今回は、超便利なレコーダー SONYの nasne について書いてみます。
nasne(ナスネ)は、ソニー・コンピュータエンタテインメント(SCE)より2012年8月30日に発売された、ハードディスク・レコーダー機能搭載ネットワークストレージ(NAS)。SCEでは「ネットワークレコーダー&メディアストレージ」と称している。
です。(Wikipedia)
本来の名前の由来は NAS(ナス:Network Attached Storage)で、ネットワークに接続されたハードディスク、なのですが。 実際にはファイルサーバーの役割も持ってまして、そのNASに登録したファイルをネットワーク上で書き込み、閲覧などが行えるようにする事が出来ます。
このNASに、テレビチューナーをつけちゃったのがnasneです。
多分、1台では足りず、買い足しをされているのでは?と思います(私だけ??w)。 私の家には、ハードディスクレコーダーが2台と、nasneが3台あります。ww 最初に購入したハードディスクレコーダーが超便利で、もう一台買いました。 普通のレコーダーなので、普通の大きさ(デッキのサイズと言いましょうか…)なんです。 こうなるとちょっと「次を増やし辛いな」とか、「ちょっと高くて3台目には手が出ないな」と思っていました。
そんなとき、ネットでnasneを見て「おや、これって…?」と思ったのが始まりです。w
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ネットワーク上で、家電をつなぐ「共通規格」なんですが…。 これまた訛りが多いらしく、相性によっては動かないのです…。 例えば… メーカが違うレコーダーとテレビでは繋がらないとか…。 そんな感じでとても良いものなんですが、なかなか便利に使えない(使い辛い)というのが正直な所です。w
さらに地デジ化されて、ちょっと不便になったのが「DTCP-IP(テレビ番組のコピー防止機能)」です。
DLNAに対応していても、このDTCP-IPに対応している機種は本当に少なく、且つ送信側(レコーダー)と受信側(テレビ)の両方がDLNAとDTCP-IPに対応していても、テレビ番組だけは見られない…ということが少なくありません。
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ところが… nasne はその辺りがかなり優秀らしいのです。
今度は自宅の例を書きますね。
■リビング
テレビ(Panasonic DLNA DTCP-IP対応)
レコーダーA(Panasonic DLNA DTCP-IP対応)
レコーダーB(Panasonic DLNA DTCP-IP対応)
■PC部屋
パソコンモニター(BenQの安いやつ)
PS3(PlayStation 3 DLNA DTCP-IP対応)
nasne x 3台 (DLNA DTCP-IP対応)
■ハンドキャリーアイテム
Nexus7(2013)
という構成です。
この構成で何が出来るかと言うと…。
※屋外利用はLTEが使えることが前提ですが、テレビを見たり録画を見たりするには、かなりの通信速度が必要ですので、基本的には持ち出しが便利です。
nasneのテレビ録画を見る(無料 室内・屋外)
テレビを見る(nasne経由>ソフト有料+500円 室内・屋外)
nasneにUpしてある動画を見る(室内・屋外)
自宅に帰ると、Nexus7(2013)の写真が自動的にnasneにUpされる
nasneにUpしてある写真を見る(室内・屋外)
nasneに録画予約をする(室内・屋外)
nasneの中のデータを消去する(室内・屋外)
nasneの録画番組を持ち出せる(室内・屋外 ネットに繋がらなくても見ることができる)
nasneのテレビ録画を見る
テレビを見る
nasneにUpしてある動画を見る
nasneにUpしてある写真を見る
nasneに録画予約する
nasneの中のデータを消去する
nasneのテレビ録画を見る
nasneにUpしてある動画を見る
nasneにUpしてある写真を見る
ができます。
凄くないですか?? (^_^;
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nasne自体にはテレビチューナーが1つしかついていないので、3番組同時録画ができるように3台にしました。
これまたすごいのが、ソニー系のアプリは、これら3台をまとめて表示したりできるので、まるで3番組同時予約ができるハードディスクレコーダーを見ているかのようです。w
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Nexus7(2013)でこれらの事をやるときには、別のアプリが必要になりますが、基本的にはソニーから提供されている無料のアプリで「これがやりたいなら有料」って感じですので、是非一度お試しください。
テレビ番組系の操作アプリです。
リアルタイムでテレビを見るのは有料プラグインが必要ですが、だいたいは無料で使えます。
nasneの録画を見る
nasneに番組予約をする
nasneの予約を確認、削除する
nasneの録画番組を持ち出せる(ネットに繋がらなくても見ることができるようになる)
テレビを見る
などができます。
大体のことは屋外(LTE)でも使えるのですが、LTEであってもかなり強い電波状態でないと、通信速度が追いつかず、2秒に一回バッファを取りに行ったりして「とても使えたものではない」事だけはお伝えしておきます。(^_^;
こちらはNASとして利用するのに便利なアプリです。
基本的にはTVSideViewでほぼなんでもできてしまうので、不要かも…。(^_^;
nasneの動画・写真を見る・削除する
が行えます。
こちらのアプリは(多分)DTCP-IPに対応していないのでしょう。データの操作が行えますが、テレビ番組はデータ表示できませんので、テレビ番組の抜き出し(ダビング10)には利用できません。w
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nasneは基本的に「見たら消すタイプのもの」だと思ってください。取っておきたい番組は通常通りの「ハードディスクレコーダーを使って、Blu-rayに焼いておく」しか方法がありません。
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で…ですね。
Nexus7(2013)でできることは、家中どこでもできるってことです。w
上記の環境を作ったら、家中どこででも(トイレでも、キッチンでも、リビングでも、子供部屋でも)上記のことが行えるってことです。w
さらに…
前記事の「万能防水袋 Ziploc」を使ったら…
お風呂でテレビが見られる
お風呂で録画が見られる
お風呂で番組予約ができる
ということになります。ww
これって凄くないですか!?ww
私はこれで長湯を楽しんでいます。(^_^;
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因みに「家中で無線LANが繋がらなーい」という方は、前記事の「無線LAN 届いていますか?」をご覧ください。
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ちなみに、PS3があると便利なんですが、PS3が無くてもWindowsとか、Macintoshとかで基本設定とかは行えます。 単純にパソコンからネットワーク接続でnasneにアクセス。ゲスト接続して、nasne_homeというドライブを開き、中にあるindex.htmlを開くだけで設定が行えます。
また、Windowsのみ、PC TV with nasne というアプリを入れればnasneを経由してテレビをみたり、録画をみたりできます。最初の14日間が無料で体験できるそうなので、試してから購入も可能です。w
※Macでもnasneの映像を閲覧できるソフトが出ました
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現在、ハードディスクレコーダーとしては nasneが最強 だと思います。(^_^;
これだけの能力を持っていながら、意外と安いんですよ。w 私は1プロジェクト終えたり、クリスマスだったり、ボーナスが出たときに、自分へのプレゼントとして買い足していました。ww
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因みに 1TBだと容量が足りない と思われているなら…
このnasneには1台外付けハードディスクが追加できるんです。
因みに↓これが私が実際にnasneに繋いでいる外付けハードディスクです。
これをつなぐと内臓1TBと合わせて3TB!!w
ポータブルハードディスクなら、電源も不要(USBから電源を取得するの)でとっても便利です。
nasneで不要になっても、元々Windowsで活躍していた「速度と値段のバランスのとれたポータブルHDD」なのでパソコン用としても重宝します。あまりに便利なので、3台くらい買ってしまいました…。w
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皆様も nasne お一ついかがですか??(^_^;
↓続きを書きました。\(^o^)/
●「torneがスマホにやってきた (nasne その2)