今回は、マルチコプターについて書いてみます。
最近、テレビで空撮の映像をよく目にするようになりました。
「クレーン(撮影用の天秤みたいなやつ)かな?」と思って見ていたら…垣根を越えてどんどん前に進んで行く映像を見て…
「うぉぉぉぉぉ…何これ!? どうやって撮ったんだ(??)」
となりました…。w
色々と調べてみたところ…
ラジコンヘリによる撮影
だと分かりました。w
これは面白い! と思った私は、どのようなラジコンを使って撮影しているのかを調べてみました。
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基本セット:16万円
全長:350mm
カメラ付き ジンバル付き(飛行中はチルト(上下PAN)のみ可能)
通信距離:500m(遮蔽物なし)
多分これが最も多く撮影に使われているヘリです。
4枚羽根のもので、16万円と比較的安価です。 大きさも35cmと持ち運びに便利で、700mくらいは離れられるそうです。「そんなに離れて見えるのか?」と思っていたら、スマホに実際に見えている映像が出せる(写っている絵を見ながら操作できる)という優れものでした。w
しかも、これだけ高価な物なのに、個人ユーザーが多い…。ww
まぁ、これまでのラジコンヘリの値段を考えたら妥当な価格ではあるんですが…。(^_^;
最初からカメラも付いているのですぐに空撮が楽しめます。GPSが付いていて、自動で飛んで戻って来ることも可能だそうです。w
本体のみ:23万円
全長:1045mm
カメラ別
推力:7kg(一眼レフ搭載可能)
通信距離:700m(遮蔽物なし)
うーむ… 使っていい写真が無いので、名前で検索してみてください。ww
こちらは本格的な撮影用ですね。 多分ですが…TBSの「THE 世界遺産」の空撮はこれです。
こちらは8枚羽根のもので、4枚羽根よりも安定して画像がブレません。 さらに推力が上がり「7kg搭載可能」だそうで、Canon EOS5 MkIII も搭載できるそうです。 カメラも何もかも別オプションなので、組み合わせが自由で必要な条件によって色々選べるようです。
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とまぁ、大きくはこの二つなんですが。
当然そんな高価なものが買える訳もなく…。
玩具レベルの撮影用ヘリはないものかと探してみました。
因みにこの手の3枚以上ローター(羽根)を持つヘリを「マルチコプター」と呼ぶそうで、ローターの枚数によって呼び名があります。
3枚 トライコプター
4枚 クァッドコプター
6枚 ヘキサコプター
8枚 オクトコプター
これらは元々人が入れない部分(火山・災害地など)を観測する目的で開発が始まったようなのですが、最近ではすっかり撮影用の用途が増えている様です。 で、マルチコプターで検索すると、冒頭にアマゾンの広告がありました。w 早速見てみると…
おー、あるある。ww
結構沢山の種類があって、どれがいいのか悩みます…。(TT)
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最初に目をつけたのが「ベストセラー1位」の機種。
11000円
30cmくらいの大きさで、ちょうどDJIのPhantom2によく似ています。w
しかし、何でしょう…レビュー(評価)が星5〜星1までバラけています。
良い評価は「良い」の一点張りですね。
悪い評価は…(こっちが大事w)
・一回動いたが、2回目から動かなくなった
・日本語の説明書は紙一枚のみ
・届いたら、羽根は折れてる、保護パーツも折れている
・すぐに壊れた。
・修理を依頼したが、分解して壊れた箇所の写真を送れと言われた。不親切な対応だった。
・利用したSDカードが壊れた
・羽根がガードに当たって飛ばない
・プロペラが回らないと連絡をしたら、2台目が届いたが、また回らない。アマゾンへ返品。
という「結構さんざんな評価」でした…。
中には同じ製品の京商(日本の有名なラジコンメーカー)製の方がいいという意見もあり。
ということで、早速SYMA社を調べてみました。
http://www.symatoys.com
おや? 英語と中国語のHPしか無い…。
おやおや? HPが超不親切でよく分からない…。ww
おやおやおや? 決め手のMovieにはリアルヘリと並走して飛ぶすごい姿が映っているのに、実際にラジコンヘリから撮影した映像が小さく片隅に出るだけ…。
おやおや??
これは詐欺の匂いがするぞ…
と思いました。(^_^;
会社を調べてみると…
http://www.symatoys.com/content/about_syma.html
あ、やっぱり。
中国、広東省の会社です。
さらに言うと、日本の代理店がありません。 つまり、販売しているのは「輸入販売業者」であって、個人輸入のようです。 ということは…
日本語でのサポートは受けられない
ということですね…。
技適マークに関しても記述がありません…。
ハイ、消えたー!
この会社の製品は買いません。ww
どうして、ベストセラーなのかと思ったら…
「何れPhantom2を買いたいから、この機種で慣らす」 ためのようでした…。w
なんだかAmazonのベストセラーもあてになりませんね…。
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では、2番人気のおもちゃヘリを見てみましょう。
8800円
ここからは手のひらサイズの「マイクロコプター」と呼ばれるものです。
これ、すんごく記事が多いんですよ。 とにかくYouTubeでも多いし文字記事も多いし、使っている人の人気も高い。
レビューは星5が最も多く、8%が星2以下です。
悪い評価の内容は…
・電池が充電できない。
・プロペラが上下逆に取り付けられており、地面に吸い付くだけになっていた。出荷検査がひどい
・プロペラが回るのに、全く浮上しない(上記と同じと思われる)
・録画されない
というものでした。何れも初期不良に見えます。
代理店は日本の会社 G FORCE(ジーフォース)のようです。
http://www.gforce-hobby.jp/products/H107C.html
これまた何でしょう…。
HPにやる気を感じません…。(^_^;
あと、気になるのが…
この機体と全く同じ「OEM商品らしきもの」が複数存在する事です。 つまり製造元は外国で、さらに多数のOEMがあって、ここに微妙に製品ごとに特徴が違う…みたいな感じなのかなと。
そんな感じで実際に使っている方のレビューを眺めていたら…。
「この製品を買うくらいなら、HITEC Q4i HD200 の方が画像が綺麗で良い」
というのを見つけました。
このレビューを書いている方は、この手のマイクロコプターがお好きなようで、5−6種類のヘリを所有していました。
そういう方のご意見ならと思い、今度は HITEC Q4i HD200 を調べます。
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10000円
ね? Hubsanとそっくりですよね??ww
同じというのではなく、多分ですが、設計提供というか技術提供が同じなのでしょうね。
その元となる製品に、独自のものを加えてオリジナリティーを出している感じがします。
おや…。
評価が、星5〜3しか無い!w
つまり、低評価の星2〜1が無いのです…。
最も悪い評価の星3を見てみると…
・Amazonの表記が紛らわしく、余分なものを購入してしまったので、星3をつけた(Amazonの評価)
・普通のヘリでは5分くらいで安定させられたけど、まだ安定したホバリングができない(技術の問題なのか、機材の問題なのか??)
というもので、商品に対する悪評らしい悪評が全くありません…。
早速代理店を調べます。
ハイテックマルチプレックスジャパン
おういぇ!(Oh! Yeah! の砕けた言い方?w) ちゃんとしてますね。w やる気も感じるし、いかにもラジコン屋さんという感じのHP。
さらにすんごい種類のパーツが揃えられており、「2台目からは自分で組み立てられるのではないか?」と思うほど…。
さらに「アフターサービスに自信がある」 とか 新品交換保証(不具合が出た、墜落させて大破してしまった、別なものを買おうかなとお困りの方へ、6800円でまるごと新品と交換します という太っ腹な保証) とか かなりいい感じがします。
会社情報からもなかなか良さそうな感じが伺えます。
東京都江戸川区西小岩に事務所を構え、サポートも電話番号を複数持っています。
社長さんが日本人の様ですが、それ以外の役員が中国人名ですね。ちょっとびっくり…。w でも、この会社はかなり綺麗に日本語が書けているし、信用できそうです。 さらにサポートのページもかなりしっかりしています。
その辺の個人輸入している日本人よりも、信用できそうな感じがひしひしと伝わってきます。ww
よし、これにしましょう!(^o^)/
早速ポチッとしようと思ったら…あれ??
同じものが色違いで1200円の差、さらに人気の赤は品切れで最長1ヶ月待ち…。
なんと! これは良いww
安くてすぐに届く 黒 にしましょう。ww
ということで、早速 黒をポチッとしました。w
あとは待つばかり…。
↑これはAmazonのページなのですが、販売者が代理店「ハイテックマルチプレックスジャパン」なので、サポートも安心そうです。
私は待つのは嫌いです…。orz
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つづくw