Skypeで作る 無料監視システム の後日談です。w
途中までは問題なく繋がっていたのですが、
一定の時間が経つと映像が切れる(音声は繋がっている)状態になることがわかりました。
切れてしまう時間はバラバラで、その症状が起きたときは、スマホ側を完全に再起動させなくてはならず、これでは監視カメラの意味がありません…。見たいときに見られない…。
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これは仕様として仕方がないものと思っていたのですが、長時間通話には向かないということなんですかねぇ…。電話機としてはダメなのではないかという気がしますが…。
どうやらこれも熱によるものではないか?という推測ができました。
初期のスマホって、起動にものすごい時間がかかるんです。
その間に冷めてるっぽい…。ww
つまり、冷え切らないんですね。
熱くなって停止→少し冷えて起動→熱くなって停止
このサイクルなので、徐々に冷めなくなってしまう。
と、言うことで…
ほぼ、スマホが熱暴走しているっぽいことが分かりました。w
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なので、対策として…
まず、昔使っていた不要なアプリを全部消す。
可能であればSkype以外を全部消したいところですが、それはできないようです。w OS的に削除できないのかもしれませんが、理由がわかりませ…。
む〜ん…。
少し動作が速くなった気がするが、改善しない…。
試しにスマホの蓋を開けてみます。ものすごい熱さです…。
そこで、気づきました。
あ、電池が発熱してるのか! とw
そこで、どうやって電池を冷却するか考えます。
う〜ん…としばらく悩んで…
思いついたのが「ヒートシンク」w。 あのCPUの上にくっついている、冷却装置です。
これは、熱を逃がすために、ワザとこのような長い凹凸をつけ、空気に接する表面積を増やすことで熱の拡散を促す装置です。基本的には車のラジエターと同じ原理ですね。熱交換装置…とは違うか。w
パソコンの中のCPUにはほぼこのヒートシンクがついており、そこにファンで風を送ることで冷却を行っています。
まず、電池のサイズを測り、それに合うヒートシンクを探します。
スゲーたくさんありますが、どれもサイズがのっていません…。orz
そこで、一番人気のありそうな アイネックス というメーカーのサイトへ飛び、サイズを調べます。
ふむ。30x30mmのちょうど良さそうなのがありました。
値段も550円とお手頃で、Amazonのページには書いてなくて悩んだんですが、「シール付き」でした。w
これは非常に重要で、熱を伝える特殊なシールでないと意味がないのです…。
ということでポチッとします。(^_^;
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届きました〜!(^o^)/
さっそく貼ってみますw
まず、電池の接着面を綺麗に掃除してー
両面テープになっている、接着テープをヒートシンクに貼ります。
で、ゆっくりと電池に貼ります。
なんでしょう…なんだか格好いいですし、3倍は性能が上がったように見えます…。ww
おーいいかも!?
間違いなく、ヒートシンク設置前よりも継続時間が延びています。
これ、効くんだなぁ…と今更ながら、感心してしまいました。ww
丁度これを試していたのが真夏の暑い時期だったのですが、効果はあったようで、良かったです。w
今となっては、冬になり、寒くなってきたので夏の頃のように触れられないほど熱くはなりませんが、ヒートシンクを触るとちゃんと熱くなっている(電池の熱を逃がしている)のが確認できるので、ほぼ満点と言えるのではないでしょうか?(^_^;)
まぁ。これで携帯電話機としての機能は果たせなくなったわけですが、使わなくなったスマホの再利用としては最高だと思います。ww