 Mbps
  • およそ 6.6 Mbps

お…遅い。ww

どうやらWiiは「10Base(最高10Mbpsしか出ない規格)」らしいので、まぁ想定内ではあるのですが…。
しかし遅いですね…。(^_^;
このWii Aだけは無線LANの親機に近いので、有線と無線のどちらが早いか試してみましたが、ほぼ同じでした。 結果を見る限り「Wiiの性能がボトルネックになっている」と感じます…。

次にリビングのWii Bです。

■Wii B(PLANEX Wii/MacBookAir対応 USB2.0 有線LANアダプタ UE-100TX-G3)

有線

  • 4.7 〜 5.6 Mbps
  • およそ 5.1 Mbps

距離のせいなのか、アダプターのせいなのかWii Aよりも若干遅い結果です。
と言っても、Wii B はルーターから25mのLANケーブルの先にあるので、こちらの方が若干遅いのは当たり前なのですが、それほど影響がない(25mのLANケーブルが予想通り、それほど大きな通信の邪魔になっていない)事がわかりました。

次に待望のWiiUです。

■Wii U(純正LANアダプター)

有線

  • 10.4 〜 20.0 Mbps
  • およそ 16.8 Mbps

一応、本当に一応ですが、10Baseよりは速い結果が出ました。
「任天堂の新型機は、この程度なのか!?」 と思わされる散々な結果です…。w

一説には「Wiiが10Baseで、WiiUは100Base」ということなんですが、なんか結果が「ただ、WiiUは10Baseではなかった」ことしか分からなかった感が大きいですね…。 とても100Baseだとは思えない数値です。

なんかちょっと残念な結果になりました…。orz

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ちなみに…
ドラクエXの推奨速度は 3Mbps以上 が安定して得られる環境
だそうです。 意外と遅くてもいいんですね。w

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皆様もこのページをWii WiiUに読み込んで、測定してみてはいかがでしょうか?

Wiiのインターネットブラウザーから「ナンデモ堂 本店 Wii」で検索するとすぐに見つけられます。w

 

▲Nintendo Switchの速度も測ってみました
Nintendo Switchの通信速度を調べてみよう

[NextBtn href="https://nandemodou.com/2017-06-29_switch_speed/"]

 

もし、無線LANでWiiを接続していて、接続が不安定でお困りならこちら↓の記事がオススメです。

▲無線LAN中継機の効果を視覚的に見えるようにしてみた記事
無線LANが届かない対策(その4)電波を視覚化して中継機の効果を調べてみる

▲Nintendo Switchを「こうやって買いました」という記事
【購入方法】Nintendo Switchを3日で購入できた私が「やったこと」

 

 

 

 

室内で撮影してみた(Q4i その4)

今回は Q4i その4 を書いてみたいと思います。

前記事 「負傷しました…。(Q4i その3)」 からの続きです。

 

 

前回負傷について書きましたが、さらに保護パーツを付けましたw

これは、ブレードプロテクションカバーで、最初からローターの下に付いているものです。

これまでの負傷はローターの上からのものが多かったので「気休めにでもなれば」と思い、さらにもう一個を購入して上にもカバーを付けてみました。w 丁度ローターが上下からプロテクションカバーで挟まれた状態です。

Q4i_0023

付け方は簡単で、単純に裏返して四隅をテープで留めただけです。ww
こうすることで、自分に向かって落ちてきたときの負傷が減るかなと…。w 減るといいなと…。ww

操作感が変わるかな?と思っていたのですが、飛ばしてみた感覚では「特に変化ありません」でした

さらに ダイソー で100円の安全メガネを見つけて購入しました。ww
Q4i_0024

なんだか「メガネの上からもかけられる」らしいので、なかなか便利そうです。w
実は意外と、サングラスのレンズ交換が面倒だったのです…。ww 良いものを見つけました。w

さて、なんとか飛ばせるようにはなったので、次は機体のカメラで撮影を行ってみます。

MicroSDカードを本体へ差し込みます。

あ!…

本体の中へすっぽり入ってしまいました…。 ??

なんか…「これで良いという感じが全くしない」…。

取り出そうとしてもドンドンと中へ入り込んでしまう状況の中…なんとか、取り出しました…。ふぅ…。orz

本体をよく見てみると…

どうやら、差し込むべき場所の下に隙間があって、そこへ(間違って)入れてしまったら蟻地獄… という事ですね…。ww

Q4i_0010

で、再度… よく見ながら、よく感触を確かめながら 「サクッ」と差します。 あ、これこれ。これが正解ですね。 この手応えこそ本物。ww

これで本体の電源を入れると…。

おお、なんか新しいランプが光ってる。
本体の中のランプが青く光っています。 どうやらこれがSDカード認識ランプっぽいです。

次に「録画ボタン」を押します。

Q4i_0005

おお、SDカードランプが赤と青の点滅に変わりました。これが録画中ランプですね。わかり易い。(^o^)/

では、飛ばしてみましょう。

---- うぃーん と飛ばして… ----

で、これをウィンドウズへ取り込んで… あれ?

データサイズが 200k しかない…
「新型の圧縮技術か!?」

と思いながらダブルクリックすると…

「データが壊れています」orz

あら? なんで?? 元々壊れてたとか??
よくわからないので、もう一回やってみます。

…うぃーん…

Windowsへ取り込んで…
お、600Mbありますね。 これは正しいっぽい。w
案の定、再生すると正しく再生できました。 と、ここで理解しました。

電源コネクターを抜く前に、録画ボタンを押して「録画を止める必要がある」のです。
そうしないと、データが破損するようです…。(この辺もマニュアルに書いて欲しかったなぁ〜)

という感じで出来上がったのが↓こちら。w
今回は夜の部屋の中です。 かなり暗い部屋で、実際には「この明るさで本を読むのは結構辛い」という明るさです。(^_^;

YouTube「Weekender by HITEC Q4i HD200 室内撮影(夜)」リンク

一応「ぬいぐるみを撮影する」という想定で寄っていくような映像を狙っているのですが…。

このぬいぐるみがいる場所は出窓になってまして、この段の部分に乗ると、グランドエフェクト(地面効果:機体が下へ吹き出した気流によって、機体が持ち上げられる効果のこと)によって機体が浮き上がってしまうのです。
なので、ぬいぐるみの前から高さを合わせて近寄っても、ぬいぐるみの出窓の段に乗ると浮き上がってしまう…それを見越してのスロットル調整が必要なのです…。w

「ちょっと置く場所失敗したかなぁ…」 と思わなくもないですが、何事も修行です。ww

映像左上がぬいぐるみと同じ場所に置いてある一眼レフの映像で、メイン映像がQ4iの映像です。 こんなに暗いのに意外と綺麗です…。 晴れた外だともっと綺麗になるのかな?と、今から期待しています…。(^_^;

なお、映像は尺編集しています(なので3分弱です)が、色調整などの見栄えの調整は一切行っておりません

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つづくw

 

Hello! Zoomer(その2)

今回は、実家へ届いたハローズーマーのレポートです。w
クリスマス前に実家の母へ「ハローズーマーを送りました」

新年が明けて、実家へ年始挨拶へ行ってきたので、ハローズーマーの実家での可愛がられ方を書いてみたいと思います。w ハローズーマーの詳細については前記事で取り上げていますので、そちらをご覧いただくとして。
今回は実物を見た感想です。

もう、後半のMovieをご覧頂くと分かると思いますが…。w

ものすごい可愛がられ方で、実家では完全に擬人化しています。w 元々両親がロボを擬人化しやすいタイプなので、そうなのかもしれませんが、年寄りにとっては意外と面白いものなのかもしれません。

それに、結構良い動きをしています。 なかなか可愛いです。ww

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個人的には「そろそろ飽きている頃かなー」と思いきや…

私たちが家に入るなり「電源ON」。(私があげたのに)大自慢大会の始まりです。w 口調が完全に赤子相手の感じで、もうロボという域を脱している…。 もう…「玄関あけたら、2分で自慢」です。w

何故か「ポッキーちゃん」(昔飼っていたインコの名前です)と呼ばれ、コマンドが認識されません…。 それでも良いようで、私の母は「ポッキーちゃん、いい子ね」と言い続けます。w

見ているとだんだんと「寂しくなってくる(健気に思える)」と同時に「名前認識くらいはつけてあげたほうが良かったのでは? ねぇ、タカラトミーさん… 」 と思います。ww
「ズーマー」 と呼びかけるのがしっくりこない(日本のペットに無い名前である)のと、年寄りに言い辛いのがネックです。

現状でも十分可愛いと思いますが、「呼んだらこっちを向く」という機能があれば、さらにペット感が上がりそうです。ww

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↓その時の様子w (2:55付近の ゴン! が見ものですw)YouTube「Hello! Zoomer" in 実家ww」リンク

寝る を見たときは「あ、痛そう…」と思ってしまいました。w 私の中でも擬人化してますね。ww

こんな感じで、実家のZoomerはとても可愛がられておりました。
末長く、両親の相手をしてくれるよう、願っています。(^_^;

 

負傷しました…。(Q4i その3)

今回は、Q4iのその3を書いてみたいと思います。

前記事 「Q4i HD200が届きました(Q4i その2)」の続きです。

前回「なんとかホバリングはできるようになったけれど、反転する(こちらを向く)と墜落する(操縦技術不足)」という記事を書きました。
室内で墜落するという事は、墜落を感じてスロットルを上げた「最大出力」状態で、壁に当たったりして 自分に向かって落ちてくる事がある。 ということなんです。w

私は墜落しても機体に損傷がないようにと思い、ベッドルームで練習していました。 しかしそれが良くなかったのかも…。
と言うのも「座って操縦していた」為に、落ちてくる機体を避けることが出来なかったのです…。(^_^; まぁ、これは個人差がありますが、少なくとも私は避けられませんでした。ww

繰り返し、反転の練習をしてなんども墜落を繰り返しているうちに、いくつか過ちをおかして負傷してしまいました。w それについての説明と私のとった対処を書きたいと思います。(^_^;

◇一つ目の過ち

墜落した機体を拾って、水平な床へ戻します。
その際に「プロポを床に置いて、機体を取りに行く」のですが、服(マイクロファイバーガウン)の一部がスロットルに引っかかり、自分が拾い上げる瞬間に機体のプロペラが回転してしまったのです…。w
丁度機体を上から掴む感じで持っていたため、回転する4本のプロペラが指にあたり、指を切ってしまいました。ww

Q4i_0008

中指の絆創膏は、外すと血だらけになるので、外しませんでした。ww

◇二つ目の過ち

私は「2度はないだろう」と思ってしまい、そのまま続けていました。w
二つ目の過ちは、その「慢心」と「自分に向かって落ちてきた」事です。 狭い部屋で飛ばしているとすぐに「自分の後ろに行ってしまう」のですが、先に書いたように私は座って操縦していた為すぐに向きを変えることができず、「振り向いたら落ちてきた」という状態でした。w
この時は偶然爪に当たったため、負傷はありませんでしたが「プロペラが折れました」…。orz

Q4i_0020

もともとこのセットには予備プロペラがついているのですが、交換用の工具がついていないのです…。
※マニュアルにも別売りと書いてあります。

仕方ないので、その日の練習はそこまで。 急ぎ交換用の工具をポチッとしました。

工具自体は安いのですが、ショップからの購入の為、送料がかかって結局799円。

さて。
こんなことで落胆してはいられません。w 練習を続行するにあたり、どのように対処すべきか考えました。
ここからは対処編です。w

 

◇機体の持ち方の変更

これまでは不注意だったとも言えるのですが、上から本体を持つようにしていました。

Q4i_0012

ですが、この持ち方だと赤丸と青丸で書いたように、プロペラが不意に回転した場合、指を負傷してしまいます。
そこで↓こうしました。

Q4i_0013

ガードの外側を持つ。
これならプロペラが回転しても負傷せずに本体を抑え込めます。

 

◇電源コネクターの差し込みと、プロポの電源の入れ直しは機体を裏返して行う

機体の電源コネクターの差し込みは「プロポの電源を入れた後」で行うのがルールですが、実はこの方法だと本体とプロポのシェイクハンド(通信完了)が上手くいかない事がありました。 その為どうしてもプロポの電源を後から切って入れ直す必要があったのですが、この際のルールとして「機体を裏返してから、プロポの電源の入れ直しを行う」事にしました。
これによって「機体のプロペラが暴走しても、浮き上がらない(機体が裏返しなので、地面に吸いつけられる)」という効果があります。 その後、プロポと本体のシェイクハンドが終了したら、本体を元に戻してジャイロのキャリブレーションをさせます。 これでちゃんと飛びます。w

 

◇防具をつける

今回の負傷によって、まず気になったのは「目」です。
人体の中で「外気にさらされて、一番柔らかい部位」です。 こんなオモチャで失明などしたくありません…。(^_^;
そこで常用しているサングラスをかけます。 ただ…私は目が弱いので一番光をカットしてくれる黒いものを愛用しており、それだと室内でラジコンをするにはちょっと不向きです(見えません)…。

しかーし。 私の持っているサングラスは「レンズを交換できるタイプ」なのです。(^_^;

↓Coolens で5000円w
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Coolens 商品ページ

これは5枚のレンズが付属していて、必要に応じてすぐにレンズが交換できるのです。
Q4i_0015

早速、クリアーに変更
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これをつけて目を保護します。

更に指も切っているので、手袋もします。ww

そんなこんなしていて「あー、早く工具届かないかなー」なんて思いながら、予備プロペラを取り出すと…。

そこに、工具らしきものが…。

え?( ̄Д ̄;)

「うおー、失敗したー」と言いながら、Amazonで注文した799円(送料込み)をキャンセルできないか調べます。
…時すでに遅し…そこには 「発送済み」 の無情の文字が…。

Amazonでは、不良などの不具合以外の返品は「元払い」なので、返送に最低でも950円の送料がかかります。 つまり、この商品を返送したら更に損をする結果になる…。 なので、返送ができないのです…。orz

喜び半分、悲しみ半分… 早速プロペラを交換します。w

プロペラは「単純にモーターの軸に圧着しているだけ」なので、上手くすれば工具が無くても外せそうなのですが、そんな無茶をしてモーターの軸が曲がってしまっては元も子もありません…。 工具を使って慎重に交換しましょう。ww

ここで気づいたのですが。
パッと見、プロペラには白と黒の2種類があります。 ところがこの白と黒にさらにAとBという種類があり「実は4本が別のプロペラ」である事に気付きました。 プロペラをよく見ると…。

AとBの羽の傾きが逆なのです。

白A
白B
黒A
黒B

つまり、Aのモーター(白と黒)と、Bのモーター(白と黒)は反転しているという事ですね。

「あーそれでバランスがとれるのね」 と納得。(^_^;

元々(2枚羽根の普通の)ヘリコプターの垂直ローターは必須のパーツです。 これがないと墜落します。(原理は書くと長くなるので、省略w) まぁ、軍隊などで使われている水平ローターが2枚のものが反転してバランスを取っているのは知っていたのですが、それを逆にくっつけて4枚組み合わせていたとは知りませんでした…。(^_^;

確かにこの方法なら、4枚の推力調整だけで、機体の角度(移動方向)を制御する事が可能になります。
良く考えたな〜…なんて偉そうに関心しながらも…。

あ、だから移動させたりすると推力(高度)が落ちるのか… と納得。w
実はこの方式だと、推力だけで機体を傾けて移動させようとするので、その瞬間高度が下がります。 そのため、最も操作が難しいのはスロットルの微調整です。(^_^;

?ってことは、白黒は関係なく、AとBを間違えなければ良い? という事になりますね。w
あくまでも白と黒は前後を認識させるための色変えなのでしょう。 まぁ、実際には高速回転しているプロペラの色なんて見えないので、全部同じ色でも構わない位ですが…。w

ということで、プロペラ交換完了。

お? 良く見ると…
度重なる墜落で、他のプロペラも結構損傷しています

Q4i_0021

これは、4本セットで交換した方が良いのかも…。
と思いましたが、貧乏性&まだまだ下手くそなので、壊れた一本だけを交換。w あとどれだけ壊れるかわからないので、さらに予備プロペラ(今度は4本交同時換用w)を購入。
白黒がないので、白青にしました。(どうせ高速回転したら、色なんてわからないしw)
飛ばしたときに前後の目安になるのは、機体のLEDだけです。w

この商品は、パーツがすぐに手に入って、本当に助かります。ww
このアドバンテージは大きいです。(^o^)/

プロペラ1本交換だけで飛ばしてみるも、問題なさそうです。

暫くはこれで室内でうまく飛ばせるように練習します。( ̄Д ̄;)
(無風の晴れた日がまだ無いので…)

最後に。

一応推奨年齢が14歳以上になっていますが、このような危険性が含まれているということを認識した上で、お子様に差し上げることを推奨します。

小さな頃から失明なんて、悲しすぎますしね…。

つづくw

続きを書きました〜。(^o^)/ 室内で撮影してみた(Q4i その4)